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テーマ:アニメ!!(3874)
カテゴリ:サイコパス・四月は君の嘘/ノイタミナ枠
祭の死がもたらしたもの-----!!
前回のあまりにも厳しい展開にみなさんかなり心を痛ませたようで。 空からのパラシュートを使っての潜入を試みるアルゴと大雲。 これは供奉院の命令のよう。 亞里沙が政略結婚することになったようで、救出に向かうのだ。 たった一度しか使えない、最初で最後の勝負。 だが、それが日本を救うためなら---------!! 上海最高の財閥の総帥が、なんと亞里沙を見初めたそう。 その引き換えに、アジア連合諸国への渡りをつけてくれるというのだ。 わらにも縋るとはこのことか。 娘を引き換え条件にしてでも、他国に力を借りなくてはならない状況なのだ、今の日本は、東京は------!! 潜入したアルゴが見たのは、荒れ果てた瓦礫の山と、ワクチンの奪い合いが行われていた光景。 だが、それをやっているのは、ヴォイドを持った学生だったのだ!! これはどういうことなのか? やはり怖れていた通り、ヴォイドランク制は、より強いヴォイドを持つ者が上に立つ組織を作り出していたよう。 その王に君臨するのが----------集。 取り囲まれたアルゴに葬儀社のマークを見つけた学生たち・・・強い力を持つ精鋭部隊たちは、どうやら『親衛隊』と呼ばれているよう。 アルゴを天王洲一高校に案内することに。 そこはテントが張られ、統率された様子が伺える場所へと変貌していたのだ。 そして・・・生徒会室の階段から降りてきた集。 無機質で、感情を表に出さないうつろな表情。 これが・・・集? 親衛隊が町で拾ってきた女の子のヴォイドを調べると、数値が高かったよう。 そこで、彼女に顔を上げさせ、無理やりヴォイドを取り出す集。 どうやら彼女はそのヴォイドからAランクに認定されたようで。 あまりの集の変貌ぶりに戸惑うアルゴ。 だって今までの集は人の上に立つことなど出来なかった。 人を、仲間を見殺しにするなど-------。 集と親衛隊たちが歩けば、生徒達は道を譲り、まるで王様。 谷尋は参謀として、常に集の傍であれこれ意見や命令を下しているようで。 そこでアルゴは亞里沙を連れ帰ることを命じられていると告げる。 話は歩きがてらと言うことで、集たちが向かったのは・・・海辺。 そこにはどうやら事件後、軍が廃棄した貨物船があるよう。 そこにワクチンなどの物資が残されているというのだ。 だが、その荷物を海に潜って探してきているのは-------なんとウイルスが発症した者たち!! Fランクの者たちには投与されなかったワクチン。 それを、ここで成果を挙げられたら、ステージ2へ以降する前にワクチンが投与されるというのだ!! まさに使い捨ての駒。 命が欲しくば働け・・・と言うことか。 これが、谷尋が考えた、ゲノム兵器に対応するためのヴォイドランク制の実態。 それを集が了承し、なおかつ容赦なく切り捨てようとしているのだ。 その時、パイプ異常が発生し、なんと颯太への酸素送還が出来なくなってしまったのだ!! すぐさま予備のボンベを・・・というのだが、作業スーツにはその予備の酸素ボンベがあるらしい。 ただし、それに颯太自身が気づかなければアウト。 Fランクに余分な資源を使えないと言ってのける集。 流石にこれにはFランクの生徒たちがキレ、「ヴォイド王子が!!」と比喩を交えた暴言を投げつける。 だが、彼らをとどめたのは谷尋。 もし集が発症したら、この計画はすべて台無しになってしまうのだ。 なるほどね。 寄るな触るなって事で、下の者たちは虐げられ、集たち上のランクの者たちにこき使われているわけだ。 ワクチンを楯に・・・。 流石にこのやり方に納得できないアルゴは、自らボンベを繋いで颯太を救出。 「集のくせにえらそうに俺に命令するな」と怒り心頭のよう。 だが、集はそんなアルゴに容赦なく鎌のヴォイドを突きつける。 自分の命令には従えと・・・。 今、集たちは東京脱出に向け、一丸となっているというのだ。 だが、アルゴに言わせりゃ、ここでのやり方は差別ではないのか? これは差別ではない、区別だと言い張る集。 集の命令は絶対。 だから、亞里沙も優秀なヴォイドの持ち主なので渡さないと宣言。 それに、この状況でひとりだけ脱出なんて許されるはずがないのだ。 アルゴは当然集に従うなど出来ない。 親衛隊に拘束されていく途中、いのりと再会。 では、いのりは今度は集に従っているのか? 「違う、自分が選んだの」 彼女はあんな強引に集にヴォイドを引き出されても、集から逃げなかったんだ。 傍にいて支える道を選んだのか。 確かに前回集に自分がどうしたいかと問うたのはいのり自身だったからね。 でも、怒りが収まらないアルゴ。 「集のくせに」 わはは。 そこにこだわるか。 投獄されたアルゴの元へオートインセクトが。 ふゅーねるを通じてアルゴへ話しかけてきたのは・・・ツグミ。 お久と話を始めたツグミは、祭の死の話を聞かせ、綾瀬もここにいることを知らせる。 どうやら綾瀬はアルゴの拘束に対し集に意見したようですが・・・昔の仲間だと例外を認めるわけにはいかないのだ。 ここでは集の命令は絶対だという規則があるのだから。 思わず綾瀬は、祭が死んで辛いのはわかるけどと言ってしまうが・・・。 「分かる・・・? ずいぶん簡単に人の心が分かるんだね」 その言葉に、思わず集の頬をひっぱたく綾瀬。 