ざくろを助ける----------!!
あうん様になんとか神がかりの里へ連れていって欲しいと頼み込む景たち。
渋るあうん様ですが、やはり景がざくろの「いい人」だとからかう。
その言葉に顔をしかめる景。
自分はそんなのではない。
今まではずっとざくろに守られていた。
だから今度はざくろを助けて、
「そして、ざくろくんの隣に立ちたい!!」
景の気持ちを汲んだあうん様は6人を神がかりの里へ飛ばすのだった-------。
だがその時、妙な気を感じたあうん様。
無事6人は神がかりの里へ行けたようですが・・・どうやら景だけはぐれてしまったよう(^^;)
ヘタレ返上の為にがんばれっ!!
だがその時、女性のすすり泣きが聞こえてきたのだ!!
恐る恐る屋敷に入り、声の主を探す景。
そこには-----------突羽根が!!
「どうか、私の声をざくろに、沢鷹に届けて--------!!」
その頃ざくろは、操られるまま沢鷹と婚姻の儀式を進めようとしていた。
沢鷹は仮面を取り、ざくろに口付けをしようとしたその瞬間。
花びらが邪魔をする!!
「見つけましたわ!!」
5人が現れる!!
だがそこに花楯がいたことに驚愕を隠せない。
すぐさまいずなが変化し5人に襲い掛かる。
沢鷹はざくろを抱き、百録と共に別の場所で儀式を続けることに。
だが、薄蛍は感じる。
いずなたちの心の叫びを!!
「私たちを殺しなさい!!」
「殺して逃げなさい!!」
涙を流しそう訴えるいずなたち。
この村にいても、
半妖を作り出されるだけで、可愛そうな子を増やされるだけ。
自分たちの意思とは違っても、いずな使いに操られてしまう。
だから自分たちを殺して欲しいと、攻撃を仕掛けながら涙を流していたのだ。
そんないずなを殺すことなど出来ない。
どうすればいいのか?
利劔は、景と同じく、今まではつらい役目を負わせてきたと、今度は自分が守るといって攻撃を仕掛けたのだ!!
そう、利劔が攻撃したのは、
いずなではなく、いずな使い!!
彼の目の前に刀の柄を突きつけ、脅すと、あっという間に逃げ出してしまったいずな使い。
お札は効力を失い、いずなは小さなサイズに戻ったよう。
次々といずな使いを襲う薄蛍たち。
その頃、沢鷹はざくろと百録を連れて、父と母の結ばれた場所へ来ていた。
ざくろは自分にないものをすべて持っている。
力も、仲間も、そして母の愛も--------。
それが妬ましいのだろう。
だから沢鷹は奪うしか出来ないのだ。
だがその時、背後から聞こえたのは・・・。
「それは違います!!」
景。
命を顧みず助けに来た景を見て、沢鷹は尚も思う。
「何故お前はそこまで愛される。
私とお前はどこが違う」
だが、所詮景の力では半妖の百録に適うわけがない。
追い詰められる景。
だが、景は叫ぶ。
「僕が助けたいのは、ざくろくんだけじゃない!!」
そこへ加勢に現れた皆。
だが、相手は妖力を失っても里長。
所詮人間相手では格が違う!!
その頃ざくろは・・・夢をみていた。
いつもの真っ赤な夢。
うごめいていたのは半妖のなりそこない。
泣かないでと言う言葉に彼らは次々と消えて行き、残されたのは・・・。
「あなたが泣いていたの?」
木の下でうずくまる少年を見つけたざくろ。
だがその時、丸竜が跳ね飛ばされた刀が、ざくろめがけて飛んでしまったのだ!!
とっさにざくろを庇う景。
その胸にあった翡翠のペンダントを見て、駆松の言葉を思い出す。
それはざくろの力を封じるもの。
それを開放すれば!!
だが----------景はそれをしなかった。
ざくろが里へみつからないようにするためでなく、それが突羽根の願いだったからだという景。
「ざくろくんに少しでも普通の生活をさせてやりたいと-----------」
だが、沢鷹にすれば、それすら愛されていたことにしかならない。
里へ戻っても、自分に従わず、利用されることを拒んだ母。
そして、一切の食事をせず、死んでしまったのだという。
だが、その力の強さゆえ、死して尚、生前の美しさを保つ突羽根。
「あれは、私を責めているのだ!!」
沢鷹の心は傷ついている。
それを知っていた突羽根。
だからそれを救って欲しいと、景に託したのではないのか。
沢鷹を手放した。
それが母にとっても大きな傷になっていたのだ。
だから里に利用されるくらいなら、自ら死を選ぶと決めた突羽根。
その最後は、せめて息子の傍でと------。
話を聞かされ、苦しむ沢鷹。
だが・・・。
「だからどうだというのだ」
一瞬のうちに戻ってしまった顔。
ではいっそ、ざくろをここで殺してしまうと、その首に手をかけようとした沢鷹。
だがその時、屋敷の方角から悲鳴が聞こえたのだ!!
屋敷はすでに火の海
一体何故?
どうやら女郎蜘蛛の指示で、橙橙が屋敷に火を放ったよう。
そして半妖たちを逃がして回ったのだ!!
すっかり女郎蜘蛛は橙橙を手玉に取ったよう。
すぐさまざくろを連れて戻る沢鷹。
百録が景たちの前に立ちはだかるも・・・。
景の
「助けるのはざくろだけではない」という言葉に、
沢鷹を過去から開放して欲しいと願う百録は協力を申し出るのだった・・・。
「泣かないで、沢鷹-------」
ざくろは夢の中の少年に語りかける。
兄を思い涙を流すのだった----------。
どうなるんだ~!?
救いはどこだぁぁぁ!!
一体誰が最後にどうまとめてくれるか、楽しみになってきたぞ~♪
最後に突羽根が力を使って息子に愛を伝えるか、ざくろが目覚めるか。
まぁその前に女郎蜘蛛との戦いだな。
今回は、ヘタレながらも景が頑張って戦ってたので、それを見れただけでも成長を感じられるよね。
まぁ、母がもう少し沢鷹に対し、抱きしめるとか、愛してるの言葉を告げるとかしてたら、ここまでこじれなかったかもですね。
みんな素直になろうぜ。
父に密告したのも、嫉妬からだったし。
でも、最終回へのもって行き方は最高なので、次回どうまとめてくれるか楽しみにしてます!!
にほんブログ村 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪

おとめ妖怪ざくろ B2タペストリー
◆
【送料無料】おとめ妖怪ざくろ ドラマCD
第7話 第8話 第9話 第10話 第11話