◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

2012/01/14(土)01:03

ギルティクラウン 第12話 あらすじ感想「再誕 the lost christmas」

サイコパス・四月は君の嘘/ノイタミナ枠(252)

「だから放っておけないんだ、お前は-----------」 六本木に突如発生した塔のようなオブジェ。 いのりからヴォイドを取り出し、集を襲おうとしたユウ。 だが、それを庇ったのは-------涯。 六本木のすべてはヴォイド。 だが、ここは、本当はひとりの少女の作り出した幻影。 それが------桜満真名。 茎道にそう話したのは嘘界。 ヴォイドに関する情報と引き換えに嘘界は茎道と繋がっていたようで。 だが、これ以上は別料金だという茎道。 涯の出血が止まらない。 でも、どうすればいいかわからない集。 だがその時、涯のクロスを見て過去を思い出した集。 「君は---!!」 「やっと思い出したか、相変わらず、鈍い奴・・・」 苦しい息の元つぶやく涯。 ずっと伏線で写っていた小さな頃の涯と集の姿、そしてあの炎の記憶。 ユウをダートの墓守と呼んだ涯。 彼はいのりを生贄に、真名を目覚めさせる気だと言う涯に促され、いのりを救出に向かう集。 だが、ユウは余裕の表情で片腕にいのりを抱きながら告げる。 「どうしても来るというのなら、すべてを思い出してからにしてください。 君が自ら封じた、真名の記憶を---」 そして、目覚めた集が見たのは・・・姉の真名が教えてくれた秘密の場所。 そこから見える美しい景色に感動した集。 だがその時、海岸に打ち上げられていた男の子を見つけた集たち。 身体に痣がたくさんあり、意識がないその少年に、真名は人工呼吸を施し、蘇生に成功。 だが少年は自分の名前すら覚えていないよう。 そんな彼を見て、真名はいう。 「海から来たんだもん、あなたはトリトン♪」 わはは!! そんな安直な!! それが-------涯!! そして、傷ついた涯・トリトンを介抱した集たち。 あのひと夏の思い出。 ロストクリスマスの年、みんなが笑顔で過ごせた最後の夏を------。 あ~あの家族写真にはまだ続きがあったのね。 4人目の人物として、左側に涯がいたんだ。 俺を信じろと、積極的に涯を引っ張りまわしたのは集。 意外だったなぁ。 子供の頃は集の方が活発っぽかったんだ。 一緒に過ごすうちに涯とは親友と呼べる仲になった。 大好きな姉・真名と3人で過ごした、人生で一番楽しくて、大切な思い出。 「なのに、何故、何故僕は忘れてしまったんだろう? 涯の事も、真名の事も-----」 だがその時、突如集の目の前に現れたのは、大きな階段。 その先には眠ったいのりと茎道が。 だが、駆け寄ろうにも、集の足は結晶で縛られ、身動きが出来なくなっていたのだ!! 「いのりを返してください!!」 叫ぶ集に、いのりは元々自分達が真名と意思の疎通を計るため作り出したインターフェイス用、インスタンスボディだという茎道。 いのりはだから真名に似たところがあったのか。 でも、作り出したというのが気になる。 更に、真名は「始まりの石」に最初に触れた、アポカリプス ウイルスの第一感染者だというのだ!! 「すなわち、イヴ」 肉体を失った真名の魂は、新たな身体に注がれ、復活しようとしているという茎道。 だが、そうなれば、ロストクリスマスの再来を呼び起こし、またアポカリプス ウイルスが猛威を奮うというのだ。 いのりを介して、新しい人類の始祖となるための儀式。 茎道は「はじまりの石」を使って、真名と対話するという。 邪魔はさせないと、結晶で集をとどめるユウ。 いのりにかけられていたのは、さしずめ花嫁のベールと言うことか。 そして、茎道は真名と契約という婚姻を行うと・・・。 その時、昔、真名が結婚するといったらどうする?と尋ねたことを思い出した集。 だが、真名は結婚などしないというのだ。 大人の目で自分を見たトリトンをいやらしいと言って・・・。 でも、集は大人の目で見ていいと迫る真名。 「好きよ、集」 そう言って真名は集にキスを仕掛けたのだ!! 「真名は、集をどうしたいの?」 真名がアポカリプス ウイルスの感染者だと理解していた涯。 だが、涯を拾ったのは自分。だから好きにしていいのだと、涯に警告したのだ。 「あたしは集と結ばれるの。 誰にも邪魔させないの」 そして、あのキス。 「ねぇ、集、約束よ、あたしと結婚して-------」 ・・・これは真名の本心なのか? それともウイルスに惑わされた? でも、己の欲望がなければこんな想いは表面化することはないだろうな。 ユウの進行で、茎道といのりの・・・真名との婚姻が進められる。 それは血の契約。 茎道の血がいのりの唇に触れる。 「やめろぉぉぉ!!」 叫ぶ集に、止める資格はないといったのは・・・真名。 あの時、自分を遠ざけたのは集だから。 そして、すべてを思い出せと、集の目に向かって結晶を突き刺そうとした真名。 するとその時、「無事!集!!」 現れたのは綾瀬と、涯!! どうやら涯は急所は外れていたようで、キャンサーの結晶に救われたよう。 ・・・ちょっと都合がいいけど、ま、いっか(^^;) 一方、この様子を察していたのは、春夏と嘘界。 彼女に情報を漏らしたのは、肝心な場所へ入れてくれなかった意趣返しだったよう。 だが、儀式は続く。 婚姻の指輪が現れる。 「集、思い出せ、あの日の出来事を!! ロストクリスマスだ!!」 