吉原理恵子「銀の鎮魂歌」
機会があって本日久しぶりに聞きました。原作も擦り切れるほど繰り返し繰り返し読んで、愛しくて仕方ない作品なんですが、やはり今日も涙してしまいました・・・・・(T_T)わかってるんです。話の流れも台詞も。それでも毎回素晴らしい出来に感動してしまいます。キャストの皆様の熱演。そして素晴らしい音楽。脚本はもちろん吉原先生ご自身が担当されてより内容が濃いし本当に名作と呼ぶにふさわしい作品だと胸を張って言います。吉原さんの作品のすごいところはちゃんと必要性があって女性が出てくる。しかも重要なポジションで。この「銀の鎮魂歌」の出会いは文庫からですが、たまたま本屋に行ってあの波津彬子さんの美しいイラストが目に入って即買いしたんです。それまでにも吉原先生の作品は「間の楔」とか有名でしたので読んではいたんですが、この「銀の鎮魂歌」は衝撃でしたね。初めて涙しながら読んだBLだったと思います。本当すごい!!の一言です。これはもうBLというジャンルにとらわれない名作だと私は思います。CDでは主役が石田彰さんなんですよね。しかもキラって名前の(^^)お相手は森川さんです。お二人とも感心するくらい演技がうまい。いや、マジですごいです。特に彰くんの演技はもう胸にイタイ(><)ニュアンスわかります??もう切なすぎて、かわいそうすぎて泣けてきちゃうくらい胸にイタイんですよ(><)苦しいというか・・・・。とにかく何度も鳥肌立ててしまうくらいの素晴らしい演技です。とてもかわいくて、一途。そして何より清楚でまっすぐで美しいという吟遊詩人の役なんですが、彼にしか出来ない役だったと思います。私は彰くんの演じられた役で(アスランは別格にして)一番好きな役ですね。CDはジャケットも特殊パッケージで2枚組です。波津先生の書き下ろしイラストがたっぷり入った冊子付でとてもキレイです。一見ジャケットはシンプルなんでそれとはわからないです(笑)北欧の森の夜空って感じかな?タイトルも英語表記だし。マガジン・マガジンさんで今でも通販受け付けてますので興味ある方はこちらからどうぞ。太鼓判つけて、絶対損はさせません!!超オススメ作品です♪名作はいつまでたっても名作です。あらためて今日それを思いました(^^)そういえば吉原先生の自費製作でこれまた過去の秀作「影の館」をドラマCD出されたそうです。年明けに早速通販しようかと思ってます。