◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

俺もコールド、参加したい-----------------！！



必死に打った三橋ですが、三塁側飛んだ打球。
サードは止めるのが精一杯だったよう。

それでもヘッドスライディングする勢いで１塁へ駆けこんだ三橋。

残念ながらアウトだったようですが、阿部くんは怪我の危険性を考えて青ざめるばかり（＾＾；）


「ナイスラン」

迫力ある声で声援を送ったのは･･･どうやら阿部くんのお父さん。

わはは！！
阿部くんってめちゃ父に似てる～（＾▽＾）




次のバッターは･･･田島くんっ！！

２．３塁だから打ちたいっ！！

あぁ、分かるよ、その気持ち！！

モモカンも打たせたい！！

でも、ここは怪我を悪化させてまで打つ所ではないのだ。

って事で、はやる気持ちを抑えての打席。
田島くん、絶妙セーフティバントで転がした！！


見事阿部くんが生還！！

３点目！！


でも、次の点を欲張っちゃったって、それは残念ながらバックホームでクロスアウトに。



市原くんはこの展開に、点を取られるのはいつもの事と思いつつ、崎玉が点を取れない事に序々に焦りを感じだす。

点が取れないのにヘラヘラしてるチームメイト。
読みが外れた攻撃。

市原くんの心の声が大きくなっていく。



三橋を見てると確かに簡単に打てそうな気がするんだよね。
でも、ゴロばかりでなかなか前に飛ばないのだ。

で、それもまたイライラの原因になると。



簡単に３回の攻撃も終了。

次は２番からの好打順♪


市原くんがぐるぐるしてる所を攻め立て、あっという間にノーアウト１、２塁！！

絶好のチャンスで回った４番花井くん♪
モモカンのサインも「打て！！」

「ここで打って点入れんのが４番なんだろ、なぁ田島」

でも、ここで田島は関係ない。

気合い入れて打席に入るも･･･残念ながら空回り（＞＜）

打ち上げちゃったよ～。
ガンバ花井くんっ！！


やっぱ気合いだけではどうにもならないのが４番ってか。

それにキャプテンだしね。

見えないプレッシャーが花井くんを襲っているようです。




しっかしさぁ。

崎玉戦の阿部くんの黒さってどうよ～～（＞▽＜）

満塁で回ってきた阿部くんの次の狙いは「押し出し」

一番嫌な点の取られ方やってやるって、にやりとモモカンに向かって笑って見せる阿部くんが黒すぎですからぁぁぁぁ～～！！


あはは！！
でもその笑顔に爆笑しちゃったって。

いいなぁ。
黒最高だよ、阿部くん♪


で、狙い通り何の意味もないサインを栄口くんに送り、動揺を誘って市原くんを自滅させる事に成功した阿部くん。

「野手上がりは脆いぜ」

って、それ、高校生の台詞じゃねぇよっ（＞＜）


作戦通り、押し出しで４点目。

でも、阿部くん的には大地が何も考えずにキャッチャーとして配球も出してない事を読んでいたよう。
あれでは市原くんがしんどいだけだろうに。


タイムを出し、マウンドに集まる埼玉のチーム。
勝負は時の運。

そう言ってしまう大樹先輩の言葉にいらだちすら感じてしまう市原くん。


本当は厳しくしてもらいたかったのだ。

でも大樹は、厳しくして辞めて行った部員が多かったから、キツクできなくなってしまったよう。

１、２年生は、自分の為に頑張ってくれてるのに･･･。


すべて市原に背負わせてしまった事を謝る大樹。

「今日は俺に出来る最高のプレイを見せてやろう！！
それが俺について来てくれた、奴らへの恩返しだ！！」


背中で語る先輩の威厳。

「バッチこ～～～い！！」


いいなぁ。
こういう青春話は♪


でも、現実問題、野球はアウトを取らなければ終われないわけで。

「野球ってシンドイな」


市原くんも頑張れっ！！


その直後。
バントがゆるく入ってしまい、大地の肩も生かされ、ダブルプレイに！！


