色んな意味での感染ね。
今回も若干救いのないお話で・・・。
ただ、タイトルの意味が分かったような分からなかったような・・・。
ネット感染、ウイルス感染。
今回は、ようやく判明した葉山の過去話。
それと、今回の事件を絡めて、立ち向かおうとする葉山の姿をリアルに見せてくれたと思う。
でも、これも一種のPTSDなんだろうなぁ。
だから、それを払拭しようとする葉山の必死さがすごくウザく感じたけど、それが逆にリアルなんだろうと思う。
オチも安易じゃなくて気持ちよかったし。
まぁ、今回の事件で、死に損になってしまった被害者には本当お気の毒だったねとだけ言っておく(^^;)
でも、あの父にこの出来た息子はどうよ・・・。
今日は葉山が菊田を呼び出したよう。
でも、呼び出しておいて、もうすでに飲んできている葉山。
相談を持ちかける葉山。
「強いっていうのはどういうことなんですかね」
「何だそれ」
だがそこへ姫川から電話が。
メッタ刺しにされた遺体が発見されたというのだ。
殺人現場に急行することになる姫川班。
姫川はヒールが折れた靴を買い替えてから出てきたようで、今月2足目のよう(^^;)
「殺し」って電話で物騒な話をしてるから、店員さん驚いてるし(><)
だが、現場には、高野真弓という、葉山と警察学校の同期の女性刑事が。
加藤さんは今回だけの登場になるのかな。
メッタ刺しの遺体を見て、呆然となる葉山。
だが、このヤマもらうと言い出したのだ!!
珍しく葉山が挙手して意見をしたり、かなりやる気は伺えるよう。
履いていたのが、サンダルだったので、スーツを着用していたため、帰宅後すぐに呼び出されて殺されたとみられる被害者。
では、呼び鈴に指紋はなかったのか?
やる気を見せる葉山に、真弓も負けないと宣言。
自分も捜査一課へ行くという希望が真弓にもあるようで。
葉山は昨日の相談をなかったことにして、今回の事件では必ず自分が手柄を立てると菊田に宣言。
何か焦りとも見られる行動を起こしだす葉山。
菊田は心配のようで(^^;)
なんだかんだと面倒見いいからね。
今回は担当を任された真弓と捜査することになる姫川。
早速被害者の自宅に聞き込みに。
昨晩は雨が降っており、家政婦は雨戸を閉めて、玄関灯だけつけて、8時に帰宅してしまったという。
被害者は会社でも真面目で優秀なスタッフだったよう。
捜査を続けても、出てくる証言は皆高評価ばかり。
だが、大学から付き合ってる彼女がいたという。
別れ話が出ていたという話を、半ば強引に話を聞きだす葉山。
これも、恨まれたりしたくないと消極的だった証言者に対し、殺人事件なんだぞと詰め寄っったり、葉山のやり方強引すぎだ(><)
だが、被害者の彼女の森尾は事件当日、大阪に出張してシロ。
では、エリートすぎて恨まれ殺されたのか?
それもあるかもしれない。
今回の件、やたら走ってる葉山の事が気になる菊田。
だが、心配してかかってきた菊田の電話にも出ない葉山。
表面上はハイテンションで張り切ってるように見せかけているだけ。
彼の中には深い闇があったのだから・・・。
そこで菊田は真弓に卒配の頃の葉山の話を聞くことに。
「女は弱いものだと思ってるところがあるんですよね」
葉山は、女は守ってやらなきゃならない存在だと思っているというのだ。
だが、卒配後すぐに殺人現場に出たとき。
ナイフで刺された遺体を見て、吐いてしまったというのだ。
守るといいながらこの様。
笑ってしまうという真弓。
だが、それが引っかかる菊田。
今日の聞き込みでも何も出ないよう。
そこで真弓は姫川が目標だと、捜一に行くのが目標だと語る。
そして姫川の経歴を言ってのけたのだ!!
どうすればいいかアドバイスを求める真弓に、余計なことは考えず、目の前の事件に集中しろって言われちゃった(^^)
あ、でも、シャンプーは真弓と姫川は被ってるので、「変えろ」だってさ♪
これはちょっと横暴だわ(^^;)
そこへ今泉から電話が。
どうやら被害者の服のボタンから、犯人のものとみられる指紋が発見されたというのだ。
では、何故呼び鈴から指紋が発見されなかったのか?
そこで事件当日の再現をしてみる姫川。
真弓にはしゃべるな、動くなといいたい放題(><)
だが、そこで姫川が出した結論は。
ホシが狙っていたのは、被害者ではない!!
ホシの狙いは、殺された息子ではなく、父の長塚利一。
彼はどうやら旧厚生省の官僚。
薬害感染症問題が浮上していた15年前、当時長塚 利一は薬事課長で非加熱製剤の危険性を認識していながらも、回収命令を出さなかった張本人だと言われていたという。
かなり大きな事件だったにも関わらず、彼は知らず存ぜずを通し、なんと無罪!!
