◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

2008/04/30(水)22:24

秘密-トップシークレット- 第4話「幸福な歌」

オオカミ少女と黒王子・ちはや/少女マンガ(81)

青木の姉からの緊急の電話。どうやら父が救急車で運ばれたようです。でもその前に事件会議が!!父のことを言い出せない青木は、事件の話を聞くことに・・・。  崖からバンが転落し、乗っていた老人3人が死亡、残る1人が意識不明の重体になる事故が発生した。 当初、この事故は、単なる運転ミスと思われたが、運転手の所在が分からず、またバンが盗難車と判明。 さらに、死亡した老人たちの胃から睡眠導入剤が検出されたことから、警察は事件として捜査を開始した。 そして、第九の面々は、捜査本部の要請で、死亡者たちの脳を検分することになった。死亡する30分前の死亡者たちの記憶を調べた薪らは、3人の老人がそれぞれ封筒を運転手に手渡し、運転手から配られたジュースを飲んでいるのを確認。 その後、老人たちが、なぜか"幸せなら手を叩こう"を歌っていることに気付いた。 画像の流れから、運転手が老人を眠らせた後、事故に見せかけて殺害したとにらんだ薪らは、直ちに手首にアザのあるその運転手を捜索するよう警視庁に連絡した。そんな中、バンの転落で1人だけ生き残った野見山潔の病室を訪ねた薪と青木は、看病する娘の智子から話を聞いた。 それによると、野見山は、数年前に脳梗塞で倒れ、それ以降はリハビリの日々だった。 5歳になる娘と2人暮らしの智子は、働き詰めだったこともあり、父親と話をする機会は余りなかったらしい。まもなく、老人たちがドリームツアーというサイトの旅行に参加していたと知った薪は、老人たちが互いに面識がなかったこと、それぞれの家庭の中で孤立していたことなどから、集団自殺の可能性があると考えた。 そして、脳をさらに検分した結果、例の運転手と思しき1人の清掃作業員が老人にビラを手渡していることに気付いて--。  って前回最後にめっちゃ気になった、薪さんの過去話はひとまずスルーですかっ(><)ちぇっ知りたかったのに・・・ 崖から落とされた車の中で死亡が確認された老人たち。彼らを眠らせて殺した運転手はどこに? そして一体なんの目的で!! 犯人と思われる運転手の手がかりは腕にあった星型のあざ。 とりあえず報告書をまとめたら帰りたいと申し出た青木。 だが父が倒れたと聞いた薪は、容赦なく「帰れ!!」って追い出してしまうのだった。 父は意識は戻ったものの、脳梗塞の疑いがあるのだという。でもやっぱり家族に「第九」へ配属になったことは言えない青木でした(^^) なんつーかタイミングよく姉に人の秘密を見てほしくないって言われちゃぁなぁ・・・。 しゃ~ないか ま、父にはバレてるみたいですけどね(^^;)  たったひとり助かった意識不明の野見山の下へ聞き込み向った薪と青木。・・・しっかしこのときかかったBGMがものっそ場違いなものだった気がするんですけど(><) そこでドリームツアーというものに野見山が参加していたことを知った薪たち。ネットでは老人たちが最後に海に転落するシーンの動画が上げられていたのだ!! しかも「ご参加ありがとうございました」ってテロップまで!! 更に感謝の意を込めて、参加者の家族に記念品を贈ったというのだ!! こ、怖い(><)なんつーサイトだよ。 これがいわゆる自殺サイトってことかいね 面識もなく、出身地もまばらな老人たちが集った理由は? だが青木が1週間前の映像から清掃業者の腕に星型のあざがあることを見つけたのだ!! これで犯人へ続くきっかけは出来た。 その夜、父を見舞った青木。話しておきたいという父。認知症になったり、寝たきりになったら、迷わず施設に入れてくれと言い出したのだ。「延命などせず、潔く死にたい」そう願う父に、家族なのだから面倒を見るのは当たり前という青木。・・・その一言で今回の事件の動機めいたものに気づいた青木だった・・・。 向った先は野見山の入院している病院。 そこで青木が見たのは、父の延命装置を外そうとしていた娘の姿!! たった一人で子供を育てている娘には、これ以上父の面倒を見る余裕は、金銭的にもないのだという。 そして・・・届けられた犯人からの『記念品』それは、父からの手紙。 「今までありがとう」 娘の苦労を知っていて、その上での自殺ってことか・・・。うわ~せちがない世の中やなぁ・・・。でも実際ありそうな話ですよね。 これは身につまされる話かもなぁ・・・ 今回はものっそ重いテーマでしたわ。 他の記憶を見ても、同じような内容ばかり。孫に自分の部屋がいつ出来るかと問われ、おじいちゃんが死んだらと答える母。「いつ死ぬの?」 「早く死んでくださいって神様にお祈りでもしたら」 って・・・。 コメントできない言葉ですねぇ・・・ 『老人たちの孤独』捕まった清掃員は「殺人犯」となるのだそうです。でも老人たちにすれば、嫌われ者の自分たちがいなくなれば家族に迷惑がかからなくなると、むしろ殺してくれることを喜んでいるようにも思えます。 「しあわせなら手を叩こう♪」喜んで歌っている老人たちの姿がかなりインパクト強かったですね 本当の殺人者は『家族』でも誰もそれを咎めることは出来ないのだ-----------。  そして・・・青木にかかってきた電話。 父の脳に腫瘍が見つかったのだという。 もう命は長くないと-----------。 次回「キヌコ(前編)」 いや~なんか深い。これはますますもって原作が読みたくなりましたわ。次回も楽しみです!!     ←よろしかったらポチっとお願いいたします~♪ (コミック)秘密-トップシークレット-(03)/清水玲子 (コミック)秘密-トップシークレット-(04)/清水玲子 【送料無料選択可!】【初回仕様あり!】ココロフィルム / ALvino

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