◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

2010/12/12(日)10:25

刀語 第12話(最終回)「炎刀・銃」

俺の妹がこんなに可愛いわけ/ノベル原作(464)

刀語終幕---------------。 いよいよ1年に渡って放送されてきた大河アニメも最終回。 後半は放送時間が週末に変わったので視聴が後回しになってしまい感想もすべてはかけなくなってしまいましたが、一応視聴はしてました。 まさかのとがめの被弾。 彼女の最期の言葉をしかと聞けという左右田右衛門左衛門。 とがめの願いはひとつだけ。 「「チェリオ」を流行らせろ」 とがめがいなければそんなの出来ない。 泣きじゃくりながらとがめを抱きしめる七花。 腹心で、これからは一緒に地図を作る。 「あんたには俺がいて、俺にはあんたがいるんじゃなかったのかよ!!」 だが--------------それは全部嘘。 この旅の終わりに、とがめは七花を殺すつもりだったというのだ!! すべての感情すら『駒』だというとがめ。 この1年、共に旅をして教えてもらった感情すらも駒だというのだ。 それでも、今しあわせだというとがめ。 「これでそなたを殺さずにすむのだから-------」 「死ななきゃ止まれなかったのか!?」 「そなたのせいではないよ・・・」 そして、最後の命令を七花に下すとがめ。 「私のことは忘れて、好きなように生きろ-----------」 「ふざけんな!! 俺は本当にあんたが好きだった。 あんたがいなきゃ、俺は何も出来ないよ!!」 最後まで七花を駒扱いしたひどい奴。 「それでも私は、そなたに、惚れてもよいか--------」 とがめの手が・・・血溜りへ落ちる--------。 二人の旅の終わりがこんな結果だとは!! これは予想外の展開だったわ。 でも、その死がなければ変体刀・虚刀流「七花」は完成しないのだ。 とがめの告白が切なくて、切なくて・・・。 細谷さんと、田村さんの熱演に拍手!! その頃、否定姫は尾張へ向かい、ついに大御所と対面。 勝ちを意識する否定姫。 彼女曰く、四季崎記紀は歴史の改ざんをするために変体刀を作り出したという。 一族が残した崩壊の予言により、日本を救うために作り出した刀たち。 だがその時、否定姫に伝えられた族の進入の報告。 「我々はこれでおしまいです」 そして、尾張城に現れたのは・・・七花。 ここに七花が現れるのもすべて四季崎記紀の計算通りだったというのだ!! だが、七花はとがめの仇を討ちにきたのではない。 「死にに来たんだよ」 七花を待っていたのは12人の剣士。 家鳴将軍家御側人十一人衆と右衛門左衛門。 彼らはそれぞれ今まで集めた変体刀を持ち、七花の前に立ちはだかる!! だが、今の七花にはもはや死角ナシ!! 次々と彼らを倒し、刀を破壊していったのだ!! ここは小気味いいテンポで次々と見せてくれたなぁ。 所詮ザコだし、総まとめ的な扱いだから、このテンポでいいんじゃないかと。 天守閣で待つ否定姫と右衛門左衛門目指して、次々と上に上がっていく七花。 「はぁ、本当に面倒だ」 そして、ついに右衛門左衛門がいる天守閣の一歩手前までたどり着く。 最後に残された刀は--------炎刀「銃」!! 天守閣へ来れば、殺させてあげると言い残し、否定姫は上に行ってしまう。 誰のために、何のために戦うのか? 最後まで身勝手だったとがめ。 自由に生きろと言い残して逝ってしまったけれど、七花はそんなとがめが好きだったのだ。 だがもうとがめの命令を聞くことはない。 ここに死にに来たという七花。 そして、もう自分を守ることすら、とがめがいなくなってしまった今、聞く必要はないのだ!! 右衛門左衛門が放つ弾をその身で受けることを躊躇わない七花には、もう恐れるものはない。 すさまじい戦闘を繰り広げ、右衛門左衛門の懐に入り込んだ七花。 ついに右衛門左衛門死す----------!! 天守閣に登った七花は、彼の最期の言葉を否定姫に伝える。 「姫様、あなたのために死ぬことをお許しください」 だが、そんな言葉では感動しないという否定姫。 それでも彼女は軽く、「私を殺してもいいわよ」というのだ。 震える家鳴将軍に最後の真実を話す否定姫。 尾張幕府の崩壊こそが四季崎記紀の最終目的。 だから、将軍には死んでもらわなければならないというのだ。 そして、それこそが否定姫の目的でもあるのだ!! 彼に振り回され、志半ばで死んで逝ったとがめ。 そのけじめだけはつけなければならないという七花。 最後に七花は否定姫に尋ねる。 本当はとがめのこと、嫌いじゃなかったのではないのか? 「嫌いじゃなく・・・なくもなかったわ」 家鳴将軍は最後の悪あがきで天下を与えようと言うのだが、七花にはそんなものは必要ないのだ!! 「チェリオォォォォォォ!!」 崩壊する尾張城。 そして・・・それでも結局歴史の改ざんは成されなかったよう(^^) 世の中は、次の将軍が立ったよう。 まぁ、歴史の改変は成されたよう。 そして・・・新しい旅を始めた七花。 それは日本地図の完成。 そして、その旅に勝手に同行したのは・・・否定姫。 その頭には、右衛門左衛門の『不忍』の仮面が!! 七花の腰にはとがめの遺髪が尻尾のようについてる♪ なんだかんだと言いつつ、ふたりが一緒に旅を始めたようです。 うん。 なんか、そうきたか~というようなラストでしたね。 最終回にふさわしい壮大なアクションと内容だったと思います。 序盤はほろっとさせられ、後半はすさまじい戦い。 最後のオチまで一気に見せてくれたなぁ。 1年に渡る長き物語の完結。 まさに大河アニメと言える出来だったのではないかと。 尺で言えば半年サイクルですからね。 ようもまぁここまで作りこんだ作品をアニメ化したなぁと思います。 感想を書くにあたって一番大変だったのは漢字との戦い!! 最後までなんとか視聴出来たのは、なんだかすごい達成感を感じます。 とがめの離脱が、まさか!! でしたけど、そうすることで、二人が救われたと思えば・・・かな。 余韻がある終わりに、なんだか清清しい気分を味わわせてもらいました(^^) 次の西尾先生の作品も楽しみにしてます!! 1年に渡りお付き合いした皆様もお疲れ様でした!!  にほんブログ村 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 大河アニメ 刀語 劇中楽曲集 其ノ壱

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