ビトは極刑か否か-----。
真実はどうであれ、世間的には、ビトは今凶悪犯罪者扱い。
前回の殺人事件もまだ冤罪だと認められていない以上、かなり不利な状況。
保護観察中の第二の殺人事件を起こしたことになってるのだ。
でも2000年の事件は、ビトは林の罪を背負わされただけの冤罪なのだ。
それを証明するのは刑期を終えた今さら難しいけれど・・・。
それでも一馬がかなりいいタイミングでフォローしてくれたので、この証言はかなり有力なよう。
確かに正当防衛だったこの事件。
だが、ビトが人を殺したのは事実。
たとえ相手がどんな凶悪な人間だったとしても・・・やってはいけない罪。
それについてはきちんと法で裁かれるべきだと主張する一馬。
それが正しい判断だね。
裁判員制度を採用したこの裁判。
まぁ豪華な顔ぶれですが、この構図・・・最近いろんなドラマで見る図ですねぇ(^^;)
そして今までの事件にかかわった者が次々に尋問に呼ばれる。
みどり母さんの言葉が響いたねぇ。
「お気の毒」
やられたらやり返す。
そういう目でしか人を見れない北川にそういうみどり。
ここは流石いしださんでした♪
ビトはやさしくていい子。
そう擁護し訴えるみどり。
では、なぜそんな危険だとわかっていた林とビトはずっとつるんでいたのか?
林はビトに偏見を持たない人だったらしい。
国なんか関係ねぇと、フィリピン人とずっとバカにされていたビトを救ってくれた人だったのだ。
林と一緒にいると誰もビトを差別しなかった。
それで少しビトは自分が強くなったと勘違いしてしまったのかもしれない。
「この人だけは僕を差別しない」
その想いが、林にどれだけ暴力を振るわれても、ビトが離れられない理由だったよう。
だがあの時、銃を握ったビトの手を掴み「フィリピン野郎」と言った林。
その瞬間ビトの中で切れた何か。
それがあの引き金を引いたのかもしれない。
その話を聞き、酌量の余地があると考える裁判員たち。
たったひとつのすがるものを失ったビトが犯行に及んでも仕方ないことだと考えるようになったよう。
明日は花ちゃんが証言台に立つ。
何があっても頑張る!!
そう約束を交わしたふたり。
だがあの日からビトは・・・林を殺したあの銃を撃った感覚がよみがえり、眠れないよう。
悪夢にうなされ、林のビトを見上げる顔を思い出し、自分の犯した罪が重くのしかかっているよう。
・・・でもそれが正常な精神でしょ。
正当防衛とは言え、人を殺しておいて、平然としている人がいたらおかしいって。
それを見ていた柏木。
彼とはこのときはじめて話をしたよう。
でも礼儀正しいビトを見て、とても凶悪犯人には見えないという。
このころからの付き合いなんだね。
それから5年後・・・が未来編の話のようです。
そして、裁判最終日。
筆談で裁判に臨む花ちゃん。
でも北川めっちゃムカツク~~~(><)
花ちゃんがビトに脅されていたのではないかとか、酷い質問ばかり。
その言葉に怒りを隠せない花ちゃん。
そして
「違います!!」
思わず口に出た言葉。
ビトを助けるため、彼女はようやく自分の殻を破ったようです。
それだけ必死だったってことなんだなぁ。
すべては自分を庇うためやったこと。
「彼は優しい人です」
そう証言する花ちゃん。
だが・・・北川は切り札を持っていたのだ!!
なんと花ちゃんがあの犯罪者の娘だと明かしたのだ!!
うわぁ、ここでそれを言うか?
最低やなぁ、この男(><)
ざわつく法廷。
当然大きな事件だっただけに世間が知るところ。
花ちゃんには関係ないとはいえ、血縁者ともなるとやはり印象は違って見えるはず。
そこまで計算してここであえてその話を振る北川がむ~か~つ~く~(><)
甲本さん、意地悪演技上手すぎですわ。
そのせいで、発作を起こす花ちゃん。
このまま証人を続けられるのか?
そして次回はなんと林の母親登場!?
こりゃますます同情を集めそうでビトは不利。
いよいよ下される審判。
一体その答えは・・・?
ってこの分じゃ出所までできるのか?
どこまで見せるつもりなのか、ちょっと不安になってきたよ・・・
最後はタイトル通り「スマイル」でハッピーに終わらせてもらいたいものです(^^)
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