「久しぶりだな、みぃ」
「生きてたんですね」
今まで何の連絡もなかった事を咎める固法。
だが、黒妻はすぐに消えると行ってしまうのだった-----------。
過去一体何があったのか?
気になるふたりの関係です。
ふたりが知り合いなのだという話を初春と佐天に説明する美琴ですが、黒妻の名を語ったビッグ・スパイダーの男と、本人がふたり存在するために、説明がややこしいよう。
黒子は・・・今回は静観方向らしい。
おまけにあれから
固法と連絡がつかず、支部に顔を出さないんだとか。
そこで直接固法の寮を訪ねる事にした4人。
でも、やっぱ不在のようで、対応してくれたのは、同居人の柳迫。
「黒妻」と「ビッグ・スパイダー」事件のあらましを聞いた柳迫は、何故二人が知り合いなのか疑問に思っている4人に爆弾発言を投下!!
「みぃは昔、ビッグ・スパイダーのメンバーだったの」
えぇぇぇぇ~~!?
「ありえない!!」
固法は昔はやんちゃだったんだとか。
でも何故レベル3の固法がレベルゼロの集団と一緒に?
能力の壁に苦しんでいた固法は、どこにも居場所を見つけられずにいたという。
そんな時、仲間とバカやってただけだというビッグ・スパイダーと出会う。
黒妻たちが子供を能力を使わず助けたのを見て、キラキラ輝いて見えたと言うのだ。
そして、無能力者を偽り、集団に入った固法。
心配していた柳迫には
、「ビッグ・スパイダーは、私が私でいられる場所」だと。
居場所。
それは佐天には初春の傍。
疎外感。
自分探し。
それは学園都市では必ずかかるはしかのようなもの。
だが美琴は言う。
「はしかにかかるのは一度きり」なのだと-------。
美琴的には、やっぱ今の頼りがいのある先輩姿しか見ていないわけで、それで何故ジャッジメントの仕事まで休むのかが理解できないよう。
過去は過去ではないのか?
だが、佐天は固法の気持ちが分かる。
「そんな簡単に割り切れないんじゃないかなぁ」
過去があって、今の自分があるのだからと・・・。
でもやっぱ美琴には分からないようです(^^;)
一方、蛇谷は自分が偽物だとメンバーに疑われている事を、力でねじ伏せようとする。
狙うは
『偽物の黒妻』
そこへかかってきた電話。
キャパシティダウンを使っているか?
それに答える蛇谷。
彼らの背後には誰がいるのか--------?
その頃、
能力者狩りの件で、ストレンジの一斉摘発を行うとアンチスキルからのメールが公表されたのだ!!
固法は・・・あの屋上にいた。
そこに書かれた相合傘とミィとクロと書かれた文字。
それを消した線。
そして、ここへやってきた美琴は、ここは固法のいる場所じゃないと言う。
でも・・・それを教えてくれたのは、黒妻だったのだ・・・。
相合傘の名前を消した線を書いたのは、黒妻。
ここは固法の居場所じゃない。
そして、彼は、罠と分かっていても、囚われの蛇谷を救うため、敵のいる所へ向かったのだという。
そこで起こった爆発に巻き込まれ、彼の所在は不明になったよう。
だが、今は固法はジャッジメント。
犯罪者を逃がすというのに納得できない美琴。
・・・
今回の美琴、ものすごく頭が固い。
正義感にあふれるのは分かるけど、自分の価値観をぶつけるだけじゃどうかと思う。
だがそこへ黒妻が・・・。
2年前。
彼の怪我、どうやらかなりの重症だったらしく、施設に入れられ、半年前に出てきた所なのだという。
会わない方がいいと思ったけど、ビッグ・スパイダーを作ったのは自分。
だから、それを清算しに来たのだという。
またひとりで行ってしまうのか。
あんな想いはもうたくさんだと、自分も行くと言う固法。
だが今はもう立場も居場所も違うのだと説得する黒妻。
それでも・・・。
時間がたっても、立場が変わっても、変わらない気持ちがあるのだ-----------!!
その夜、美琴はその言葉を黒子に尋ねる。
今の自分があるのは、そんな
『想い』の積み重ね。
これからも積み重なる想い・・・。
そして、ストレンジの一斉摘発が始まる!!
固法はビッグ・スパイダー時代に着ていた赤の皮ジャンで戦闘服に!!
彼女の前に現れた美琴と黒子。
その腕に
ジャッジメントの腕章をつけてあげる。
「かっこいいですよ」
そう、
今の固法の居場所はここなのだから!!
そして、単身乗り込んで行った黒妻の後を追う3人。
武器を使うビッグ・スパイダーたちには、さっさと黒子の鉄棒が飛ぶ。
キャパシティダウンを使われる前に、さっさと破壊してしまった美琴。
逃げ腰になる男たちを、逃げるなら自分が殺すと脅してけしかける蛇谷。
固法は能力で隠し持った武器を没収し、黒妻のフォロー。
追い詰められた蛇谷は、近寄るなと、自分の腹を見せる。
そこには、なんと
無数に身体にまかれたダイナマイトが!!
「いつの時代の方ですの!?」
って、黒子、突っ込み処が違うって!(><)
それでも怯まず蛇谷へと足を進める黒妻。
「昔は楽しかったよなぁ」
どうしちまったと蛇谷を殴りつける黒妻。
居場所がここしかなかった自分には、ビッグ・スパイダーを守るためには自分が
『黒妻』でなければならなかったのだと。
「今さらお前なんかいらねぇんだ!!」
そう言ってナイフを突き刺そうとした蛇谷。
だが黒妻の拳が蛇谷を吹き飛ばす!!
「居場所ってのは、自分が自分でいられる所を言うんだよ」
かっけ~~~っ(>▽<)
コニタンの声が渋すぎですわ♪
そして、すべてが終わり、自ら腕を差し出す黒妻。
逮捕したのは固法。
2年前と違うのは、やっぱ胸の大きさ♪
皮ジャンかなりオアツンパツンだもんね(^^)
で、この効果はやっぱムサシノ牛乳のおかげかぁ!!
黒子も美琴も是非飲むべしっ!!(わはは
)
こんな場所でも誰かが誰かを想う気持ちがある。
学園都市-------------!!
と言う事で、今回は固法過去編と言うべき話の決着がついたわけですが、ま、でもビッグスパイダーを支援していた存在の事は何も分からないわけで。
今の居場所はここにある。
固法もこれで心おきなく黒妻の出所を待ってられるでしょ。
今回はひたすらコニタン祭りって事で。
難を言えば、もう少しかっこよい外見がよかったなぁ。
次回はまたアンチスキルの出張ってくる話かな?
「夏休みのつづり」
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