真の王の誕生-----------!!
いやぁ、マジで面白いわ。
王道だけど、外さない。
そうきたかという演出。
今回もやられた(><)
レッドラインはついに眼前まで迫る。
監視を怠った生徒たちに容赦なしに懲罰室行きを命じる集。
それに反抗した態度を見せると、すぐさまヴォイドを取り上げる集。
「僕にはこいつをどうすることだってできるんだぞ!!
それがイヤなら、僕に従え!!」
あぁぁぁ。
ついに集は力でねじ伏せるやり方に出てしまったか・・・。
残された時間は1週間。
寝てなどいられない。
不眠で作戦を立てる集。
涯ならこんなとき、立ち止まらないはずだと・・・。
だが、谷尋は涯はメンバーを脅して言うことを聞かせたのかと問うてきたのだ。
・・・おいおい、今更お前がそれを言うのか?
そもそも、谷尋が集をそそのかしたのも同然じゃないか。
ヴォイドをランク制にしようと言い出したり。
今になってこんな言い方するのはちょっと卑怯だぜ、谷尋。
生徒達に不満がたまっているという谷尋。
「やりすぎだ、集」
だが、みんな助かりたいのだろう。
規律がないから祭の時だってあんなことになったのだという集。
その表れが亞理沙を襲った奴にも出てたのではないかといわれ、はっとするいのり。
どうやら亞理沙は無事だったようで。
手を貫かれただけのよう。
でも、怪我を負わせたのは事実。
いのりは・・・やっぱりあの時誰かに操られたような感覚だったようで、亞理沙を襲ったのは彼女の意思ではなかったようですね。
やっぱり真名なのか?
その頃、助けを求め、怯える亞理沙の元へかかってきた電話。
その相手に、今は集が皆を力で押さえつけていると告発する亞理沙。
見張りを任されていた難波は、すぐさま亞理沙の腕を捻り上げ、通話記録を確認しようとするも・・・。
亞理沙は自分のヴォイドを引き出してくれと頼み、自らの体を差し出したようで・・・。
あ~あ。
もうみんな泥沼になってきてる。
そして、亞理沙はとうとう切り札を出してしまったよう。
それを難波を使ってネット上で広める作戦に出たのだ。
「オウマシュウは隠してるが、ヴォイドが壊れるとそいつは死ぬらしい」
その書き込みを読んだ学生達は、呪いの言葉を吐きだす。
「許せねぇ、死ね!!
地獄へ堕ちろ!!」
さて、この事態を受け、谷尋はどうするか?
谷尋は噂の出所を亞理沙と定め、あくまで『噂』だと言い張る。
だが、彼女はそれを事実ではないのかと哂うのだ。
そして、命に従わないものには制裁を与えるのだろうと、怪我した腕を見せたのだ。
そんなことはしないという谷尋に、亞理沙は襲った犯人の名前を告げるのだった・・・。
「僕は、いつか報いを受けるんじゃないだろうか。
人の心を踏みにじった罪の--------」
「それならいつか、私も・・・」
そうつぶやくいのり。
亞理沙の怪我は多分自分がやったと告白するいのり。
「あたし、自分が怖い」
確証はないけど、感覚が覚えている・・・化け物の自分が・・・。
怯えるいのりに、この学園では僕が王様だから、いのりを傷つけさせることはさせないと、優しくいのりを抱きしめる集。
だがその時、谷尋が亞理沙を襲った犯人がいのりだと告げにやってくる。
いのりにこだわりすぎだと忠告する谷尋。
このままでは規律が取れないというのだが、そんなのはヴォイドの弱点の事を黙っていた谷尋だって同じではないのか。
それも、皆が助かるためだという谷尋。
集は迷わずいのりからヴォイドを取り出し、刃先を谷尋に向ける。
「きれいごとを言うな!!
僕をバカだと思って、利用しようとしてるんだろ!!」
潤の件で学んだという谷尋。
人はよく間違う。
間違いを正すためには力がいる。
だから協力しなければならないと思ったという谷尋。
だが、疑心暗鬼になった集には、谷尋の言葉はもう届かない。
あぁ、裏切るのではない。
集の自滅か。
結局信じられる存在がいないってことなんだ。
涯がいなくなって、自分を導いてくれる者がいなくなった。
心から信頼して、戦場で無条件で信じられる存在が・・・。
谷尋は一度自分を裏切っている。
だから今度もまた売り飛ばす気なのだろうと・・・。
集の言葉に愕然とする谷尋。
これは自分がやったことの結果。
「最初から僕らに友情なんてなかった。
そうだろ」
「あぁ、そうだったな・・・」
集。
これは酷い言葉だ。
そして・・・亞理沙もその身体を使って反撃を開始。
作戦開始のエクソダスの日時や、生徒たちのヴォイド情報の入ったメモリーを手に入れた亞理沙。
何に使うのか?