あの日、涯が六本木の教会へ集を呼び出したのは、集の知らない真名について話をするためだったという。 だが、そこに来たのは-----集ではなく、真名!! 「トリトンは私のナイトなんでしょ?だからこれからも私を守って」 そう言って、真名が涯にプレゼントしたのは・・・拳銃。 それでツリーのてっぺんにある星を撃ってと言う真名に促され、引き金を引いた涯。 だが・・・どうやらこの拳銃は最初から暴発するように改造されていたよう。 真名は自分と集の邪魔をする涯を殺す気だったよう。 だがそこへ集が!! 血を流して倒れていた涯の元へ駆け寄る集。 真名はあやとりで橋を作り、取ってと笑ったのだ。 「私たちの遺伝子で、新しい世界を作りましょう」 大丈夫だと、集に近づく真名は、血で染められた唇が怖い。 「楽しいことしましょう、集」 だが、真名の身体はすでにウイルスに犯されて結晶化を始めていたのだ。 そんな姉の姿に、思わず彼女を突き飛ばしてしまう集。 「来るなよ、この化け物!!」 一瞬後戻った真名のいつもの姿。 涙を流す真名に「お姉ちゃん」と声をかけた集。 だが次の瞬間、真名は大きな叫び声を上げ、力を開放してしまったのだ!! 火があがる教会。 そして、集に近寄ろうと、助けを求める真名。 「ごめんね、集、怖がらないで。 お姉ちゃんも怖いのよ。 このままじゃ、あたしがあたしじゃなくなる------!!」 そして-----アポカリプスウイルスが飛散し、ロストクリスマスが発生してしまうのだった・・・。 暴走する力で、自分自身も壊してしまった真名。 助けられなかった姉。 そして、呆然と佇む集に、涯は告げる。 「僕は、強くなる。さよなら」 そういい残し、集の前から去って行った涯。 「忘れていた。僕は忘れることで自分を守っていたんだ・・・」 だが、すべてを思い出した今、自分達が何をすべきなのかは分かるはず。 「真名の心を取り戻すこと」 奴らに無理やり目覚めさせられた真名を、もう一度眠りにつかせることだという涯。 「あいつの悪意を、ヴォイドの力で葬れ!!」 すると、集の中で記憶が戻ったことで、新しい力が生まれる。 涯の中から取り出したヴォイド。 ふたりで手を握り、涯から取り出したヴォイドは・・・キャンサー。 これにはどんな力が? しかも、集の力が目覚めたことで、今度はヴォイドを取り出した者も気を失わないって設定になったのね。 そのヴォイドは涯が受け取り、今まさに婚姻のしるしである指輪をはめられそうになっていたいのりの元へ駆けつけるふたり。 涯はいのりめがけてヴォイドを発射!! なんと、涯のヴォイドの力は、ヴォイドを強制的に出現させるヴォイド!! やられた~って感じだ。 すごいなぁ、この設定は。 そして、いのりのヴォイドを使って、茎道といのりを引き離す集。 引けと命じたのはユウの方。 「あなたは失敗しました」 涯は真名の元へ駆けつける。 だが、最後の最後、結晶が涯を貫く。 もう・・・助からないことを自覚していた涯。 「俺ごと真名を刺せ、集」 そんなことは出来ないという集に、子供の頃は、決断力があって、勇敢で、強くて、お前のようになりたいと思っていたと告白する涯。 「お前はいつだって俺になれる。 俺がお前になれたように。 後はひとりでやってみろ」 そして---集は決断する。 涯と真名に向けて刺された剣。 放された涯との手。 最後に微笑みながら涯が残したメッセージ。 塔の崩壊。 集はいのりと共に光の輪に包まれていた。 そして、目を覚ました真名は、涯の腕の中。 「ト、リトン・・・?」 「真名、やっとお前に届いた-----------」 そして、真名を抱きしめた涯。 ふたりの身体が・・・消えてしまうのだった・・・。 「涯ぃぃぃぃ!!」 廃虚となったその場所で、祈りを抱いて佇む集。 頬に流れる涙を拭ってくれたのは、いのり。 「涯はきっと満足してる。 聞こえたの、ありがとうって・・・」 その言葉に、肩を震わせ涙する集。 いのりもまたそんな集を抱きしめ返し、共に涙を流すのだった-------。 なんという最終回。 そんな出来でしたねぇ。 いやぁ、この展開は想像してなかったわぁ。 涯と集の過去、そして真名の存在。 一気に見せて、一気にクライマックスへ持ってきた感じ。 本当は真名の事が好きだったんだなぁ、涯は。 だから最後の死に場所は・・・って決めてたんだろう。 集がすべてを忘れていたこと。 それを黙っていたこと。 でも、それも全部集のため。 涯が最初に憧れたのは集だったのだから・・・。 今回は涙だったなぁ。 それに、涯の想いが切なすぎる。 伏線の張り方もお見事で、初回からの色々を全部もってってくれたなぁと。 最後まで涯はかっこいい男だった。 でも、もう本当に出番ないのかなぁ? 残念すぎるよ、この退場は。 あぁ。 久しぶりに余韻に浸りたい作品になったかも(^^) で、次回からはまた学園話? どうするんだ、このギャップ(><) で、今度は主を代えて双熾にって話?(わはは)  ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 第11話 送信確認・TBリストは下のタイトルでリンクしております         <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/18d168670e35c7e6c82bc8b9dace2d1f/ac

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