夏がまた来る------------!!
今日は中間試験。
散々だった西村に対し、試験が終わったのでどこかへみんなで遊びに行こうと言う話になる夏目たち。
家に戻ると、塔子さんが昔のアルバムを引っ張り出して懐かしそうに見ていた。
どうやら今度小学校の同窓会があるよう。
でも、塔子には少し苦い思い出があるよう。
仲のよかった友人5人で手作りのプレゼント交換をやったそう。
その時、栗山という友人が作った手作りクッキーをもらった塔子。
ちょうどその栗山には塔子が作った押し花カードが渡ったよう。
だが、彼女は
「こんなの欲しくなかった」とクッキーを返してくれと言ったというのだ。
急に恥ずかしくなった塔子は、そこで彼女に
「ごめんね」がいえなかったことを悔いているよう。
みんなもう忘れているかもしれない。
でも、塔子の中にはしこりとして残った出来事だったよう。
ただ、元気な彼女の姿が見られたら、そのもやもやも消えるのではないのか。
そう笑う塔子だった----------。
そんな話を聞いた夏目は、少しだけ塔子を羨ましく思う。
夏目にはそんな思い出がないからだ。
友人と呼べる人はいなかったから・・・。
笹田のくれた美術館のチケット。
今度はみんなでそこへ行くことになったよう。
美術館なんてとバカにするニャンコ先生だけど・・・
近くに美味しいラーメン屋があると聞いては黙ってはいられなかった!!
「行く、行く!!」って・・・先生、今回はかなりキモいです(><)
幼い頃、人には見えないあやかしは、夏と言っても変わらない毎日を過ごしていた。
見えない者を脅かしても、怒りを感じても、それは人には伝わらない。
だがある日・・・同じ年頃の子供たちにいじめられる夏目を見かけたそのあやかし。
思わず毛虫を落として驚かせてやると、逃げ出してしまったいじめっ子たち。
大笑いするあやかし。
夏目と一瞬目が合った気がしたけれど・・・。
「存在に気づく人間などいるわけが・・・」
そう想いつつ、夏目を驚かすことにしたあやかし。
盛大に驚いてくれた夏目に気をよくしたのか、それから毎日夏目を追いかけることが日課になったよう。
だが・・・見えるというそれだけの事で、夏目がみんなからいじめられていることを知ってしまったあやかし。
何故自分に?
「暇なのか?」と夏目に言われてしまい、忙しいと返すあやかし。
でも、初めて話をしてくれたその子と、もっと話したいと思ったけれど・・・。
夏目の転校が決まる。
追い出すようにコート1枚を餞別に差し出して、渡したおじさん。
今日も夏目を驚かしたあやかし。
だが、ちょうど他の子と一緒だった夏目は、彼を泥水の中に突き飛ばす形で倒れてしまったのだ!!
焦ったあやかしに、思わず叫んでしまう夏目。
「お前らなんか、大嫌いだ!!」
でも・・・その言葉も、少年にすれば自分に言われたことと勘違いしただろう。
それきり夏目はもうこの木の下を通らなくなってしまったよう。
なんだか心配になってしまったあやかしは猫の姿になり、夏目を探すことに。
今日もひとりでいた夏目。
近づいた気配に、猫を抱きしめ
「いいにおいがする」と笑顔を見せる夏目。
だが・・・猫を羨ましいというのだ。
「僕も早くひとりになりたいなぁ。
ひとりで生きていきたいなぁ------------」
その言葉を聴き、
ひとりは寂しいと、思わず涙を流すあやかし。
だが・・・それから二度と夏目と会うことはなかった。
次の親戚の家に引き取られてしまったからだ。
自分にことしか考えない人間たち。
みんな消えてしまえばいい。
そう思ったあやかしは、それから人がその木の下で悪さをしようとすると驚かせたりしていたよう。
でも・・・もうそれすら何も感じない。
夏目がいなくなって、自分の時間は止まったままだから・・・。
あの子はまだ笑っているだろうか。
寂しい願いを抱えて・・・。
そう思うあやかしだったが・・・。
「よかった」
まだここにいてくれたと笑顔を見せた夏目。
変な別れ方をしたから、夏目の中でずっと気になっていたよう。
美術館へ寄った帰り道。
あやかしの事がずっと気になっていた夏目は、近くだったその場所にひとりで寄り道したいと言い出したよう。
そんな夏目に、行って来いと背中を押してくれた3人の友人たち。
「今ならあなたのやさしさが分かる気がしたんだ」
笑顔の夏目に、思わず泣きそうになりながら抱きつくあやかし。
「きっと、やさしい誰かに会えたんだね」
あやかしからは懐かしい匂いが。
夏目はあの猫がこのあやかしだったことに気づいたよう。
今なら分かる。
会いたい人がいれば、きっと、もうひとりじゃないこと-----------.
家に戻れば、笑顔で出迎えてくれた塔子さんが。
ただいまとお帰り。
うん。
イイハナシだった。
昔のしこり・・・って、他人からみたら小さいことかもしれない。
でも、その人にはずっと何か暗いものを残してしまうんだろう。
塔子さんもちゃんと謝れたようで。
夏目は今笑っている。
大切な友人と、家族に囲まれて。
それが分かっただけで、あのあやかしはこれからも人にいたずらは仕掛けるだろうけど、人に害は与えないだろう。
大切な思い出のひとつ。
最後にほわっと泣かせる演出で、今回も印象的に見せてくれたなぁ。
あやかしの名前は気になるところだけどね。
今日も清清しい1日が過ごせそうです(^^)
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第1話 第2話 第3話
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