2010/12/20(月)22:51
ドラマ「流れ星」第10話(最終回)「二人の決断」
健吾はたったひとりで警察へ自首。
「私、どこに帰ればいいの?
また独りにすんのかよ」
涙を流すしか出来ない梨沙。
だが、どうやら熱を出してしまい倒れてしまったよう。
神谷に連れられ、別の病院で手当てをしてもらう梨沙。
だが、神谷がここでしばらく休めばいいと言うのだが、梨沙は病院を抜け出してしまうのだった------。
首を絞めようとしたけれど、目を覚ましたマリアに、記者を装い話を聞く修一。
兄は契約結婚をしたのではない。
梨沙を無理やり巻き込んだというのだ。
兄が自分の為にしてくれたことだから。
だから誇らしげに言うマリア。
「お兄ちゃんが困ったとき、今度は私が助ける」
昔、マリアと同じように梨沙がそんなことを言っていたことを思い出した修一。
そして・・・梨沙にかけた電話。
だが、それを取ってもらうことは出来なかったよう。
留守電に残されたメッセージ。
今、梨沙に自分が出来るのは、いなくなること位。
そして・・・ビルの屋上から飛び降りる修一。
えぇぇぇ!?
そんな展開かよっ(><)
驚いたっ!!
1年後、元気に学校へ登校するマリア。
1年かけて作った作品が入選したよう。
神谷は小さな病院に移り、今は内科医に。
そして、健吾はまた新たな場所で、働いているよう。
すべて元通り。
そして、梨沙は・・・魚たちを取り扱うペットショップで働いているよう。
だが・・・どうやら修一は助かったよう。
でも、足を悪くしてしまったようで、梨沙はそんな兄を見捨てられずに看病しているよう。
けなげ過ぎる~(><)
結局どんな兄でも、見捨てられなかったってことなんだ。
私なら絶対放っておくわ。
でも、小さなネットのサイトに載っていた写真を見て、梨沙の居場所を知った神谷が訪ねて来る。
皆には黙っていて欲しいと願う梨沙。
そして、マリアの入賞した学生コンクールで、マリアたちはみんなと再会する。
前に進んでいる。
笑顔でみんな。
美奈子は今度お見合いをするよう。
そして、口には出さないけれど・・・梨沙を待っている健吾--------。
神谷に教えてもらったマリアの展示会。
そこへ向かう最中、楽しそうに笑顔で話し、写真を撮っている岡田家の3人を目撃した梨沙。
思わず笑顔になる。
でも、声をかけないんだ。
自分の居場所はここじゃないと思ってるのかなぁ。
残念ながら展示会は間に合わなかったよう。
外からガラス越しに見たマリアの作品。
それは・・・。
「つながる命」と書かれたタイトルの作品。
・・・私には芸術はちょっと分からないわ
そこに聞こえた足音。
一瞬健吾かと期待したけど・・・やってきたのは神谷。
どうやら彼はもう一度移植に携わりたいと、北海道の大学病院へ行くことが決まったよう。
だが・・・修一が姿を消したのだ。
入院費も払っていなくなったよう。
そして梨沙の毎日少しずつ貯めていた通帳も消えていたのだ------------。
しかも、足、なんともなかったんかよっ(><)
き~~っ!!
また騙されたのか!?
神谷に会いに行った梨沙は、絶望に晒され、自分も北海道へ行こうかと考える。
「全部夢だったんじゃないのかなって思うんだよ」
健吾に会ったこと、岡田家で過ごしたこと。
手術したこと・・・。
「分かってるんじゃないですか。
夢なんかじゃないって」
その頃・・・岡田家のポストに入れられていた梨沙の通帳。
兄。
最後にいいヤツになってくれたのか。
よかった~救いがあって。
これで、ようやく梨沙は兄の束縛から解放されたようですね。
妹にとって、誇れる兄でいたい。
マリアの言葉と、通帳の預金を見てそう思ったのかもしれない。
そして、今日はふたご座流星群が見れる日。
店に訪ねてきた健吾。
修一だと思っていた梨沙ですが、無駄にイケメンだという店長の話を聞き、思わず走り出す。
だが・・・すれ違いのふたり。
あ~もどかしいっ(><)
だが・・・ついに健吾の展示したクラゲの水槽の前で再会を果たしたふたり。
健吾とクラゲの水槽越しに見つめあう梨沙。
ここでは星は見えない。
でも、たくさんのクラゲがいる。
これは二人にとっての星だから・・・。
「一緒に帰ろう」
そう言って梨沙を抱きしめる健吾。
「帰ろう」
その言葉にようやく素直になれた梨沙は、涙を流し「うん」と頷くのだった。
最後の抱擁が、すごく嬉しそうで、見ててこっちもほっこりでしたわ。
よかった、最後にちゃんと戻ってこれて。
ヘタに延長がなくても、十分楽しませてもらえた最後だったんじゃないかなぁ。
まぁ若干これで終わり?的な感じだったことは否めませんが。
後日談もみんながしあわせになっててよかったし。
何より、あれだけ憎いと思ってた修一が、最後にいいおにいちゃんになってくれた救いがあったこと。
これが一番嬉しかったかも。
素直になれないけど、今度こそつないだ手を放さないで欲しい。
毎週どうなるんだろうと、ふたりのもどかしい距離をドキドキしながら見せてもらいました。
今までにない役を演じて見せてくれた上戸さんは、また新しい一面を見せてくれたし、竹之内さんはやっぱ無駄にイケメンだったし、きいちゃんは可愛いかったし。
神谷先生と梨沙もありじゃん!!
って思わせてくれた松田くんの安心感もよかったなぁ。
そして何より、マジで「死ね」と想いたくなる、ダメ兄っぷりを見事(?)演じてくれたゴロちゃん。
その後のスマスマでゴロちゃんを見る目が変わってしまったくらいインパクトの強い役でしたわ。
これはあっぱれってことで(^^)
すごく作品的には地味だったかもしれない。
でも、じんわりと心に伝わる何かを持ったドラマでした。
最後がこんな綺麗にまとまるとは・・・すごく気持ちのよいラストに拍手でした(^^)
まぁ、何で兄が何事もなく助かったのかとか、医者は足のこと、何も気づかなかったのかとか、健吾はそんな早く刑を終えたのかとか・・・突っ込み所は多々あれど、それは無粋かってことで。
みんなしあわせになってね~♪
と言うことで。
1月からの月9にも期待です
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