南極へ--------------!!
日本人の夢と希望を乗せ、宗谷は旅を続ける。
1回目は好発進だったこのドラマ。
圧巻の視聴率22.2%
2時間でこの数字はすごいと思いますわ。
船内を樺太犬たちと散歩中の倉持。
犬たちもストレス解消で散歩は必要なようで。
空調管理も大変な状況。
犬塚も頑張って手伝ってるようですが、過酷だわ。
その頃、白崎に越冬志願者の話を持ちかける星野。
だが、当然白崎はそれをよしとしない。
越冬は第二次隊に任せるというのだが、星野は、では二次隊なら突然越冬してもいいのか?と逆に問う。
だが、日本に与えられた接岸場所は前人未到の地。
すべてに予測が出来ないこの状況では、越冬は自殺行為に他ならない。
このままでは人間モルモット。
「最悪の事態もありえるんだ」
遭難------。
国家事業として南極観測を始めた。
だが、ここで無茶をして、もし万が一死者を出せば、それは事業の失敗を意味する。
それでも、ここで越冬しなければ、1年待つことになる。
そうなれば、また世界に日本は乗り遅れてしまうだろう。
だからこそ、この越冬には意味があるのだ。
当然意見が割れる隊員たち。
子供が生まれる通信士の横峰は、最初は越冬を志願していたけれど、隊員に選ばれてから知った妊娠だったため、妻や、生まれてくる子供のためにもやめたいと言い出してしまう。
家族がいる者はそれは確かに帰りを待つ者がいることが励みになるだろう。
だが、これは強制ではない。
鮫島も志願者のひとり。
だが、その時、台風が宗谷を直撃。
酷い揺れに襲われ、隊員も縦横関係なく揺さぶられ、たたきつけられ、なすすべもない。
そして、犬が怪我を負ってしまったよう。
なんとかそれを抜け出した宗谷は、船体を損傷したものの、走行に支障はないよう。
その知らせにホッとする隊員の家族たち。
今日はその観測隊の報告会。
そこで美雪は横峰の身重の妻・奈津子と、鮫島の妻・純子と出会う。
残された者たちもみんな助け合わなくては。
奈津子の出産の手伝いをすると自ら言い出す美雪。
最初は遠慮していた奈津子だったが、たったひとりの出産は心細かったよう。
ふたりに感謝するのだった・・・。
白崎の懸念はひとつ。
越冬には、ひとつの決断が生死を分けるだろう。
今のこの観測隊員に足りないのは・・・隊員の結束。
更に、外務省から、余計な事はするなと、やはり第一次観測隊は越冬は許可しないと電報を打ってきたのだ!!
第一次観測隊は、あくまで予備隊。
政府は、二次隊に偉い学者や、知識人を派遣するというのだ。
それに、炎天下にさらされ、冷房もない状況で暑さと戦う隊員たちは、冷房の効いた犬舎で涼もうと喧嘩になってしまったのだ。
こんなことで言い争ってる者たちにはとても越冬など出来るはずがない。
まず、隊員たちが想いをひとつにしなければ無理なのだ。
「命を預けあう覚悟がなければ、遭難するだけだと、僕は思います!!」
越冬できない現状に、何より悔しいのは倉持なのだ。
愕然とする隊員の中で、星野だけが倉持の気持ちを分かっていただろう。
白崎はもし自分が単なる1隊員なら自分も越冬に志願しただろうと倉持に打ち明けてくれる。
彼も隊員に気持ちは痛いほど分かっているのだ。
だから、星野にも言われた、まず最初の1歩。
そこでまずは南極へたどり着くこと!!
そして、今日は横峰の奥さん・奈緒子の出産予定日。
分娩室へ入る奈緒子について、純子と美雪もついていくことに。
一方、その日はクリスマス。
サンタに扮装した星野の計らいで、(←よくもってきてたね)プレゼントとビールが配られる。
だがその時、宗谷が船の墓場と呼ばれる暴風域に突入してしまったのだ!!
激しく揺れる船体。
海水が船内に入り込み、荷物や備品などで怪我を負い、次々に負傷していく隊員たち。
無事なものが助け合う。
救出に向かう倉持。
その最中、ジロと犬塚が深みに落ちて、閉じ込められてしまったよう。
火災現場は鮫島と氷室が担当。
なんとか消えた火。
鮫島は思わず言ってしまう。
もし、ここにいるのが学者や偉い人なら、間違いなく死んでいる。
越冬は自分達にしか出来ない!!
横峰も海水に流され一瞬意識を失ったものの、絶対に通信室は守って見せると動き出す。
「今、妻が戦ってるんです!!僕も負けてられませんから!!」
一方、部屋に大切なものを忘れた鮫島は部屋に戻ったよう。
逃げ出したタロがそこにいたのだが、落下してきた天井からタロを庇い頭に怪我をしてしまう鮫島。
タロの吠える声で不審に思った倉持は、瓦礫に挟まれ倒れている鮫島を発見。
鮫島が大切に持っていた筒の中に入っていたのは・・・息子が書いた南極にいるペンギンと父の絵。
それが鮫島のお守り。
越冬すると息子と約束したから。
その自慢話をたくさん聞かせてやると約束したから!!