ピンチをしのいだの後の爽快感。

それはピッチャーにしか得られない充足感。

自分が作ったピンチを、仲間が救ってくれる。
これが野球の醍醐味だよなぁ♪



さぁ、次は４回。

花井くんが西浦のＮＯ．２なのは確かなのだが、田島くんの存在が大きすぎて、それに埋もれてしまうようでは勿体ないのだ。

ふたりにとっても今回の怪我はチャンスだったのかもしれない。

花井くんにとって、この試合はターニングポイントになる！！



点が取れない。
でも大樹先輩のために！！

必死で願って１．２塁にしたけれど･･･次のランナーは敬遠。


満塁勝負に出た阿部くんですが･･･見事成功。

打ちあげたフライ。


崎玉の１点が-------------遠い。



でもこの試合で学んだのは、自分たちがいかに何も考えずに試合をしてきたかって事。

それに気づけただけでも、次からの試合に生かせるでしょ。


かといって今出来る事はしれている。

市原くんがすべきなのは、先頭バッターを切る事。

でも、打たれちゃった（＞＜）


三橋は打ちあげて、残念ながら２塁へランナーを進める事が出来なかったよう。


しょげる三橋の肩を掴み、三橋のアウト分、足で稼いでやると宣言した田島くん。

「ゲンミツにしょんぼりすんなよ！！」


いい奴です♪

本当ムードメイカーですね、彼は（＾＾）


セーフティバントで出塁した田島くん。


でも、流石に３回目のセーフティとなると大樹くんも田島くんの怪我に気づいたよう。
そのためのポジション変更。



バント失敗を気にする三橋に、切り替えろと励ます花井。

でも、三橋は田島の言葉を信じて、足にかける事に！！

「田島くん、ガンバレ！！」


次のバッターは栄口くんなのに、何故田島を応援するのか？
不思議に思う花井くん。



結局４ボールで１塁に出た栄口くんに大きくリードを取らせる田島くん。

２塁まで半分って所まで出てるんじゃない？
牽制怖くてなかなかそこまで出られないよね（＾＾）


その心境分かるわ～♪


でも１死満塁なら、１ヒットでホームまでいかに還るか？になるからね。

これぞ基本。

そして、泉くんは２ストライクまで追いつめられる。
その時、「サードランナー」の声！！


ようやく落ち着きを取り戻した泉くん。

次は打った！！


抜けたボールを見て一斉に走り出したランナー。

１塁はアウト。
だが既に２塁の田島くんもホームへ駆けこんでいた！！

微妙なタイミング！！

でも、見事キャッチャーをかわし、回り込んでホームへ！！



この回２点追加！！

「うらぁ！！還ってきたぞ！！」

って笑顔の田島くんに、感動を隠せない三橋。

でも、モモカンにお説教くらっちゃった（＾＾）


走らなければならない時と、止まる時。
その説明を背筋を伸ばして聞く田島くんと、何故か三橋まで。



でも･･･それはもしや･･･。

「俺が頼りねぇからか」

田島の応援をしていた三橋。

「怪我してても、田島の方が頼りにされんのか？
今日は、俺が４番じゃないのかよ･･･」


不安にさいなまれる花井くん。



その時、呂佳が西浦の試合を偵察にやってくるのだった---------------。




花井くんが精神的に追い詰められてますねぇ。

田島くんはやっぱりすごい。
だからこそ自分も！！って考えて、いつも通りのプレイが出来ないんだろうね。


真面目なんだよなぁ。
そう言うところがキャプテン向きで、融通のきかない所でもあるんだろうけど。


責任感が強い花井くんだからこそ、越えて行けるものがあるはず！！

「野球やりたい」

花井くんがどんな結果を出すか。

そして田島くんのどんな活躍が見られるか。
予告だけでも楽しんでしまった感じですけど、次回もめちゃ楽しみです！！

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