◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

冤罪------------

本当の不幸は諦めた時から始まるのだ･･･。





上地さんの主演ドラマ。
新作ドラマ、ここからいよいよスタートですね～♪




ひとの心を見る目を持つという成田という若手有能弁護士の男。


二ノ宮という恩師の元、日々弁護士の仕事に精を出すのですが･･･。


だが、持ち出し禁止の書類を持ってきてしまった成田は夜遅くに事務所にその書類を返しに行く事になる。



その途中小早川という事務員と会う。


だが、事務所に戻った成田が見たのは･･･胸から血を流して倒れている二ノ宮の姿。


その時、背後から頭を殴られ、気を失ってしまう成田。


そして、次に目覚めた時、事務所の階段に転がっていたのだが･･･事務所から火が！！


爆発に巻き込まれて再び気を失ってしまう成田が次に目を覚ましたのは-------病院。



しかも成田は二ノ宮殺しの容疑者になっているというのだ！！



更に、自宅から押収したPCなどに横領の証拠が出てきたという。

金に困っての突発的な犯罪。
そう位置づけた警察側。



更に凶器のナイフについた指紋。

状況証拠はそろっている、



犯人は成田だと断定する検察官・真船。


今回北村さんはイヤな役ですなぁ（＾＾；）
でも凄みというか、このいやらしい部分が面白そうな感じです♪


成田をクズ呼ばわりして、罪を認めろと迫る真船。



成田は必死に、事務所へ行くまでに出会ったはずの小早川がいるというのだが･･･。

なんと彼女は成田には会っていないと言い張ったのだ！！



これは冤罪。

誰かが成田を陥れようとしているのだ!!


必死に無実を訴えるも、状況証拠がこれだけある以上どうしようもない。


逮捕状も出たその時。

一瞬の隙をついて病室から逃げ出した成田。



その途中、同期の浅沼と遭遇するも･･･彼にすら信じてもらえない状況。


しかも彼を売るように非常ベルを鳴らす事までやられてしまう！！



「何があっても逃げずに立ち向かえよ」

恩師、二ノ宮の言葉を思い出し、涙する成田。

逃げるしかない今の状況。

誰も信じてくれない事がこんなに怖いなんて･･･。


弁護士として、ずっと信じていたものは･･･何だったのか。
今はその手に残された金のバッジは、ただの飾りでしかない。

だが、それこそが成田の誇りであり、たったひとつ、信じられる希望なのかもしれない･･･。



二ノ宮の娘も成田に好意を持っていたが、父を殺されたと聞かされた今は、成田を信じる事が出来ない。




そして、逃走途中、広瀬という暴行容疑で逃走中の男と遭遇する成田。

身投げしようとした彼を救った成田は、彼が抱える闇を聞く事にする。



警察は一度犯人だと決めたら、こちらの話を聞かない。

仲介業者を装って、広瀬を騙し、娘とやり直そうとして、店を始めた彼を襲った悲劇。
奪われた金を返してほしいと願い出る広瀬に、法律は強いものの味方だと、広瀬を足蹴にする男たち。

そして、怒りに身を任せ、彼らに暴力行為を働き、広瀬は逃走犯になったよう。




でも、娘にだけは信じてもらいたい。


そんな広瀬の願いを叶えようと言う成田。


「僕は僕の正義を貫きたいんです」



親身になってくれる成田に心を開いた広瀬は警察へ行ってすべての事情を話すと言う。

だがその前に大事なものを店に取りに行くという広瀬。



逃げずに立ち向かう。
そう話す広瀬ですが･･･侵入した店で、騙した奴らと戦える契約書類が発見される。

だがそこへ警備員が来てしまい、咄嗟に暴力をふるってしまう広瀬。



警備員を助けようと呼んだ救急で、警察も駆けつける。

包囲された現場。



そこで、広瀬は自分が時間を稼ぐから、成田に逃走しろと説得する。

自分の無実を証明するため、まずは小早川に会わなくてはならない。

自分には戦える書類があるのだから、行けと背を押す広瀬。




「成田先生･･･ありがとな。

俺みたいなクズを助けてくれて･･･」

感謝する広瀬に、成田は答える。

「あなたは、クズなんかじゃない-------」




そして、警察の前に立ちはだかり、時間稼ぎをする広瀬ですが････。

包丁を持った彼を取り押さえようと、警察が銃弾を放ってしまう。
その銃弾が広瀬の胸に･･･。




去り際。
娘に渡してほしいと頼まれたプレゼントを持って、広瀬の娘さんに会いに行く成田。


お父さんは今も見守っているという事しかできない成田。
そんな彼に、父から貰った髪留めを嬉しそうに握り締め、めぐみは言う。

「ありがとう、お父さんに伝えて。ありがとう」



･･･ちょっとぐっときたわ。



そして、もう一度、事務所へ向かった成田に前に現れたのは------------絵美。



運命の再会。


もう成田を信じる事をやめてしまった絵美はどうするのか？


そして、姿を消した小早川はどこへ？


彼女が誰かと共犯して成田を陥れたのか？
それとも彼女がひとりでやったのか？

意外と犯人は同期の浅沼だったりして～♪


なぁんて大胆予想。




まぁ、それは置いといて。


正直、意外なほど、真面目な役をやらせたら見れる役者になる上地さん（←失礼）

北村さんにも負けてないし、ものすごく成田って役がぴったりの好青年でしたわ。


警察はね･･･やっぱ外見とか、初動捜査での判断で物事を見ちゃうんだよねぇ。

本当嫌なレッテル。
いかにも･･･な外見の人が必ずしも悪いわけじゃないんだって。


しっかしやっぱ中村さんってこういうチンピラっぽい役がぴったりなんだよなぁ（＾＾；）


最後はかっこよく逝ってしまわれましたが、ここは、暴力じゃない解決法が見つかればなぁと思いました。

これで広瀬の冤罪の部分の救いがどこかでなければ悲しすぎるよね･･･
あいつら悪徳業者すぎでしょ？？



位置関係もしっかり見せてくれた1話目。

逃走の緊張感や事件の部分もしっかり定義してくれたので、すごく分かりやすい話しになってたと思う。



で、ここから成田はどうやって自分の無実を明かしていくのか？

その最中に毎回人を助けるって展開ですか？

･･･逃走犯にそんなゆとりないでしょ～（＞＜）


そもそも全国ネットで指名手配犯としての顔が流れてるんだったら、かなり難しいでしょ。



さぁて、ここからどうやって成田が巻き返すか。

人情物になるのか？
それは勘弁なんだよなぁ･･･。


奇抜な事はしなくていいので、追われているという緊張感がある分、テンポよく見せてもらいたいです。


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