命預けあう覚悟がなければ、越冬なんて出来ない。
倉持の言うとおりなのだ。
「悪かった」
そう頭を下げる鮫島。
そして倉持を大将と呼び、堅く握手を交わすふたり。
・・・何故突然大将なのかはおいといて(^^;)
そして、横峰のおかげで直った通信機。
喜ぶ通信班。
だがそこに入った電報は------。
船員たちが固唾を呑んで男の子か女の子か尋ねると・・・。
「男の子と女の子の双子が生まれました!!」
わぁぁぁぁぁ!!
喜びに沸く船内。
ここは一緒になって感動したなぁ。
演出がベタだけどうまかった。
電報内容も男の子なら「赤い太陽」女の子なら「白い雪」って。
だがその時、警報機が!!
外に見えたのは穏やかな海面と、太陽。
だが、時刻は午前2時。
それは白夜。
ここは一日中太陽が沈まない地域。
それはつまり----
「南極圏に入ったんですよ」
おおおお!!
早っ!!
そして、甲板から見えた大陸は・・・南極大陸!!
ついに!!
「とうとう来たんだな」
「南極に」
そう言って飲もうとした白崎のコーヒー。
すでに凍ってるし(^^)
南極圏突入を祝う隊員たち。
そんな中氷室だけが浮かない顔をしているのに気づいた倉持。
夢で日本が変わるのを見てみたいと言っただろうと問う倉持。
「見てみないか、俺達と一緒に」
そして、白崎に再度倉持は持ちかける。
越冬することで開かれる道。
「日本の未来に繋がる道です。
今の僕らになら、切り開くことが出来るんじゃないかと思います」
南極大陸を見たら、後には引けない。
鮫島の言葉に志願者は横峰も含め、全員が再度志願してきたのだ!!
「自分達の命は、自分達で守って見せます!!」
そう宣言する倉持に、星野が責任を持つと断言。
白崎の答えは・・・。
「分かりました。
政府に掛け合ってみます」
そして、政府は・・・。
南極にたどり着いたけど、むしろここからが本番。
目指す場所は、未接岸地帯。
だが、政府からは、諸条件が整えば第一次、南極越冬隊を結成していいとの許可が!!
・・・まぁ、正直言うと、えらく簡単に許可が下りたなぁってのは否めませんが、尺の都合上仕方ないですよね(^^;)
越冬隊の隊長は星野。
副隊長には倉持が!!
報道は内海
通信・横峰
医療・谷
機械・鮫島
設営・船木、嵐山
調理・山里
犬ぞり・犬塚
監査・氷室
その報告にざわめく一同。
どうやら氷室は自ら志願したようですね。
・・・彼って意外と情熱家?
内には熱いものもってそうだよね。
これが第一次南極越冬隊に任命された11人の隊員。
希望に満ち溢れた隊員たち。
そして、プリンスハラルド海岸は目前。
なのに、なんと宗谷は氷の壁に閉じ込められてしまったのだ!!
前進も後退も出来なくなってしまった宗谷。
完全に氷に乗っかってしまった形か。
「これがインアクセシブル-------!!」
前途多難の幕開け。
あぁぁぁ、肩に力入るわぁぁぁぁ(><)
1時間があっという間だわ。
まるで映画のようなアクションシーンでしたねぇ。
JINの時もそう思ったけど、こりゃTBSの本気を見たって感じ。
はんぱない作りを民放で見せてくれるのは本当嬉しいわ。
まぁ、あんだけ水が入って宗谷は大丈夫なのかとか、気象予報は出来ないのかとか、死者は出なかったのかとか、突っ込み所も多々ありましたが(^^;)
内容は若干はしょり気味な所はありますが、スピード感あるので私は面白いと思った。
今回は隊員たちがまとまる形を見せてくれたから、越冬隊の隊員たちのそれぞれの姿もよく分かったし、それを子供が生まれる戦いと対比してみせてくれたのは、より緊張感を増してくれたと思う。
映像がすごいから倍増してそう見えたんだろうけど。
あ~それにしても肩凝っちゃった(^^)
でも、実際毎回こんな命がけの戦いと遭遇だったんだろうなぁ。
特に戦後間もない時代だったからこそ、何もかもが手探り状態で、どこの国にも助けは貸してもらえなかったろうし・・・。
1話を見た後、宗谷の事を調べたら、今は船の資料館に展示されてるんですね。
現存されてるということも知らなかったです。
こうなると見に行きたくなるのが人の性(^^;)
来館者が増えて、保存のための資金がもっと集まることを願ってます。
いやぁ、こうなるともうキムタクだから・・・とかってのは、正直もう気にならないです。
脇がすごいし、何よりそれぞれの隊員の物語と、演出がしっかりしてるし、これは映像だけでも見せてくれるドラマだなぁと。
次回はついに犬たちのデビューですね!!
そこも楽しみにしたいと思います!!
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第1話
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