最後の鍵-------------!!
学長にはノストラダムスの鍵を探し、預言を阻止すると言う使命があると説得する川島。
既に敵からは邪魔する奴は殺すと赤い文字で宣戦布告された状態。
時間がない。
そして、川島は有無を言わせず学長を魔法でとある場所へ転送するのだった----------。
「ここはどこ~?」
呆然とする学長。
ってここはどうやら墨田区のよう。
何故こんな所に~?
と言う事で、学長は川島によって偽装死亡させられていたという種明かしからスタートした最終回。
でも、ようやく鍵が判明し、預言の阻止は叶ったのだ!!
文明から父は生きていると聞かされ、複雑ながらもほっとするマヤ。
もうすぐ会えるのだから!!
では文明はどうするのか?
「行くの?」
平和な未来が自分を待っているから。
退職扱いで学院を、そしてこの時代を去ると宣言する文明。
・・・マヤ、止めたいだろうなぁ。
「帰らないで!!」って今にも言いだしそう。
だがその時、なんとこの時代の
内田文明の母親からマヤに電話が入ったのだ!!
何でも今度、
ふみあきの講演会が行われるんだとか。
その打ち合わせのための電話だったよう。
・・・この時代と未来の同一人物の接触って大丈夫なのか?
でも、母との対面を喜ぶ文明でしたが・・・今の文明にこの学院に来たという記憶はない。
それを考えた時、突然文明は頭を抱えてうずくまってしまうのだった------------。
これは一体どう言う事なのか?
そこで未来のスタッフにそれを尋ねる文明。
未来は未来で、やはり滅びの世界でしかない状態らしく、その原因追求に追われているよう。
そして導きだした結論。
「過去の自分には絶対に会うな!!」
一定の空間で処理できる情報量には限界があるという。
それを超えた場合、時空に歪みが発生するというのだ。
つまり、
文明自身がノストラダムスの鍵・・・!!
というより、
文明が、過去のふみあきと出会う事で生じる時空の歪みが鍵だというのだ!!
あまりに突然の事態に呆然とする文明。
だが・・・
「未来は変わっていない」
美風が鍵でなかった事実に愕然とする文明。
あの時、マヤが写した写真には・・・文明も写っていた。
そうか。
確かにそうだわ。
それでも彼は最後の願いを口にする。
21日まであと2日。
明日講演会の打ち合わせで母親が学院に来ると言う。
せめて母親に会いたい---------。
そして、スタッフのひとりがその指示を仰いだのは--------
マヤの父!!
あ、やっぱり。
これはそうじゃないかって思ってたもんね。
未来で指揮を執っていたのは学長でしたか。
学院には鍵はない。
それを分かっていた学長。
でも、まさかその調査をするために送りこんだ文明自身がその鍵だったとは、なんたる皮肉!!
マヤがノストラダムスの鍵を巡り合わせてしまったのか・・・。
だがマヤのせいではないと言いきる文明。
男になったねぇ♪
そして、そんな文明にマヤは終業式まで残れる方法を思いつく。
それは-----------
講演会の中止!!
母親との打ち合わせの席で、散々高飛車な態度で講演会の中止を申し出るマヤ。
怒りの母はこれで二度と学院にも、松代にも寄りつかないだろう。
マヤはそこで文明さえよければずっとここに・・・と言うのだが、文明はそれを拒否。
いい思い出はないけれど、母が好きだったのだ。
だからここに居たらまた会いたくなる。
それは子供のふみあきと遭遇する危険性があると言う事なのだ。
ま、マヤもその答えをある程度分かっていたよう。
そこで最後にひとつだけ
「学長命令よ!!」とマヤが文明に命じたのは------------
なんと
送別会!!
亜美の家に集まったマヤたち。
JKやスマイルまで!!
どうやら教師は向いてないからとマヤが文明に退職を勧めたという話になったよう。
まぁ優柔不断な性格だしその方がいいかもしれないと納得する亜美。
だが・・・事態はそう上手く運んではくれなかった。
なんと、
学院に興味を持ったふみあきがホテルを飛び出してしまったのだ!!
オカルト物に興味深々のふみあき。
あらら。
大丈夫?