その後も天下りを繰り返し、多額の退職金を得ているというのだ。
恨みを持つ、非加熱製剤が原因でウイルスに感染死亡したと思われる患者は3人。
そして、もう一人はそれを悲観し、自殺してしまったという。
なんと言う非道な奴。
では、何故息子が殺されたのか?
あの雨の日、帰ってきた息子に、犯人は、利一の在宅確認をしたところ、丁寧に話を聞いてくると、一度家に入った長塚の息子の淳。
そして再び出てきた所を、利一と確認もせずに刺した男。
顔を見られているし、殺してしまえば、また利一を殺すチャンスはやってくると確信しての、メッタ刺しの行為。
それをインターホンになかった指紋から推理したのは・・・姫川。
鮮やかすぎる!!
足を棒にして情報収集に回っていた自分達は何だったのかといいたくなるもの。
葉山もがっくり。
だが、どうしてもこの非加熱製剤の感染死亡関係者の捜査に自分も何かさせて欲しいと願い出る葉山。
それを了承する姫川。
菊田はそんな葉山を呼び出し、熱くなりすぎてないかと注意。
そして、何を相談するつもりだったのか問い詰めることに。
「強くなりたいんです」
中2の時、刺殺現場を目撃してしまった葉山。
殺されたのは、葉山の家庭教師だった大学生だったよう。
だが、目撃者はいないかと現場で問われたとき、名乗り出られなかったという葉山。
どうしてあの時、見ていたと言い出せなかったのか?
「怖かったんです」
いつか犯人が自分を探して殺しに来るのではないかと。
だから、高卒で警察に入り、犯人の影に怯えない人に。
強い警察官になりたいと頑張ってきたというのだ。
だが、このままではまだダメなのだ。
葉山の闇を知った菊田は、何も言うことが出来ないのだった・・・。
だが、犯人はきっとまた利一を狙ってくる。
そこで、利一の家で張ることになった葉山。
帰宅してきた利一を狙って、ナイフを持って現れた犯人は矢部という男!!
だが、やはり足がすくんで動けない葉山。
姫川は腕を切られても、果敢に犯人に飛びつき、取り押さえようとするも、所詮女の力。
逆に、真弓はナイフを突きつけられ声を出すことも出来なかったのだ!!
そこへようやく到着した姫川班。
菊田は容赦なく犯人をけり倒し、逮捕!!
かっけえ~♪
でも、肝心の利一は、人の家の前でこの騒ぎはなんだとお怒り。
・・・いや、お前が原因そのものなんだから、、少しは反省しろや!!
このシーンは視聴者的には、こいつ殺されてもよかったんじゃね・・・って思ったろうなぁ(^^;)
息子の淳が可哀相すぎる。
犯人の矢部は、非加熱製剤でウイルス性の免疫不全症を発症し、それが原因で恋人にも振られ、人生を悲観し、自殺してしまった女性の、元彼だったよう。
彼はずっと彼女を信じてやらなかった自分を責めていたよう。
あれから15年たった今、偶然、ネットで悪意に満ちたサイトを発見した矢部。
世間を騒がせた、公にはされない者たちの名前や住所、写真など、プライベートを全て書き込まれているという違法サイト。
そこで長塚の住所を知り、彼を殺せば、彼女への贖罪になると考えたよう。
どうしてあの時信じてやれなかったのか。
その病気を自分にもうつそうとしていると考えてしまった矢部。
「長塚を殺せば、麻理が喜んでくれるんじゃないかって」
なんて身勝手な理由。
たとえ相手がいくら黒だと分かっていても、それで殺人を犯していい理由にはならない。
で、これ、利一は何も罰せられることはないのかなぁ?
それが納得いかない部分として残っちゃいそう。
事件解決。
でも、今回の件で、何も葉山に語らせない姫川。
許したのは謝罪だけ。
「すいませんでした」
頭を下げる葉山に、来月の昇任試験頑張れと声をかける姫川。
そこにはふたりを見ていた菊田の姿が♪
今度は菊田が姫川の変わりに葉山の話しを聞くことに。
「俺、何で 菊田さんがあの人についてるか分かりました」
姫川に慰められたら・・・きっと自分は刑事をやめていた。
「分かってんだよ、主任には、俺たちの事丸ごとな」
「かないませんね」
「全くだ」
その頃姫川は・・・。
なんと階段でまたもヒールを折っていた!!
今月3足目っ!!
いい加減ローヒールはいたら?
って、これは勝俣に対する対抗意識かな。
靴代、経費では落ちませんぜ(^^;)
ってことで、ちょっと事件解決はしたけど、もやっとしたものが残るお話だったかな。
でも、やっぱ姫川の鋭さとかは際立って見えた回だったかと。
さて、この人の下で、葉山は今後どんな成長を見せてくれるのか。
菊田と姫川の関係も密かに注目したいところではあるんですけどね(^^)
まさに理想の上司ってことで、こんな女性になりたいわ~♪
←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪
レジェンド 第5話
5630 HIT/2/30
送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております
<トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/bb9663858c736afd5d61ef0ac0b1d5ce/ac