誤解が誤解へ-----------。
いよいよ学祭が近づく。
準備が間に合わないようで、みんな総出でやっているものの、時間が足りないよう。
そんな中、竜は落ち込む風早と遭遇。
「ぶっちゃけに行ったの?」
さすが直球、竜!!
風早も自嘲気味ながら、しっかり返事を返す。
「うん。振られた。
やっぱ、迷惑だったかな。
俺との仲を誤解されたくないみたいだ。俺が黒沼にしてたことは、全部気を使ってやってきたことだと思われてたみたいだ。
なんか、思ってたよりキツイなぁ。
あんなに泣くほど困らせてるなんて、思ってなかったんだ・・・」
告白して、念押ししたのに、それでも伝わらなかった風早の想い。
だが、こればかりは他人がどうこう言えるものではない。
でも・・・風早の言葉を聞いてしまったくるみは黙っていられなかった!!
早速爽子の元へ。
泣きはらした爽子の顔を見て、酷い顔と。
「私、風早くんに振られたよ」
「まさか、仲間だとでも思ってるの?一緒にしないで。
爽子ちゃんなんて、ライバルじゃないよ」
その言葉に、思わずくるみの肩を掴んでしまう爽子。
「私が、振られたから?」
そうではない。
苛立ちを隠せないくるみ。
「戦ってないからでしょ。
風早を傷つけるからでしょ!!」
それでも、好きな子がいるのに迷惑をかけ続けたからなのかとか思ってるあたり、もう鈍感すぎる!!
これは怒っていいわ。
くるみはがっしり爽子の口を掴んで怒りの言葉を吐く。
「あんた、風早の何をみてるの!!
あたしと一緒だと思わないで!!
ちゃんと間違いなく伝えた!!一緒にすんな!!」
くるみはちゃんと自分の気持ちを風早にぶつけた。
そして、振られたから吹っ切れたんだよね。
でも、爽子はそうじゃない。
風早だけが、爽子を「かわいそう」扱いではなく接してくれたはず。
なのに、爽子はそれを分かっていない。
これは見てる方がイラっとするわ。
今回ばかりはくるみの言ってることが正しい。
感情が高ぶって、涙まで流して告白するくるみが可愛いね(^^)
さて、その夜。
くるみの言葉を何度も反芻する爽子。
風早のことはずっと見てきた。
でも、何が見えてないのか?
その時、千鶴から学祭準備をするから家においでとメールが入る。
あれだけ厳しいことを言ってくれた千鶴が、それでも自分を誘ってくれる。
それが嬉しくて、爽子は両親に許可を取り、急いで千鶴の家に向かうことに。
ママさん最高の理解者~♪
さて、ピンはすっかり風早が爽子を振ったと思ってるよう。
でも、それを酷い男だなぁとからかうと、風早は「振られた」と何度も自虐的なことを言うハメに。
どうやらピンは、爽子の方も「振られた」と言っていたのを思い出し、なにやらお互いこじれてることを悟ったよう。
そこで、アドバイスついでに背中を押してやるピン。
「いいんじゃないか、そんなの、あきらめちまえよ」
そういわれた風早。
さぁ。
本当に彼はあきらめてしまうのか!?
その頃、千鶴の家に集まったクラスメイト。
仮装行列の衣装を一生懸命作る中、サイズが合わないという女の子に、こうではないかと教えてあげる爽子。
でしゃばってしまったかと身構える爽子ですが・・・。
「ありがとう、貞子」
といわれて、またもキラキラモード♪
そんな爽子を見て、微笑ましくなる千鶴とあやね。
そして、飲み物を持ってくると立ち上がる千鶴の後を追い、今日はありがとうと感謝の言葉を伝える爽子。
メールくれて、呼んでくれて、放課後の言葉。
「嬉しかった」
誰かから好かれてるって思ったの、ふたりが初めてだった。
盛大な告白。
それに気分をよくした千鶴は、めちゃめちゃ嬉しそう♪
すっかりご機嫌テンションになった千鶴を見て、よかったねと声をかけてくれたあやね。
言葉ひとつ。
それでこんなに喜んでくれた千鶴。
では、ちゃんと風早に伝えたのか?
それを思い直す爽子だった・・・。
翌朝、くるみと遭遇する爽子。
でも・・・挨拶する前に、ふんと顔を背けられてしまう。
見損なわれている!!