ここでニアミスは勘弁だぜっ(><)
確かに今まで優柔不断で、流されてきただけだった。
自分の足で歩いた事はあったか?
そう考える文明。
そして、7月21日。
文明は最後に優柔不断はよくないと、地に足をつけて歩いて行ってくださいと亜美の受け売りで生徒に挨拶し、未来へ帰る時を迎える。
もう自分に嘘をつきたくない。
そういう文明。
ふたりが初めて会ったあの屋上で、最後の会話をするマヤと文明。
「俺が好きなのは・・・」
だがその続きを聞く前に、話をやめる文明。
マヤは思わず文明を止めてしまう。
「行くな・・・行かないでよ」
だがその時、マヤの目が驚愕に開かれる。
なんと屋上にふみあきが---------------!!
文明はそんなふみあきの頭を撫で、自分の足でここまで来たのなら、これからもそうしろと言ってあげる。
その時、12時を示す鐘が鳴り響く。
すると・・・突然学院の空の上に現れた大きな雲。
そこからなんと、
ロボットの宇宙人が!!
攻撃を仕掛ける彼らに
「やめろ!!僕の街を壊すな!!」と叫んで止めるふみあき。
だが彼はあっという間に吹き飛ばされてしまう。
そのポケットに入ったままのスプーン。
文明はそれを取り叫ぶ。
「歴史が変わるのは、ここからだ!!」
宇宙人の攻撃をスプーン1本でかわす文明!!
すごい力!!
またここでOPが流れるのがナイス演出!!
彼の潜在能力は凄かった、彼はやればできる子だったと言う事か。
彼らの中に突っ込んでった文明。
「マヤ、俺を・・・・俺を頼んだぞ--------------!!」
そう言い残し、
開いた時空ごと文明は宇宙人たちを消滅させてしまうのだった--------。
空には大きな入道雲のようなものだけが残され、侵略者たちは文明ごと消えてしまったよう。
「鍵を発見。
破壊した」
そう報告するマヤ。
そして・・・目を覚ましたふみあき。
「立ちなさい。自分の足で」
マヤの差し出した手を握るふみあき。
そして-------------
未来は変わる。
外へ出た学長が見たのは・・・未来の東京の景色。
行きかう人々。
そこにはスカイツリーも既に建設されていた。
その時マヤからかかってきた電話。
焦って電話に出た学長。
どうしたのと怪訝そうなマヤ。
今どこにいるのか?
「今日はふみあきも早いと言っていたから一緒にご飯を食べましょう」
その言葉に泣きそうに答える学長。
「すぐに帰るよ。
今すぐにね-------------」
最後は未来のマヤからの電話って事でOK?
その頃にはマヤは文明と結婚してるって事なのかな。
内田の表札といい、一緒にいるのは間違いないようですし。
学長がすぐ帰るというのをふたつ掛けてるんだね。
1999年と未来と。
また最後に写ったのが文明の大好きなカレーだってのがいいじゃん♪
それにスプーン(^^)
オチまで綺麗に見せてくれたなぁ。
これは秀作!!
今期一番のダークホースでしたわ~♪
最後までどうなるか分からない面白さがあったし、それをきちんとまとめてくれたもんね。
最初は単なるオカルト話なのかと思えば、裸のタイムトラベラーの出現に、果ては宇宙人登場でしょ。
はちゃめちゃな展開になりそうなのに、それを感動話でもしっかり見せてくれて、本当飽きさせない展開で面白かった。
これは私的に今期NO.1作品だな。
こういうのを待ってたよ!!
アニメノチカラ、最後にして本領発揮!?
いやぁ。
キャラも個性的で、本当楽しませてもらったわ。
ヘタレな文明も最後はちゃんと世界を救ったヒーローになったしね。
ただ、あの時代のふみあきの母親はどうなったのかは気になる所ですが。
大満足の作品。
スタッフとキャストのみなさんに拍手!!
これぞアニメノチカラでしたね(^^)
にほんブログ村 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪

世紀末オカルト学院 JK Tシャツ/ブラック-L[コスパ]《予約商品09月発売》
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話
第11話 第12話