サスライ日和

2004/11/24(水)09:03

シンガポールの格安航空バトル

旅(25)

テレビ東京で夜11時から放送しているニュース番組ワールドビジネスサテライト(WBS)は情報が面白いのでよく見るのですが、昨夜はシンガポールでの格安航空会社を特集していました。限定商品ではありますが、シンガポール~バンコク間の片道運賃が32円だそうです。32円ですよ!野菜も買えない値段ですよね。いったいどうなってるんでしょう。あまりに安すぎてかえって不安を覚えてしまいます。他にも格安航空会社が数社あり、300~2000円程度で限定発売しているそうです。通常でも大手航空会社の6割程度の運賃で運行しているので、大人気だそうです。 その中でもバリューモア航空(たぶん)はかなりの好感度を持ちました。頭が柔軟そうな社長で、業績が伸びるんじゃないかなぁと思いました。運賃をどんどん値下げし合うのは限がないので、格安運賃でありながらサービス向上を図っているそうです。他の格安航空会社よりも広めで革張りの座席、機内食付きで特色を出しています。私がすごく気に入ったのは、キャビンアテンダントの服装。制服のコストを抑えるためと親しみやすさをアピールするため、ポロシャツにコットンパンツ、足元はスニーカーと軽快で爽やかな格好。すごく可愛いかったんです。着陸時にはキャビンアテンダントが「あなたとお別れするのはかなしいけど~」という内容の歌を歌いながら離陸案内をしてくれます(笑)。TVの前だからか、頬を赤らめている彼女はすごくキュートでした。他にもタイ国際航空の子会社・ノックエアは親会社が万全のサポートをしており、パイロットをそこから派遣しているので安全面でも存在意義をアピールしていました。 それらの航空会社は現在シンガポール周辺しか運行していませんが、バリューモアは12月1日からオーストラリア・パース間を運行し、滑り出しは上場のようです。来年にはシンガポール~大阪間の運行も考えているそうです。もし実現したら、パースまでかなり安くいけそうですよね。経営が破綻しない程度に、格安運賃バトルをして欲しいですね。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る