連載終了---------!!
ついに大きな賭けに出た亜城木夢叶!!
自ら連載終了を決定させ、エイジに勝つための新しい作品を考えることに!!
この決定に、高浜は大賛成。
やっぱり亜城木にはギャグマンがは合わないと思っていたよう。
半年以内の連作獲得。
さぁ。
二人にとっても、戦いの始まり------!!
文句なく面白いものを!!
この亜城木の決定で、作家も編集も色々思うところがあったようで。
福田は今度は絶対大きいのが来ると確信し、エイジはこれで服部の思い通りだとにやり。
「哲さんサイコーです」
でも、どんな作品が来ても負けないと断言。
この強気が好きだ~♪
でも・・・現実問題、そんな簡単に行ったら誰も苦労しないわけで(^^;)
これだっていうアイデアが浮かんでからやめるといえばよかったかと、ちょっと弱気な秋人ですが、でも、その前に「タント」の最終回のネームが待ってる。
それに、逆にこの3回の連載会議で連載を勝ち取らなければならないという条件が付いたことで、逆に燃えているようで。
いいね、この前向きな考えが、ふたりらしい。
最初の投稿時から変わってないアグレッシブさが、今度こそいい方向へ行ってもらいたいものだよ。
香耶には流石に次の連載が決まらなければジャックで描けなくなることは言えないものの、理解はしてくれるよう。
ずっと見てきてくれた1番の理解者で、協力者だもんね。
でも、以外だなぁ、香耶って堅実家だったんだ。
ってか、主婦の鏡だね。
連載終了を聞いて、すぐに節約食事に変えてる。
でも、これを見たら、ますますジャックにかけなくなるかもしれないなんて言い出せない。
だから、自分を追い詰めるために、秋人は言う。
「いいか、俺は絶対に苦労はさせない。
近いうちに必ず大ヒットを飛ばす。俺を信じろ」
かっけぇなぁ♪
で、そんな秋人の気持ちを察してる香耶がまたいい女♪
だから、明日ブランド物の口紅を買ってくると乗りよく答えてる。
・・・きっと買わないんだぜ、これ(^^)
亜豆にも「タント」終了を知らせると、今度こそヒットする作品をと!!
そして、自分も主役級を狙い、いつか亜城木作品のヒロインが出来るようにという返事が。
こりゃ何よりの励ましだね♪
さぁて、悩んでいるのは、二人だけではない。
港浦もまたこれからエイジに勝つためにどういう作品を亜城木に欠かせればいいか迷っていた。
そこで彼が提案したのは、エイジに唯一速報で勝った「この世は金と知恵」をパワーアップさせて、「見た目」をつけて、
略して「この世はKTM」ってのはどうかと言い出したのだ!!
エイジ曰く、亜城木の作品は、エグイ方がいいという。
だからこその港浦のこのアドバイス。
その設定で色んなアイデアを次々と話し出す秋人。
やっぱりこういうのだと秋人はかなりいい感じで色々転がしていけるよう。
表現に詰まれば、それは最高が絵でカバーできると言って、それが亜城木夢叶だと、なんだかすっごくいい担当になっちゃって。
自分達のよさを引き出してくれる。
彼も変わったことを実感したふたり。
そして・・・ついに「タント」の最終回が仕上がる。
でも、いざ終了してみると・・・産みの苦しみを味わった作品なだけに愛着が沸いて、だからここまで続けてこられたのだろうけど、やっぱり何か寂しいよう。
次はもっとすごい作品を!!
4年たった今、成長しているのは港浦だけでなく、自分達も!!
そして、一気に沸いたアイデアを詰め込んだネームが仕上がる。
連載会議に回してもらったけれど・・・なんと落選!!
あんなに自信満々だったのに、何故?
でも、港浦はあれだとエイジに勝てないからこれでいいというのだ。
わけが分からないとへこむ秋人に対し、笑みを浮かべる最高。
港浦は変わった。
「連載することだけにこだわらなくなった」
あ、そうか。
で、「KTM」をもっと面白くして次の連載会議に・・・!!