「クーデター。
裸の王子様を引き摺り下ろすの---------」
エクソダスの日。
東京タワーへ向け動き出す生徒たち。
直接的な指示はツグミが出しているよう。
だが、何か嫌な感じを受ける綾瀬。
生徒たちは亞理沙の合図を待って、裏の作戦を決行する機会をうかがっているよう。
そんな中、何も知らない集は、難波に問う。
皆に自分はどう思われているのかと・・・。
「皆を解放するリーダーとして、感謝を捧げてますよ」
そううそぶく難波。
だが、この計画は茎堂たちにリークされていたよう。
動き出す日本政府。
ゴースト部隊をとめるため、東京タワー目指す集のため、道を作ることが生徒たちに課せられた使命。
その先頭に立ったのは、亞理沙。
「進みましょう、桜満くん、誰のためでもない、私たちの未来のために!!」
犠牲は多発。
次々と攻撃を受け、倒れていく学生たち。
「彼らを囮にしたのか」
だが、今は反省している暇はないのだ。
「やれる!!やってやる!!
僕はもう、誰も失いたくないんだ!!」
その思いが集を駆り立てる。
容赦なく敵に攻撃を仕掛ける集。
そして、生徒達のヴォイドを使い、ついに東京タワーの電力源を断ち切ってみせたのだ!!
崩壊するタワー。
そして学生達はついにレッドラインを超えることに成功。
だがその時。
学生たちがクーデターを開始。
すべてが終わった今、集は用なしになったのだ。
銃口を集に向ける。
「ご苦労様でした、会長さん」
駆け寄ろうとしたいのりをとめたのは、アルゴ。
そして、ツグミもまた綾瀬をとめたのだ。
みんな敵か。
やっぱそうなるか・・・。
力の支配は裏切りをもたらす結果になるよな・・・。
そして、Fランクの生徒達、颯太は集を段差の谷へ突き落としたのだ。
「俺は悪くない」
亞理沙の周りに集まった生徒達。
次々と集に罵声を浴びせる。
だがその時、アルゴの手を振り払い、いのりが集の元へ。
いのりの手に救いを求めた集。
だが・・・突然いのりの体からヴォイドが発生されたのだ!!
そこへエンドレイヴが!!
真の王の帰還------------。
姿を現したのは・・・涯!!
「来てくれたのね」
感激する亞理沙。
そして、集の目の前に降り立った涯。
「久しぶりだな、集」
いっそやさしい声でそう集に呼びかける涯。
だが、次の瞬間、集の右腕がいのりのヴォイドで切り落とされてしまったのだ!!
うわぁ!!
なんてこったい(><)
突然の出来事に何が起こったか理解できない集。
ただ分かるのは、右手の肘から下が失われてしまったということ。
噴出す血。
「僕の王の力がぁぁぁ!!」
叫ぶ集を見て、冷酷に微笑を浮かべる亞理沙が怖すぎる(><)
切り離された集の腕は、涯の右腕として再生されたよう。
そうか、そう来たか。
奪われた王の力。
その頃、国連では、日本消滅計画は賛成多数により、承認。
日本へ向け発射されたRM弾頭。
涯は虫けらを見るように集を見下ろし、告げる。
「王だと?
忘れたのか、お前は横取りしただけ。
最初から、王は俺だった---------」
やはり涯の途中退場は最終兵器への伏線だったか。
クローンだよね?
これが誰かのヴォイドだって話?
いやぁ、これは最後まで目が離せない展開になったのは必至。
どこまで本物の記憶を持っているか?ってのも気になる所だけど、これは集にとっても、いのりにとっても厳しい選択を迫られる形になったね。
ひとりぼっちの王様・・・最早王とは呼べない存在になってしまった集。
腕と力を失くし、これで今後集はどうなるのか。
いのりはそんな集を放ってはおけなかったようですし、涯はどうやら世界へ宣戦布告を開始するようで。
茎堂も最初から涯という真の王を作り出すための駒だったということか。
これがクロスの悲願?
絶対的王の存在が?
ではそれは集ではダメだったのか。
集は報いを受けることになった。
その代償はあまりにも大きな孤独と喪失感。
いのりの存在が救いだろうけど・・・彼女もこれからどうなるのか・・・。
集がめちゃ心配だ。
これで葬儀社は再集結するだろう。
そこに集は入ることは出来ない。
力を失った集に出来ること。
見守りたいと思います!!
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