◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

「帰ってから新羅に事の顛末を話した。すべてが終わったと。

「でも、終わっていなかった。
むしろ始まりだったと言える---------」

「長い夜になった----------」



贄川にドアごとぶつかった静雄。
それで暴走は止まったようですけど･･･こりゃ贄川は病院行き決定ですなぁ。

流石シズちゃん。
やり方が派手だわ。


杏里を家まで送ったセルティ。

でも何かすっきりしないという静雄と新羅。

何かが引っかかる。



そこで静雄は臨也をぶっぱなしに行くと言い出す。

彼らってやっぱりＢＬ！？

わおっ！！



そう。
セルティが捕獲した包丁が--------------罪歌。


罪歌の目的は･･･。

「人間を愛する事さ」

新羅は言う。
人間という種を愛してしまったという罪歌。


愛を形にしようとするために、持ち主を操り人を殺そうとしたというのだ！！





その頃、家に戻った杏里の元を訪ねてきたのは----------贄川春菜！！

「はじめまして」

怖えぇぇぇ（＞＜）


彼女の想い人は･･･那須島！！


「ふたりは愛し合っていた」

それを確認できるのがしあわせだったと、うつろな目をして話す晴菜。



だが･･･今の那須島と杏里の噂。

那須島に好きになられた事が許せないと言うのだ！！


誰かに頼るのはやはりダメなのだ。
愛を得るためにには自分で動かなければならない。

そこで父親を使おうとした春菜。
だから父親を刺したというのだ！！

そう、贄川を襲ったのは、春菜。



セルティの元にあった罪歌は偽物。

今、春菜のもとに！！



愛した結果、何を求めるのか？


罪歌は斬った人間の魂に子を宿す------------。


そうして街に広がる斬り裂き魔たち。

斬りつけられた者が、更に斬り裂き魔を生む。
恐ろしい負の連鎖。



「あなたは寄生虫」

楽な生き方だと、杏里を罵る春菜。

でも、杏里なりに追い出されないように必死だったというのだ！！


「死んで」

そう言って、杏里の喉元へ突きつけた包丁。

だがその時、なんと那須島が現れたのだ！！


春菜は咄嗟に逃げ出した彼を追う事に。
後はみんながやってくれるというのだが･･･みんなって、罪歌に操られた人々！！

杏里に危険が迫る！！





その頃、臨也を殴りに彼を探す静雄。

「い～ざ～や～くん。あ～そ～び～ま～！！」

って、物騒この上ないよねぇ（＾＾）


ガードレールをなぎ倒し、今にも襲いかかろうとしたその時、それを止めたセルティ。

罪歌の書き込みを見た静雄はセルティと共に南池袋公園へと向かう事に！！


全ては臨也の計算の内か？

単細胞なのに妙に鋭い静雄。

「これだから俺はシズちゃんの事----------大嫌いなんだよ」


臨也は相変わらず謎な存在。
でも、やっぱ、裏で糸を引いてるのは彼だと思うよなぁ。




ぞろぞろ南池袋公園へ集まる罪歌の子供たち。
赤い目をして、包丁を持って集まる人々。


セルティと静雄は囲まれてしまう。

それを全部倒すより、オリジナルの罪歌を探せ！！


女は言う。

「みんなで愛し合いましょう」

静雄を狙った罪歌たち。
何故？

「強いから」

その強さが欲しいという女。

「私たちなら、あなたを愛してあげられるよ」

その言葉を聞き、大笑いする静雄。

今まで自分の存在を認めてくれる者はいなかった。

だが今はこの強さを認めて、この存在を認めてくれるものたちがここにはたくさんいるのだ！！


皮肉なことに、罪歌が認めてくれた静雄の力。

全力で戦ってもいいのだ！！


そして、静雄は罪歌の元へ走りだすのだった----------。




５年前に一度姿を消した罪歌。

強い力を持った者が罪歌を押さえこんだのか？
その時間の意味は･･･。



罪歌に自分の血を与え続けた春菜。

捨てられた春菜は那須島への想いを糧に愛を育てて行ったよう。


「今日こそ私の愛を受け入れて」


怖えぇぇぇ
追い詰められた那須島。


だがその時、どうやって逃げてきたのか、杏里が現れ、暴走した春菜を止める。



「人類すべてを支配し、愛するために」

そのために罪歌を使ったという春菜は杏里に襲いかかる！！


その刃先が杏里を狙う。

だが、その刃を腕で止めた杏里。


えぇ！？腕、どうなってんの～！？


「私は人を愛せない。
だから私は、私の代わりに人を愛する罪歌に依存して･･･
いえ、寄生して生きているんです-----------」


そう言って杏里が腕から生み出したのは･･･オリジナルの罪歌！！


杏里の目が赤く光る----------------！！




５年前の事件。
それが彼女の時間を止めたんだね。


でも何故今また罪歌の時間が動き始めたのか？
杏里が不安定になった理由は？

愛を知りたいと思ったのか？


罪歌の存在は今回判明しましたが、まだその裏に隠された色々分からない事が多いなぁ。



まずは杏里の気持ちだなぁ。

愛って言われても、ものすごく薄っぺらい感じがしてならないだわ。



愛。
強さ。

でも、それを得るために子供を作る行為･･･。

操られた者たちはどうなるのか？



どんどんコアな世界になってくなぁ。
怖い怖い。


展開も何だし、やっぱ私的にイマイチこの作品には入り込めないでいます。


原作読まなきゃこれは深く考察するのは難しそうな感じです。


台詞で流されてしまう言葉が残らないのが勿体ないなぁと思いましたわ。


う～～ん。
難しい（＞＜）

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