「この手で人を殺し、この手でものを食べる----------どっちも同じ事。
そうやって、僕は生きている------。
そういうことなんだろうな・・・」
今回も前回のメラニー・スクエアの石頭・トニーの話の続き。
初めて人を殺した、ツヴァイにとっては大きな出来事。
てっきりあれで妻子を失ったトニーは自滅でもするのかと思いきや、どうやら彼はマフィアらしく報復をするらしい。
インフェルノをぶっ潰す。
トニーが考えたのは、自分の手を汚さずにやること。
どこの組織の中にもいる裏切り者。
インフェルノに繋がる内通者の存在を暴露し、制裁を受けさせる。
そうして高見の見物をしながらじわじわ攻めて行こうというのだ!!
トニーもやる気です(^^;)
でも・・・そううまく行くはずないんですよね・・・。
その頃、レイモントの意向で、インフェルノの幹部会にサイス=マスターが今度から加わることになったよう。
あまり歓迎していない風のクロウディア。
今回の臨時招集は、トニーのその後の動きを報告するためのよう。
絡め手できたこのトニーのやり方に、無茶な度合は高いけど、ファントムならできるというサイス=マスター。
レイモントからOKも出たし、やる気満々で何をするのかと思えば・・・。
アインの撮影会!?
裸で、しかも人形と組ませて(><)
へ、変態さんだぁぁぁぁ!!
何がしたいのこの人!?
操り人形だと再確認させたかったのか?
こ、怖いっ(><)
やっぱこのサイス=マスターがこの作品の中で一番読めない人だわ
今回のターゲットは、なんと12人。
これを全てやってしまえば、西海岸のパワーバランスが崩れる可能性もある。
任務の意義を問うツヴァイ。
だが、それは自分たちのあり方ではないというアイン。
自分達はあくまで道具なのだから---------。
って、アイン、シャワー浴びてそのまんまツヴァイの前に出てくるって・・・
完全に男だと思われてないね。
対象外?
この態度が変われば...心の変化があったってことなんだろうね。
見てるこちら側のが気になってしかたなかったわ。
ま、ツヴァイも顔色も変えなかったってことでおあいこですかねぇ。
余計な事を考えるなというアイン。
「壊れるわよ、私も、あなたも・・・」
そして、動きだすインフェルノ。
でもやはり組織としてはサイス=マスターの存在は受け入れがたいものがあるようで・・・。
反発買いまくり(><)
リズィたちのグループと、アインとツヴァイ。
アインは今回はドレスアップしてめっちゃ可愛いでやんの~♪
次々と手際よくターゲットを殺して行くツヴァイとアイン。
あまりのスマートなやり方。
まさに血も涙もない、容赦ないやり方。
一発必中
「今夜の流血は、ほんの幕開けでしかないわ。
この先に待っているのは、本当の弱肉強食の時代。
力さえあれば、どんな夢だって見られる世界よ・・・・」
そしてクラウディアの言うとおり・・・なんと最後の幕を引いたのは・・・アントン。
トニーの右腕だった彼が、最終的にトニーを殺したのだ。
「あんたには分からないよ」
それはアントンの25年かけての大芝居。
どうやらアントンはインフェルノから金を貰っていたらしい。
なるほど、石頭は時代を読めなかったってことね。
部下も、そして警察も裏切らせるインフェルノの力。
真実は誰も知らなくてもいい。
祈りも贖罪も、死の前では意味はないのだ--------------。
結局金と権力が交錯する世界ってことなのか。
そこには正義も真実も存在しない。
そしてファントムは考えることをやめて、人形になれと・・・。
祈りも届かない世界。
悲しい現実。
表に見える世界。
この中に真実は一体どれだけ隠されているのか・・・。
色々考えさせられるお話でした。
作品の流れも、テンポもすごくよくて、とどめのアントンの裏切りは最後効いたなぁ。
ものすごく効果的だったわ。
いや、おみごとでした♪
次回「過去」
誰の過去が明らかになるのか?
次回も楽しみです♪
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