震災から一夜-------------。
だが朝になっても都心部は煙もうもうと立ち上り、黒い煙が空を覆う。
パパとママは大丈夫なのか?
それが心配で仕方ない悠貴。
だが携帯は通じないし、今は自分たちも危険な状況である事に変わりはない。
思わず「知らないわよ!!なんでもかんでもお姉ちゃんに聞かないでって言ったでしょ!!」と怒鳴ってしまう未来。
きかれても答えられない質問あるよね。
で、ついイライラしちゃうと。
そこへ仲裁に現れたのは・・・真理。
どうやらコンビニへ食糧調達へ行っていたよう。
不安だった未来のため、これからは黙って姿を消さないと約束する真理。
家の方向も同じだし行けるところまで一緒に行くという真理は心強い味方ですね♪
でも・・・ワンセグで受信したニュースでは、すでに843人が死亡したという。
そして、行方不明者多数。
しかもお台場は橋が落ち、孤立しているというのだ!!
だがその時、ついに海上保安庁が出動したよう。
桟橋から水上バスで被災者を輸送させるというのだ。
なんとかそこまでたどり着こうと歩き出す3人ですが・・・
サンダルのせいで未来の足には靴ずれが(><)
でもこんな時、主婦の持つのは絆創膏♪
カエルがプリントされたそれを使い、なんとかまた歩けるようになった未来でした(^^)
真理は道中も人助けをして、本当いい人。
だが人が増えて混雑し出し、真理は手をつなごうというのだが、未来は当然子供じゃないからとつながない。
その時、大きな余震が襲う!!
流される人々。
勢い、はぐれて見失ってしまった真理と悠貴の姿。
怖くて立ち止まってしまった未来。
だが・・・そんな未来を見つけてくれた真理。
今度はもう手を離さない!!
だが桟橋へ進むと・・・人がごった返していた。
更に襲う余震で高速道路もビルも倒壊。
恐怖に駆られ、半ばパニック状態の人々。
そして背後から群衆津波が押し寄せ、真理は今度は悠貴の手を離してしまったのだ!!
小さな子がひとり。
大人たちに囲まれ、心細くて声も出せない悠貴。
だが、そんな彼を未来はちゃんと見つけたのだ!!
あぁ、本当小さなことなんだけど、手を離してその姿が見えないだけで、人はこうも簡単に不安になってしまうんだよね。
ものすごい臨場感だわ。
未来たちと一緒にこの震災を体験してる感覚だよね。
上手い演出だと思う
なんとか子供だということで、船に乗ることが出来た未来たち。
真理もお母さんってことでしっかり便乗♪
だが、助かったと思ったのもつかの間。
更に危険が人々を襲う。
タンクローリーが炎上し、燃え続ける首都高の橋。
だが必死の消火活動むなしく、なんと橋が倒壊し始めたのだ!!
その反動で海に落ちた落下物が、大きな波を作り出してしまう。
未来たちの乗った海上バスとは別の便、それが波に巻き込まれ、大きく波をかぶり、乗っていた人が波にさらわれてしまったのだ!!
その波が更に未来たちの乗った船も襲う!!
大きく揺らいだ船。
だが、なんとかこちらは無事だったよう。
ほっとすると・・・未来たちの肩を抱き寄せていた真理の手が震えていることに気づいた未来。
そう、真理だって怖いのだ。
誰だってそうでしょう。
未知の体験でしょうし、助かるかどうかわからない瀬戸際ですしね。
それを察した未来は、真理に初めて感謝の言葉を伝える。
「ありがとう、真理さん」
どうやらこの体験は未来を一歩成長させたようですね。
いやぁ、今回も手に汗握るって感じでした。
この臨場感というか、未来たちと一緒に体験する世界が、本当ありえそうな災害で怖い。
ま、流石に目の前で死亡なんて描き方は出来ないでしょうけど、実際もっと想像を絶する世界でしょうし、桟橋、あんなみんな大人しく並んでなんかいないだろうし・・・
絶対飛び込むバカがでてくるって。
そういうのも描いてくれてたのはナイスだったね
いやぁ、今度はどうなるのか?
何やらトウキョウタワーも倒壊したとか。
本土も大変な事になってそうですね。
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