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カテゴリ:天文
1.ウィザード(魔法使い)星雲の撮影
11月に入ってもクリアーな夜空になかなか巡り合うことはありませんでしたが、新月時期になってやっと撮影できる好天に巡り会えるようになりました。今回は久々に星雲の撮影をおこなってみました。対象は、魔法使い星雲(Wizard Nebula:Sh2-142)です。 撮影は、鏡筒としてTSA-120(最終焦点距離:900mm)、カメラはASi2600MC Proを、フィルターはデュアルナローバンドフィルターのOptolongのL-eXtremeを使いました。 撮影の様子や画像処理を下の動画にまとめています。 撮影と画像処理の動画【写真をクリックで動画へ移ります】2.ウィザード星雲の最終画像 3日間、総露光時間5時間15分の撮影でした。 ウィザード星雲の最終画像撮影日:2025/11/24,25,26。 撮影地:南関東、自宅庭。鏡筒:TAKAHASHI TSA-120 (f=900mm) 。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi2600MC Pro (Gain: 250、冷却:-10℃)。フィルター:無し。ガイド:AstroStreet社オフアキシスガイダー。オートガイド:ASiair Plusを使用。ガイドカメラ:ASi220MM Mini。300秒露光で合計63フレーム撮影(総露光時間:5時間15分)。ダーク:5コマ、フラット:20コマ、バイアス:50コマ。画像処理:PixInsight (FBPP, GraXpert, SPCC, HT, NXT, StarReduction, CT)。 3.ハッブルパレットもどきへの挑戦 ウィザード星雲と言えば、青みを帯びた背景に不気味な黒模様の星雲が浮かぶ画像を思い描きます。ところが今回得られた画像は、真っ赤な焚火のような画像。あまりの違いに少々がっかり。少しでもハッブルパレットに近づようと、NarrowbandNormalization ツールを使って色味を調整してみました。この調整様子は、上記の動画の中にも掲載しています。 NarrowbandNormarization 処理画面このツールの使用法としては邪道と思いますが、この調整で得られた画像が下の画像です。少々ハッブルパレットに近づけた画像になった気がします。 NarrowbandNormarization 処理後のウィザード星雲の画像撮影日:2025/11/24,25,26。 撮影地:南関東、自宅庭。鏡筒:TAKAHASHI TSA-120 (f=900mm) 。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi2600MC Pro (Gain: 250、冷却:-10℃)。フィルター:無し。ガイド:AstroStreet社オフアキシスガイダー。オートガイド:ASiair Plusを使用。ガイドカメラ:ASi220MM Mini。300秒露光で合計63フレーム撮影(総露光時間:5時間15分)。ダーク:5コマ、フラット:20コマ、バイアス:50コマ。画像処理:PixInsight (FBPP, GraXpert, SPCC, HT, NXT, StarReduction, CT, NarrowbandNormalization, CT)、PhotoshopElementsにて強調。 4.あとがき 菜園でのサツマイモの収穫とデブリのツルの処分が完了して、天体に集中できるようになりました。初冬の夜空は、待望のオリオン座がシリウスを引き連れて昇ってくる様が何とも言えず勇壮に感じられます。やはり、冬の空は賑やかで楽しめます。 久々に銀河から離れて星雲の撮影を行いました。Optolong の L-eXtremeフィルターで得られた画像は、まるで鉄の精錬風景のような真っ赤な画像でした。日頃から目ににしている神秘的な魔法使い星雲の様子とはまるで違っていました。少しでもハッブルパレットに近づけようと思い、NarrowbandNormalizationの色調調整レバーをいじくっていたら、それらしい画像が得られました。今後は正真正銘のハッブルパレット撮影(SHO撮影)にも挑戦しようと考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 3, 2025 05:00:55 PM
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