落ち込む爽子の前に、今度は健人が。
だが、それを遮ったのは千鶴とあやね。
「余計なことすんなっつったじゃん
」
怒りのふたりに、やっぱりかと顔をしかめる健人。
何がなんだかの爽子に向かって、健人は言う。
「やっぱ、風早、貞子ちゃんのこと好きかも!!」
大声でそんなこと言ってるし!!
なんてハタ迷惑男っ!!
ざわつく生徒たちに、慌てて否定する爽子。
「誤解、違う違う、それは誤解なので・・・。
好きの意味が違う-------」
だが、その時、風早が!!
あぁぁぁ!!(><)
なんてバッドタイミングぅぅぅぅぅ
また絶対誤解でしょ。
これでは爽子が、風早との仲を否定してるようにしか聞こえない。
うわぁ、これは固まる(><)
なのに、空気を読まない男ジョー登場!!
それでなんとか張り詰めた空気は解除されたものの、風早は何でもないとフォローだけして、爽子に声もかけずに行ってしまったのだ。
何か言おうとした健人はあやねと千鶴が拉致!!
そして、取り残された爽子。
通りすぎな、竜は言う。
「俺が言うのもなんだけど・・・多分、あんた、言葉足らず」
うぉ!!
やっぱ竜の一言って重い。
すっごく端的なんだけど、的をついてるんだよなぁ。
好きだわぁ、こういうキャラ♪
このまま風早に声もかけられず、背中ばかりを見ることになるのか。
もう、おはようっていえなくなってしまうのか。
あの時は、風早が声をかけてくれた。
待っていてくれた。
でも・・・。
さて、拉致された健人に詰め寄る千鶴。
「まずいことしちゃったかなぁ」
「しちゃったか、じゃねぇんだよ」
だらだら汗を流す健人に容赦なくガンくれる千鶴。
怖いけど、めちゃ面白い♪
もっと言ってやれ、千鶴っ!!
沢城さんさすがっす♪
その時、ジュースを買いに来たくるみ。
そこで千鶴は余計なことをしてないかと尋ねると・・・。
爽子を罵ってやったというくるみ。
だが、チョコを渡さなかったのは爽子の勝手。
渡すなとは言っていないのだから。
くるみも風早狙いだと知り、調子に乗ってしまった健人。
「じゃぁ、俺が貞子ちゃんと付き合った方が、くるみ的によくね?」
また、このチャラ男はっ(><)
だが、それにはすかさずくるみの平手がとんだ!!
早っ!!
「余計なことしないで」
あの程度の女に負けたと思われたくない。
あんなに手ごたえのない女だと思わなかった。
怒りのくるみ。
でも、くるみの言ってることも一理あるのだ。
基本、彼女もいい子なんだよなぁ。
恋に関してはフェアだと思うよ。
放っておけない。
爽子のためにって言うのは健人の言い分。
でもそれはウラを返せば、
「おれはいい奴だって自己満足なだけ」
でも、そのせいで爽子は今、傷ついている。
周りが何かをしてこじれるのをよく分かっただろうとクギをさす千鶴。
「もう、放っておきな」
流石に今回のことは健人にもかなりこたえたよう。
痛む頬を押さえ、健人は落ち込むのだった・・・。
ま、ここまでこじれたのは全部お前のせいだったんだから、大いに悩め!!
いやぁ、本当この男はシメたくなるねぇ(^^;)
そして、爽子もまた、風早のこと、言葉足らずな事を思い直していた。
「あたし、何も見ていなかったんだな。
自分からは何もしてなかったんだ-----------」
ようやく少しだけ前向きになった爽子。
風早に自分の想いを伝えたい。
そう思えるようになっただけでも成長したってことで。
こういうとき、見守るしかできない友人はつらいよね。
そう、結局は当人同士の話なんだから、周りがいくらフォローしてもダメなんだよ。
だから、友人としてできることは、見守るだけ。
一番簡単そうで難しいこと。
でも、千鶴とあやねならやってくれるだろう。
そして、彼女たちにちゃんと伝えたように、風早にも自分の気持ちを伝えてもらいたい。
さぁ、爽子はどうするのか。
次回からの反撃(?)に期待ですね~♪
アニメ・ドラマ感想ブログ ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪
☆つぶやいてます
◆Twitter◆

【送料無料】君に届け~伝えるキモチ~ プレミアムパック
第0話(1期総集編) 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
5850 HIT/2/38