「三田さん、笑って---------」
今期一番の話題作の最終回。
視聴率は驚異の40%!
すごすぎる!
で、その前に三田さん特別編って、単なる総集編かと思ったから、最初にちょっとだけお話が繋がってたのは嬉しかったわ。
旦那さんと息子さんの命日。
初めて二人のお墓に会いに行ったという三田。
「来年も来るから」
そう言って去った三田を見ていた亜須田家の子供たち。
だがその時、うちのお墓で何をしているのかとキツイ言い方でやってきたのは・・・。
どうやら旦那さんの母親のよう。
家政婦として今はうちで働いていると言うと、愛想笑いで取り入ってるんじゃないかと言い出したのだ。
それに対し、あなたのせいで三田さんは笑えなくなってしまったと必死に庇う子供達。
だが、それを全く覚えていなかった継母。
「あの女に言っといて。変な言いがかりはよしてって」
うわぁ、最後まで最悪な継母。
でも、そうなんだよなぁ、言った方は覚えてないんだよねぇ。
言われた方はいつまでも覚えて・・・。
という事で、明美さんのナビで始まった特別編。
でも、1話の三田さんって、まだ「承知しました」とか、語尾のトーンが高かったんだ。
なんか今思うと新鮮♪
色々あった亜須田家の事情。
子供達ひとりひとりの事。
でも、亜須田家の一番の問題児は間違いなく恵一!
それでも子供達の愛で救われ、本当の意味で亜須田家はひとつの家族に戻れたんだよねぇ。
何度聞いても三田さんの壮絶すぎる過去には胸が詰まる。
あの告白は本当に聞いてる方も辛かった。
だから、亜須田家の家族とこれ以上関わらないように、自殺をするように命令されることを望んだ三田。
それを必死に止める子供達。
そして、三田を助けると言ってくれた。
だが・・・亜須田家の家族と関わることで、ふいに過去を思い出すようになってしまった三田。
昔の自分に戻ってはいけないと自分を戒める。
そして、なんとかして三田を引きとめようとした子供達は、笑ってと頼むけど、断られてしまう。
そこで、希以は言う。
「私たちの、お母さんになって----」
「承知しました」
三田さん本気!?
そこで恵一にプロポーズをと強請る子供達。
今度は恵一が焦る番。
まさか自分と三田が結婚?
それは気持ちがついていかないでしょ。
でも、三田は結婚届けを用意し、すでに捺印していたのだ!
恵一の収入や、今後の事を考えると、家政婦を雇う余裕などないはず。
そこで、自分が母親になれば経済的にも子供達にも最良の選択ではないかという三田。
だが、それを恵一がひとまず了承したした途端、希以の缶から凪子の石を取り出そうとする三田。
「この家に、母親はふたり必要はありません。
みなさん、これからも末長くよろしくお願いいたします」
そう言って、髪のくくり方を横結びに変えた三田。
すると・・・。
なんだかすっかり「家政婦」から躾けの厳しい「母親」へ変貌してしまった三田。
「母親と呼べ」だとか、食事中の携帯はダメだとか。
どうにも調子が狂う子供達。
そして、突然胃潰瘍で恵一が倒れてしまったのだ!!
三田何か入れたのか?
病院へ見舞いに来た結城。
だが、彼が気になるのはうらら。
どうやらうららは大場と結婚を決めてしまったというのだ!
だが、うららは恵一が好きなのだ。
どうしたって恵一にはうららをやることは出来ないと釘を刺す結城。
もちろんそれは恵一にも了承済み。
その時、三田が自分からうららと話をしましょうかと言い出したのだ。
結婚式まで決めたうららは、今日は衣装選びをしていたよう。
だが、しあわせそうな顔ではないうらら。
もうヘラヘラ笑うのはやめたというのだ。
そこで三田は自分が母親になったから心配するなと言ったのだ。
驚きを隠せないうらら。
おしあわせにと言い残し去っていく三田。
だがその頃、亜須田家では、みんなが小さいけどイヤな事が重なっていたよう。
ミルクに虫とか地味にイヤだよね。
なのに三田ママは早く風呂に入れ、勉強しろと言い出す。
三田が何を考えているのか分からなくなる子供達。
そして、トドメに凪子の仏壇を処分しろと言い出したのだ!
当然そんな事は出来ないと拒否する子供達。
「母親の言うことが聞けないなら、出て行きなさい」
三田の豹変した姿に戸惑い、悲しむ子供達。
そこで、どうしたらいいかとうららを呼びに行く子供達。
うららは今まで自分達の代わりに災厄を全部引き受けてくれていたのではないのか?
だから最近自分達にはよくないことがおきているのではと考えた子供達。
そして、うららは結婚式場へ入ろうとしたその場から抜け出してしまうのだった・・・。
三田は家族でもないのに口出しするなと、うららにぴしゃり。
すると、三田は子供達に言う。
「私かその人か、どっちか選びなさい」
本当に必要なのはどちらか。
そうか、三田の狙いはこれか!
