あまりに衝撃的だった前回。
ついに起き上がりの秘密を知った敏夫。
自分の妻だった者に、杭を突き立て、その最期を看取ったよう。
飛び散った血。
その惨劇の場の後片づけを手伝ってほしいと頼む敏夫に、顔をゆがませる室井。
では、室井はどうしたいのか?
敏夫はこのまま起き上がりが増えて、村が汚染されて行くのを放っておけなかった。
「屍鬼を狩る。これが俺の正義だ!!」
だが、何の反論もせずに背を向けてしまった室井。
あぁ。
やはりふたりは決別するしかないのか・・・
お互い理解できないだろう。
正義のためと言いながら、
「殺す」という行為が室井には許せないのだ。
家に戻った室井は、自分の書いた原稿を読み直す。
兄は何故弟を殺したのか?
魔が刺した。
殺意のない殺人は事故なのか?
だがそこには必ず何らかの理由があるはず。
それが何なのか・・・。
室井もどうやらリストカット経験があるようですね。
自らを傷つける行為も立派な「殺人」になるんだよなぁ・・・。
次の日。
敏夫は村の仲間たちを呼びだす。
集まった4人の男たち。
村ではもう毎日のように人が死んでいる。
郁美の戯言のような一件が事実だと証明出来ると言う敏夫。
そして、彼はついに願い出る。
「頼む、手を貸して欲しい。俺ひとりではこれを食い止められない」
だが・・・残念ながら墓を荒らすという行為を受け入れる事は出来ない友人たち。
死者が生き返るなんて非常識な事を認められないというのだ。
そして、敏夫は8月の死亡者の数が知りたいと、役場へ向かう。
だがそこには、留守番を頼まれたという人がひとりいるだけ。
なんでも所長が身体を悪くしたから、夕方以降しか仕事ができないと言う事で、所員たちもそれにならったというのだ!!
夕方役所に行くと・・・仕事をする所員たちの見慣れた普通の光景が。
だが・・・今は夜なのだ。
それを異様な光景と言わずしてどうする。
そして、
死亡人数を尋ねる敏夫。
だが、
所員は「ゼロ」だというのだ!!
そんなはずはない。
必死に食い下がる敏夫ですが・・・。
なんと、
亡くなった人たちはみんな死亡前に転居届が出されているため、この村の住人ではないというのだ!!
だから死亡者はゼロ。
そんな無茶苦茶な(><)
だがこれが室井の言っていたことだとようやく敏夫は気づく。
そして、もうひとつ。
ここにいる所員全員が既に屍鬼なのだと-----------!!
敏夫は自分が書いた死亡診断書を村の外へ持ち出し、死因と戸籍を調べ合わせれば捜査の手が入ると屍鬼たちを脅す。
だがその時。
カーテンに仕切られた向こうから声が聞こえたのだ!!
「ダメよ、センセ。
おとなしくしたほうが、身の為。
私美食家ですの。そして先生は、私のえ・も・の」
って
千鶴登場!!
なんだよ、この演出~(><)
まるでショータイムのようなケバケバしさに、千鶴のファッションセンス。
横向きに寝そべってる姿は、煩悩セクシーポーズっ!!
怖い怖い。
でも彼女の命令ひとつで敏夫は屍鬼に襲われる事になるのも明白。
近いうちに敏夫の元へ現れると宣言する千鶴。
敏夫の時間ももう残り少ないと言う事か!?
今日も葬儀が行われる。
寺だけでは間に合わなくなり、外場葬儀社という葬儀会社を作った桐敷。
監視を任されている辰巳は、イマイチ支配人の速見が信用出来ないよう。
まぁ、オインクのスーツにシルクハット。
チョコバーを手玉に取って、ふざけてるような奴だし・・・飛田さんだし(わはは

)
だいたい葬式で派手で華やかな演出をするあたりは、感覚がおかしいでしょ(><)
何のショーだよっ!!
仲間を掘り返す手間を省くため、棺をここですり替え、死体を棺桶の中から出してしまう形を取っているよう。
確かにそれだと面倒もない。
家族が棺桶を開けない限りはバレないだろうし、起き上がりの確認も格段にしやすくなるだろうしね。
で、先日はどうやら昭とかおりの父の葬儀がここで行われたよう。
もうすぐ彼も起き上がると匂う辰巳。
だが、速水にもう少し葬儀は地味にしろと忠告。
葬儀はあくまで残された者の為に行われるものだから。
・・・って、辰巳は結構常識人だったんだ
さて、今日は恭子の葬儀のよう。
表向きにはちゃんとこういう形で眠らせてやることにしたんだ。
まぁそれくらいはしなきゃ・・・夫婦だったんだし。
人としてどうよ~な一面もありますもんね。
でも、村の人間は、伝染病だと思っている今回の死亡者の事。
病院は特に危険だと言う事で、律子たちに食堂での世話もさせてくれないよう。
しっかしやすよさん。
今回もお色気担当!?(わはは
)
何故メイド服のミニスカートなんだよっ!!
笑ったわ~♪
スタッフに愛されてるなぁ(^^)
葬儀を担当するのは室井。
でも、一言も会話をしないふたり。
そして、使用人扱いする敏夫の母の横暴さ、そして一緒に働いて来た雪が行方不明になっても
「そうか」の一言で済ませてしまった敏夫の態度に耐えられなくなった聡子は病院を退職。
まぁ、それは恭子の件があるから・・・ってのもあるけど、敏夫の気のかけなさすぎはそりゃ反発を食らってもしかたないか。
村ではこんな時ほど神事を行い、厄払いをしようといいだす。
だが、この人たちは村の現状を何も見ていないのだ・・・いや、見ようとしていないのだ!!
それを危惧する敏夫。
その頃、夏野の部屋に花を捧げ、祈りを捧げる徹の姿が。
夏野が亡くなって7日。
そして・・・。
「俺を、殺しに来たか」
敏夫の前に姿を現したのは---------夏野!!
彼は敏夫にひとつ聞きたいと言う。
「今でも清水恵が死んだと思ってるのか?」
夏野が亡くなったと聞いた事を思い出した敏夫。
「あぁ、死んだよ。まだ動いてるがな」
その答えを聞き、夏野は背を向ける。
そして・・・。
「あんたはひとりじゃない」
そう言い残して去ってしまうのだった------------。
夏野生きてたっ!!
って生きてるとは言わないけどさ。
でも、
屍鬼になってしまった夏野だからこそ、自分の手で終わらせようとするんじゃないかなぁ。
それこそ徹と敏夫とで何かをしだしそうな気がする。
たとえそれが自分たちを滅ぼすことになっても、夏野ならやってしまいそうな気がする。
でも、恵とは仲間だとか慣れ合ってもらいたくないな。
まぁそれはないだろうとは思うけど。
敏夫はどんどん孤独な戦いを強いられることになるだろうし、頼みの綱だった室井まで背を向けられてしまった・・・。
どうなるんだろ。
次は桐敷も登場するようですし、昭が動きそうですね。
徹は次はだれを?
ますます気になる次回です~♪
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