と思っていた二人でしたが、なんと、港浦は、別の作品で行くと言い出したのだ!!
なんと、次は王道ファンタジー!!
何故このタイミングで冒険ファンタジーを描かせるのか?
その理由を教えて欲しいと言う最高。
「まだ一度も本気でやってないからだ」
だから本気で描いて欲しいと言い出す港浦の真剣な目。
これは考えなしにこんな無謀なことを言っているわけではないと信じた最高は、港浦の指示に従うことに。
こりゃ何か裏がありそう。
確信?
ギャグの時のような己の考えの押し付けではなさそうだけど・・・港浦が何を狙ってるのかがまだ見えないなぁ。
でも、そんな港浦の最高を信用させるまでに至らせた熱意はすごいね。
一方、エイジは・・・亜城木の事情を聞き、容赦なくまたハードルをあげようと、岩瀬の原作にクレームを言い出す。
作者の迷いが見られるって、文章を読んだだけでそこまで察せるってすごいなぁ。
どうやらあの岩瀬の告白めいた展開からこっち、打ち合わせもちょっとぎくしゃくしてるらしい。
で、それを文章で見破るエイジ・・・。
どんだけすごいんだ、この子は(^^;)
早速岩瀬に書き直しを要求する服部。
だが、岩瀬は最近褒めてくれないと反論。
「女性としてダメですか」
って、そっちかいな(><)
でも、やっぱこのしつこい・・・ってか、ねちっこい岩瀬が歳の差とかで簡単に諦めるはずもなく・・・。
苦し紛れに、気長に口説いてみればいいなんて言っちゃった服部さん。
こりゃ根負けしそうだね(^^;)
秋人の次は服部さんか、ご愁傷様です。
さて、一応順調に王道ファンタジーを書いてみた秋人。
設定は凝らずに、絵で見せるって事で、結構シンプルなお話にしてしまい、秋人的には何だか物足らないようですが・・・香耶の感想はめちゃいいよう。
「分かりやすい」って事がまず何より。
シンプルで、凝らない。
これが意外と盲点だったようで。
ジャックマンガっぽいし、これはいいんじゃないかという手ごたえを感じたよう。
そして、連載会議の結果は・・・。
って、連載会議にも回してもらえないという電話がかかってきて、香耶も含めて真っ白に!!
何故?
どうやら亜城木夢叶らしさが出てないんだとか。
おいおい、お前が言い出した話じゃないのか?
港浦は次があるというけど・・・実際次が約束の最後の連載会議なのだ!!
追い詰められてしまった最高たち。
でも、港浦は今から打ち合わせに行くというのだ。
折角の久しぶりの大学も切り上げ、港浦を待っていると・・・なんと、一緒に服部まで来ていたのだ!!
服部を見て、ピンときたのは最高。
どうやら今回の作品へのアドバイス、すべて服部の仕掛けた事だったよう。
やはりエイジを超える作家になれる存在だといわれても、今の港裏には、その根拠が分からなかったよう。
どうやったら競えるのか?
もう自分の事はどうでもいい、だからふたりを成功させたいということで、ヒントだけでもと服部に話をしにいったようで。
そこで服部は自分も協力させて欲しいと言い出したよう。
最初のKTMのアイデアは港浦が出したそう。
そっか。
港浦の本気も、覚悟もしっかり入った作戦だったんだ。
これが分かっただけでも大きな進歩。
本当にふたりを成功させたいっていう想いがちゃんとあるからこのアイデアが出せたわけだし。
で、次にファンタジーを描かせたのは服部だったよう。
本番は次。
「今まで培ってきたすべてのものを次の作品に出す!」
それはふたりに課せられた使命なのだ--------!!
この追い詰められ感がまたたまらないなぁ♪
しかしこれぞ作家生命をかけた大きな賭けだよね。
一発勝負!!
でも、だからこそよりよいものが出来るのかもしれない。
いやぁ、これはどんな作品を二人が出してくるのか、俄然楽しみになってきた。
ジャンルは?
ふたりらしい、でも誰も出来ないような作品を待ってるよん♪
次が楽しみだって!!
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