子供達に三田を選ばせないようにする事。
そして結は、うららは絶対に裏切らないからうららを選ぶと言う。
「あなたは私たちのお母さんじゃない!!」
「わかりました。なら私は出て行きます。
止めても無駄ですよ、あなた達が決めたんだから」
「もしかして三田さん・・・」
三田の事情を察したうららは三田を追いかける。
だが、話をしようとすると、何度も何度もうららの頬を叩き出す三田。
流石にこれは怒るわ。
だが、これもまた三田の計算通り。
「泣きたい時には泣いてください。
気を使って無理に笑顔をつくることは やめてください。
ご機嫌をとったり顔色をうかがうようなこともやめてください。
あの人達の家族になりたいのなら。
本当にあの家族を守る気なら」
だが、結婚は難しいだろう。
でも、保護者にはなれるという三田。
うららの生ぬるい言葉はすべて正論。
ただ伝え方を間違っただけ。
でも、そのパワーで厄災を祓えと。
「最後にはいつもあなたの笑顔でみんなを包んでください
いつもあなたの笑顔でみんなを包んでください。
あなたは私のようになっては、絶対にダメです」
「分かった。私はずっと笑顔を忘れずに生きてく」
そう約束するうらら。
そのまま行ってしまおうとする三田を引きとめ、恵一はちゃんとお別れさせてほしいと言い出す。
それに「承知しました」と答える三田だった。
そして翌日、
まずは大場に謝罪をするうらら。
ついてきていた恵一。
どうやら大場も好きな人が結婚すると言うことでヤケになっていたよう。
だが、うららに勇気をもらったと花嫁を略奪に向かってしまったのだ!
新郎は恵一の元同僚の名取!
なんと、大場の相手は常務の娘さんだったのか!
わはは!
こんな所でしっぺ返しが!!
こりゃ上手いわ♪
最後の三田とのお出かけに出た一家。
だがそこにいたのは・・・美枝じゃないかっ!!
どうやら実家で会社をやめた理由で大喧嘩になったようで、またこっちに戻って、今はキャバ嬢。
「お母さんは事故です。
「だからもう、自分を責めるようなことはやめてください」
子供達に諭され、希以からもらった折紙に涙ぐむ美枝でした。
その帰り道。
皆川家に引越し屋が。
どうやら真利子が出て行くよう。
親権を取るのは奇跡でも起きない限り無理だと泣き出す真利子。
だが、自分だってこんなダメ父なのに子供達を取り戻す事が出来た。
諦めるな、翼の母はあなただけだと諭す恵一。
奇跡は信じる者にしか訪れない。
翼も母を慕い飛び出してくる。
彼を抱きしめ、必ず一緒に暮らせるようにすると約束を交わす親子だった・・・。
ついに満月-----------!!
最後の日。
今日はなんと三田も同じ食卓へつくことを承諾。
25日は三田の誕生日。
だから何かプレゼントをしたいという家族。
その時、三田が望んだのは、希以が持っている石。
でも、三田がいなくなると希以はそれを渡さない。
だが、三田はすでに明日沖縄に発つという。
なんでも明美が事務所を移す事になったんだとか。
笑顔も見てないのに、何も恩を返せていないのに、行ってしまうのか。
「それはもう十分です。
みなさんのおかげで少しですが光を取り戻すことが出来ました。
でもこれからは、皆さんのおかげで取り戻すことができた小さな灯りを頼りに、
家政婦として働いて行こうと思います。
自分の意思で」
その言葉に、今度こそ最後を悟る家族。
そこで恵一は言う。
「最後の業務命令です。
笑ってください」
「あなたはロボットじゃなくて、人間なんです。
亡くなったご主人や息子さんのためにも、笑ってください、三田さん」
「承知しました」
そう言って、ついに笑顔を見せる三田!
だが、みんなはその笑顔を見て涙が止まらない。
私も涙だった。
交わしたたくさんの約束。
笑う事。
自分の意志で働く事。
会いに行く事。
困ったら頼る事。
すべての言葉に微笑し「承知しました」と答える三田。
最後に家族を取り戻すことが出来たのは三田のおかげだと感謝する恵一。
「今度はあなたがしあわせになる番です」
「これからはいっぱいいっぱい笑ってね、三田さん」
そして、片付けが済んだ事務所で、明美も自分にも笑顔を見せてほしいと言い出す。
でも、それはこれから自然に出るのを楽しみにって事で。
「よかったね」
そう言って三田を抱きしめる明美。
そして、希以以外が見送りに来て、あっという間に行ってしまう三田。
もしや三田はサンタクロースだったのかと言い出す海斗。
三田ってサンタって読めるし、誕生日も25日。
なるほど!!
その時、三田に聞こえた名前を呼ぶ声。
そこにはバスを必死に追いかける希以の姿が!
思わず明美が仮病を使ってバスを止め、三田はバスを降りることに。
そして、希以は三田の石を取り出して三田へプレゼント。
お返しは・・・折紙メッセージ。
そこには『わたくしもキイさんのことが好きです』と書かれてあったのだ。
思わず泣きじゃくる希以。
そこへ駆けつけた恵一たちに向かって、今度こそ三田は宣言する。
「お世話になりました」
そして三田は背を向けて歩き出すのだった・・・。
戻ってきた亜須田家。
「何があっても あの家を目指して帰って来ればいいんだ」
ここが自分達の北極星だから。
そして・・・新しい家に向かう三田。
そこは荒れた庭。
またも問題のある家。
「『晴海家政婦紹介所』からまいりました、家政婦の三田です-----」
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第10話
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