だが、誰もいない場所でよかったと淡々と答える集。 もし誰かに見られていたら、いくら綾瀬がSランクでも、バツを下さなきゃならなかったからと・・・。 あぁぁ。 集が壊れてる(><) 優しさをなくしてしまった集。 これは祭の望んだ王様ではないのに・・・。 何故こんな短期間に集がここまで王国を築き上げたのか? それは--------『恐怖』 ツグミ曰く、迫るレッドラインのストレス、ウイルス、略奪、暴力などに対する恐怖に対し、ヴォイドは一番分かりやすい『力』だったから。 「その気になったら一瞬だったわ、集が王様になるのは。 ヴォイドによる、ヴォイドのための王国」 それが今のこの学園なのだ。 この状況を喜んでいるのは、ユウ。 集がようやく王の力に目覚めたのが嬉しいらしい。 だが、まだ足りないというのだ。 そして、茎堂や嘘界らも着々とレッドラインを狭め、少年たちが天王洲一高校へ終結しているのを察知しているよう。 この計画の実行責任者は--------春夏!! ゴースト部隊も彼女の計画のよう。 一体何故、春夏は息子を追い詰めるようなまねをするのか? 操られているのとは違うよう。 「クロスの意志を継ぐ者として------」 彼の意志とは何なのか? ウイルスの研究者だった彼が何をするつもりなのか。 ウイルスとヴォイドの関連性が今後のキーになりそうなのかな。 それを心配するのは・・・花音。 谷尋に祭の死の状況はヴォイドが・・・と尋ねるも、それをデマだと一蹴する谷尋。 「どうしよ、祭。 みんな、変わってっちゃうよ・・・」 祭と一緒に写っている写真を見て、涙する花音だった・・・。 集の傍にはいのりが。 集の中での今の絶対は、皆を無事に東京から連れ出すこと。 だから好かれようとしてやっていることではないのだ。 その分いわれのないそしりや恨みをぶつけられるだろう。 当然本当は繊細な心の持ち主である集には精神的に辛い状況であるのは確か。 それを癒しているのがいのりという事か。 今は祭が死んだと言うことを免罪符にして戦っている集。 祭の死を無駄にさせないためにと言い聞かせているよう。 「イノリがいればいい。 いのりさえいてくれたら、それでいい」 「私でいいの?」 いのりの言葉にハッとなる集。 今、一瞬出てきたのは、真名か。 だがその時、アルゴが脱走したとの知らせが!! 手分けして皆でアルゴを探すことに。 いのりには亞里沙の元へ向かってもらうことに。 ようやくアルゴを追い詰めた集。 だが、その手に握られたヴォイドを見て、涯ぶってるつもりかとあざ笑うアルゴ。 「この偽物が!!」 そして、タイマンだと集に向かってナイフを突きつけるアルゴ。 集は・・・やはり経験値が違いすぎる。 あっという間に取り押さえられ、喉元に突きつけられたナイフ。 集の青臭くて、もがいているところが気に入ってたというアルゴ。 なんでこんな風に変わってしまったのか? 「じゃあ、あなたがやってみてくださいよ。 この状況で、みんなを守る他の方法があるって言うなら、教えてくださいよ!!」 集の叫び声にハッとなるアルゴ。 そこへ現れた谷尋は容赦なく銃を突きつけ集から離れろと命じる。 素直にそれに応じたアルゴ。 だがその時、先ほど集が放ったヴォイドにより、体育館の天井が落下。 その下にいた女子生徒を庇った集。 だが、その子はヴォイドを落としてしまったのだ。 その上に落ちてきた落下物。 そしてヴォイドが壊れてしまったのだ。 すると---------突然結晶化したヴォイド。 そして、その女子生徒も、あっという間に結晶化してしまったのだ!! 「どうして?あたし、まだ、死にたくない--------!!」 そして、目の前で粉々になって消えてしまった女子生徒。 それが祭と重なる。 だが、これは谷尋が言うゲノム兵器ではない。 ヴォイドが壊れたから死んだのだ------------!! この光景を目撃してしまった亞里沙は、怯えて体育館を飛び出してしまう。 どうやら谷尋はこれを分かっていて、これを集が知れば、ヴォイドを使えなくなると思い、嘘をついていたよう。 花音の推理は正しかったわけだ。 ヴォイドが壊されるということは、心を壊されるということだからか・・・。 これが力を使うことのリスク。 知らなかったからこそ、安易に、そして簡単に使っていた王の力。 だが、それは死と隣り合わせの究極の選択だったわけだ。 たまたま今までは壊れる環境になかったってだけ。 だが、動き出してしまった計画を今更とめるわけにもいかない。 どのみちバレたら全滅するのは必至。 谷尋はこのまま突き進むと言い出す。 それをとめるアルゴ。 集はどっちを選ぶ? すると・・・なんとアルゴの中からヴォイドを取り出してしまったのだ!! このヴォイドを壊せば・・・アルゴは死ぬ。 つまり身代わりって事か。 これで集は持ち主の命も握ってしまったという事か。 なんという設定。 早く皆に知らせなければと動き出す亞里沙。 だがそこへ「見ぃつけた」と姿を現したいのり。 そして--------亞里沙は殺されてしまうのだった・・・。 あらら。 最後はえらく簡単に逝っちゃったねぇ。 ◆感想の続きはコメント欄にて◆ ![]() 第15話 <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/0659424008f0a98e3438fe6c4dce04b7/ac
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