MAH病院設立案-----------。
それはあの
速水がジェネラル・ルージュと呼ばれる事になった城東センターの火災現場に建てられるというのだ!!
それは願ってもない宣伝場所。
速水の知名度を使っての戦略でもあるわけだ。
だがこの裏には何かあると見る白鳥に、直接速水に聞けばとアドバイスする田口。
そして速水の部屋に行くと・・・そこにいたのは佐々木。
メディカルアソートは金で認可を買う。
それで病院などに早くにばらまいた医療器具で、儲けを出しているのだとか。
なるほどね。
で、直接速水がこの病院に行くのか問うのだが・・・。
2年後そちらに移ると断言する速水。
ではこの病院の救命はどうなるのか?
だがその時、速水個人宛に電話が入る。
山崎という少年は、母親が意識を失い倒れてしまった所、自分を救ってくれた速水を頼って電話をかけてきたよう。
彼は5年前に速水に救われたという。
だが、その身体はもう車椅子がなくては生活できない麻痺が残ってしまったよう。
そんな彼の支えだった母が倒れてしまった。
無我夢中で電話したのは速水の元。
だが速水は無情にも
「覚えていない」と言ったのだ!!
命が助かっただけでよかったってみんなはいうけれど、足が動かなくなったせいで自分の世話をする事になった母は過労で倒れてしまったのだ。
「あんたが死なせてくれれば!!」
ずっと慕っていた速水に覚えていないと言われ、思わずハサミで速水を刺そうとした健人。
思わずひっぱたいてしまった和泉。
救おうと必死に頑張っている医者はどうなるのか?
ひとまず落ち着き、外へ出ようとした健人は、突然激しい痙攣を起こしてしまう。
どうやら彼は5年前の事故からこんな痙攣を繰り返しているよう。
一貫して見る事が出来たら救えたかもしれない命や、後遺症。
「こうやって、こぼれおちて行く患者がいるから・・・だから俺はメディカルアソートと組んだ!!」
MAHでなら、理想の医療を作れると言う速水。
だが、彼らの作る病院はVIP専用の病院だという白鳥。
利用できるものは利用する速水。
あくまで彼は純粋に患者のためと言うのか。
「人を救うのは・・・結局は金だ」
一方、偶然速水がMAHに行くと言う事を知ってしまった和泉は問い詰めようとするも・・・。
看護師長の花房が何を聞いても、ついて行っても無駄だと止める。
彼女、めちゃ怪しいねぇ。
和泉にすれば嫉妬の対象にもなりそう。
元々和泉が医者を目指したのは、城東デパート火災でのやけどで速水に救われたから。
でも・・・その目標となった速水がいなくなると聞き、彼女もまた裏切られたような気持ちを感じているかもしれない。
更に自分の事も患者として覚えていないと「例外はない」と速水に言われてしまった和泉。
あらら~これはショックだわなぁ。
もう少し言いようがあるだろうに。
一方、なんだかんだ言いつつ、健人の事が気になる速水。
電話番号を覚えていない健人。
五角形を書けない手。
水頭症の可能性があるため、検査をしたいと言う速水。
だが、それを拒否する健人。
可能性とか希望とかって言葉が大嫌いなのだ!!
なんどもそう期待させられて絶望させられたから・・・。
だが田口は言う。
苦労と不幸せは違う。
自分のせいでお母さんががんばらなきゃいけないと言ったが、こうは考えられないか?
健人がいたから、お母さんは頑張れるのではないのか?
健人がいるからしあわせなんじゃないのか?
目を覚ました母は
「自慢の息子です」と笑顔で答える。
それを聞いて、思わず涙を流す健人。
自分がずっと母親の負担だと思っていた。
だがそうではないのだ。
これで彼も希望を持てるはず。
田口の名刺を欲しいと言った健人に喜ぶ田口。
どうやら健人の足はもう治せないけれど、水頭症は無事完治出来たよう。
よかった。
その頃、
白鳥は・・・MAHに協力しろと上から命じられる。
おだてて手中に収めてしまおうという作戦か?
だが、本当に素晴らしい病院を作るつもりだと言うのなら、白鳥が何を調べても困る事はないはず。
速水は、そして鴨志田の狙いは?
一瞬白鳥を左遷させるのかとか思ってしまったわ。
でも・・・
速水の言葉に傷ついた和泉は・・・内部告発を決める。
メディカルアソートと速水の癒着。
花房との共謀。
さぁて、いよいよ面白くなってきた。
ここでようやく城東センターの話も出てきましたし、ここからぐっと話が深くなるかしら。
本題が見えてくるのも近いかな。
まぁ今回ようやく速水の心情も少し吐露された事ですし。
彼も結局医者バカって事で。
金で割り切らなきゃ救いたい患者も救えないという状況なのは確かな世界ですもんね・・・。
それにしても、今回の患者の健人の桜田通くん。
みれば見るほど春馬くんに見えて仕方なかったです(><)
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ジェネラル・ルージュの凱旋
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