◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

ライナの過去-----------------------。




戦場で呆然とするライナ。
掌にはべっとり血が･･･。

その手に握られたネックレス。

それは･･･。



タルロムに出会い、そこで生きていく事になったライナ。

戦場で略奪をする彼ら。


そうするしかなかったのだ、生きるために-----------。





さて、今日もイリスはライナにつっかかりまくり♪

でも触れられただけで妊娠しちゃうって、いつの話（＞＜）


しかもエリス家では、どうやら首を締めて黙らせるやり方で眠りに落されるそうな。


そんな無茶な

フェリスもルシルによくやられた･･･って、よく死ななかったよね。




イリスの土産の団子にご満悦なフェリス。

シオンの手紙を届けにやってきたのが彼女の仕事だったようですが･･･。

肝心の手紙をどこかへ失くしてしまったよう。



･･･団子の箱の底にくっついてたってオチっすか（＞＜）


そこで、シオンが何か言ってなかったか尋ねるライナ。

「竜が消えた！！」



先日の一件だろうと当たりをつけたライナとフェリスは早速調査を開始する事に。



で、その手紙はというと･･･宿のおかみさんがゴミの中から見つけて読んでしまったよう。


竜が現れた森の住人が殺され、あの竜も消えてしまったというのだ。

だからこの件は放置すると言うシオンの命令。

「あの森には近づくな！！」




･･･あらら。
全く反対の事やろうとしてますよ、ライナたち（＾＾；）



ネルファ皇国の森林奥深く足を進めるふたり。

美しい滝を見つけ、ここでお茶にしたらいいんじゃないかと話すふたりの前に、突然落ちて来た死体！！


よく見ると、木の上に血の流れていない死体が無数に引っ掛かっていたのだ！！


これは竜の仕業なのか？



すると･･･

先日出会ったスイとクゥの兄妹と遭遇！！


小説のネタを探して竜を見に来たよう。


でも･･･スイの腰に刺さっているもの。

それはライナが竜を目覚めさせた時に使ったあの短剣のような勇者の遺物！！



つまりこの惨状は彼らが起こしたと言う事！！

彼らもまた勇者の遺物を探しているというのだ。



そこで、ライナたちをわざと泳がせ、伝説の勇者の遺物へ案内させようとしたよう。

しかもおあつらえ向きに、ライナたちは遺物を放棄したから、ラッキーだったのね（＾＾；）


そこでこれ以上遺物を集める者が存在しないように、竜の目撃者を殺してしまったよう。



しかも彼ら、めちゃ強い！！

特にクゥの持つ氷を生み出す大鎌！！


氷の壁を作り出し、フェリスの剣も数回で凍らせるよう。

死体から血が流れなかったのもこの鎌で切ったから。



吹き飛ばされたフェリスをしっかり身体を張って庇うライナ。

これは連携プレイで行くしかないと、ふたりで力を合わせる作戦に出るのですが･･･。



複写眼の力を結晶化するというスイ。

どうやら彼はライナ以上に複写眼の事を分かっているよう。


そして、勇者の遺物の遣い方を教えてやると、ルール・フラグメを取りだしたスイ。

彼は自分の腕にそれを突き立てると、内側から異形のものを生み出したのだ！！


これが遺物の遣い方！！

仕様者の意思で、攻撃対象を焼き尽くす力を持つ遺物の力。


「さて、始めましょうかね。
遺物の力、存分に味わわせてあげますよ」



魔法の力を無効化する遺物など３つも遺物を持つスイ。

これでは勝ち目はない。



ひとまず撤退を試みるライナたち。

だが、逃がさないと、スイが放った何か。



それに支配されてしまったライナは突然目を押さえ、苦しみ出してしまったのだ！！


一体何をしたのか？


どうやら複写眼を奪うにはライナを覚醒させなくてはならないよう。



アルファ・スティグマが嫌われる理由。

それは、暴走し、すべてを破壊してしまうものだから！！



殺したくないのに、戦いたくないのに、支配されてしまう精神。


「すべてがどうでもいい。終わらせよう。

開け、解放しろ！！」


そして･･･内なるものに支配され、自我を失う前に、フェリスに逃げろとだけ言うのが精一杯だったライナ。


ついに、目覚めてしまう！！



覚醒したライナを遺物で抑え込もうとしたスイ。

だが･･･。

「消えろ虫けら」


そう言うと、あっという間にスイの身体は崩れ出してしまったのだ！！

消滅する遺物。

崩れ落ちて行く身体に恐怖を抱き、スイはあわてて自分の腕を焼きその消滅を止める。




相手が悪かったね。

ライナはそこらの複写眼の持ち主じゃないからさ。

魔王だもん♪



「すべて無に帰せ！！」

そして暴走した力はすべてのものを破壊し、呑みこんで行く。

すべて無に--------------。





そして･･･戦場で拾われた過去を思い出すライナ。



やさしい女の子がライナの母になってやると言い、子供たちはそれなりに戦場荒らしをして暮らしていたよう。

そこへ現れた兵士たち。

略奪し、女子供も容赦なく殺して行った彼ら。

母になってやると言ってくれた少女も囚われてしまい、ライナは彼女を救うため力を使ってしまう。


あっという間に火ダルマになってしまった兵士。


アルファ・スティグマの持ち主だと知り、逃げ出す兵士たち。

そして･･･今まで一緒にいた仲間すらライナを畏怖の目で見たのだ。



「化け物！！」

ライナをそう呼んだ人々。

助けようとした少女まで-----------。




炎の中、それを思い出すライナ。

「そうか、俺は･･･化け物なんだ--------------！！」




あぁぁぁぁ。

こりゃちょっと辛い展開。

やっぱ複写眼の力は受け入れられるか否かで大きな違いだよね･･･


だからこそ誰とも関わらないで、すべてが面倒くさいと距離をとって生きて来たライナ。

誰も殺したくなかったのに･･･。




一気に判明したライナの事実。

そして兄妹の存在。


次回はそんなライナを現実に引き戻す為、フェリスとの戦いになりそう。


これ以上ライナが傷つく事がなければいいけど･･･。

そう願わずにはいられないです。

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