◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

2008/03/29(土)10:43

DVD 地球へ・・・「Expansion Disc II」

地球へ・・・(50)

いよいよ「地球へ・・・」関連のDVDも最後の発売。地球へ... Expansion Disc 2 ~君を想う宙~ 今回は18話から最終回にかけての総集編+キャストトーク。 編集された映像の合間合間にキャストの方のトークが入るって形ですね。 ミュウとキースの最後の戦いを主軸に、今回はキース視点での編集でした(^^)子安さんが「ステーション編」をやったときに、嬉しかったけど、これでスタッフ「責任取れよ!!」って思ったという話が印象的でした。 分かりやすい敵だったはずのキースの話を掘り下げたことで、彼の感情軌跡も追わなければならない責任が出来たと。 笑いながらそういう子安さんがめちゃいい♪ 子安さん的にも出生の秘密っていうシーンはもう少し先にやって欲しかったという思いだったようです。 それを知ることで感情がもっと繋ぎやすかったはずなので、「あそこはねぇ・・・」って結構子安さん的にもちょっとここは心残りがあるようですね。 こういう話を聞けたってのはちょっと貴重かも(^^)  キースの人間としての部分を担っているのがマツカだと話すマツカ元気くん。元気くんめちゃ可愛い♪  最終決戦に向けての人類側の準備。 そしてミュウの戦い。 次々死んでゆくナスカチルドレンの仲間。やっぱアルテラの死は可哀想でしたねぇ そして子供の感情のまま大人になったトォニイ。 ある意味他人に対して白黒はっきりしているから分かりやすいと。 グレー部分がないんですよね。 でも仲間の死があったから復讐しようとひとりで向った。 そしてマツカという同属殺しを、自分の意図するとこではないけれどやってしまったこと。それがあったからこその成長だという杉山さん。  そしてマツカの死。 キース的には感情を荒げてマツカの名前を叫んだけれど、その後、 感情を堪えて「後始末をしておけ」って言ったわけで。あの台詞に心で泣いているというキースの本質まで感じさせなければならないということで、ものすごく難しいなと思いながら。「これは見せ場だなと」 笑って答える子安さん♪ やっぱよく見てるよなぁ。 そして押さえるべきポイントをよく分かっている!!  マツカにとってキースは世界のすべて。 キースがいなくなってしまえば自分の世界まで終わってしまう。 それくらいの思いだったのだろうって。だから敵味方関係なく、キースを殺すものは敵となると。そういう元気くんの話を聞いて確かにそうだなぁと思いつつ(^^)  そして最終決戦。あの赤い暗い地球は本当衝撃でしたね。 ジョミーとキースは普通に出会っていたら、すごくいい友人になれたのではないかという斎賀さん。 最後は彼から伝わる悲しみを感じて憎むという感情もなかったと。 そしてキースはマザーに対して「好きにする!!」と言ったシーンは声が裏返ったけれど、それはキースの思わず出た感情ってことで、逆にそれがよかったと子安さんは思っているそうです。 確かに。  最後の戦いと伝承シーンはやっぱ涙ですねぇ 編集シーンの回想を入れる中、ジョミーとキースの最後の台詞が重なる流れはすごくキレイでした。 最後はメインキャスト全員がキャラに、そして「地球へ・・・」に対する想いを一言ずつコメントしてくださいました。それが調度EDの流れる中って形だったので、トーク終了と共に、風になびく花。 そして最後にあの蒼い地球が映ったので、この編集はナイスでしたね♪   そしてキャスト座談会2です。話題はシャングリラ学園に!!子安さん的にはあれはどうよ~!!笑う感じだそうですが、 これ、竹宮先生は毎回笑いながら聞いてるという話を斎賀さんがされてて、それならOKとのこと(^^)(←竹宮先生的には「マザー2号」がお気に入りらしいです♪) あの世界は阿部Pと根元さんの世界だと断言する監督!! ま、面白ければいいってことで。 「地球へ・・・」は作品自体が奥が深いんですよね。投げかけられたものに対して自分なりの解釈がいくらでも出来る作品だと、みなさん口をそろえておっしゃってました。確かに原作もそうだから、「私のジョミーはこんなこと言わない」とかってクレームとかも結構あったようです。でもそれもやっぱ作品を愛するがゆへの意見。 作り手としてはやはり監督の作るものだからっていうのはあったようですね。言われて納得する面も多々。 なるほどね。 でも監督はブルーとフィシスのガラス越しのキスシーンとかも考えられてたそうですが、それは阿部Pに却下されたそうです。 それは別に見たくなかったのでよかったよ(^^) そういやスタッフだけで遊んでアフレコしたそうです。 めちゃくちゃで、改めて声優さんってプロだなぁって感じられたとおっしゃる監督。 やはりテストでいいものが出来てしまうと本番はよりいいものを!!って計算とか別の感情入ってちょと難しいとおっしゃる子安さんと斎賀さん。シロエの神回では、テストで感情乗ってしまったそうで、個人的には1回目のテストのやつが1番だったと、すっごい悔しそうに言われた子安さんが印象的でした♪(^^)  やり切った感はありますか?って全然ないと第一声を上げたのは杉田くん!! あはは!!ま、確かにピンスポットの出演ですし、途中退場ですからね(^^) また時間があればじっくり「地球へ・・・」についてはみんなで語りたいといわれた斎賀さんの言葉で締めでした♪  最後は新作映像(?)すっかりMADですけど・・・。「地球へ・・・Coming Home To Terra」の斎賀ジョミーの歌にあわせてのビデオクリップです♪1コーラス目はミュウ。 2コーラス目はキース側。そして最終決戦の後にほんの少しだけ新作カットが!! 各キャラが出てただけって話なんですけどね・・・・  ってことで、いよいよこれで「地球へ・・・」関連作品も発売終了です。放送開始から調度1年ですね。 まだ1年って印象が強いんですけど・・・。 本当運命的な出会いだったと今でも思います。色々作品については語ってきましたが、それも最後かと思うと寂しい気もしますね。 (今までのDVD特典等の感想はこちら) この作品でまた素敵な色んな出会いがありました。 そういう意味ではやはり大きなものを残してくれたなぁと思います。ブルーへの解釈だけが心残りではありますが、それでも与えた影響は大きいかと。 自分の中でも絵について、もっと描きたい!!って思わせてくれるものでしたし(^^) 本当今までスタッフ・キャストのみなさまありがとうございました。 そして何より竹宮先生の素晴らしい原作に拍手!!一生思い出に残る作品になったことは間違いないですね(^^)    ←よろしければポチっとお願いいたします♪ 地球(テラ)へ... Expansion Disc 1~さよならを君に 地球へ... 8 最終巻 完全生産限定版 CD付

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