夏目と家族の思い出---------。
あぁ。
いよいよアニメ夏目友人帳も最終回に向けての最後のエピソードの始まり。
夏目の家族の思い出話。
しかも3部作なんだとか。
この話がラストっていうのも、構成がしっかりしてて、またいい余韻を残してくれそう。
しっかり最後まで見届けたいと思います!!
春。
掃除をしていた滋は、古いカメラを見つける。
そこへ調度塔子に頼まれてお遣いから戻って来た夏目が通りがかり、思わずシャッターを押す。
でも、なんだか変な音がするということで、修理に出すという滋。
直ったら、今度は3人で写真を一緒に撮ろうと約束され、なんだか嬉しそうな夏目。
塔子から紅茶を受け取り、部屋へ戻ったところ・・・「お帰りなさい」と出迎えたのは大勢のあやかしたち!!
思わず紅茶を噴出す夏目が古典的だけどナイスだ♪
どうやらニャンコ先生はすでに酔って眠ってしまったよう。
用心棒が聞いて呆れるわ(^^;)
どうやら今日は友人帳に名前がある妖怪が、名前を返して欲しいと言うことでやってきたよう。
ヒノエたちは名前を返す儀式をじ~~っと観察。
気が散ると言って追い払う夏目ですが、名前を返してぶっ倒れてしまったのだ。
そのあやかしは夏目がレイコの孫だと聞き、「レイコも家族を持てたのか」と言うのだが・・・。
だが、苗字の変わらなかったレイコは本当に家族が出来たのか?
ただでさえ疎まれていた自分がそんな話を親戚連中に聞けるはずもなく・・・。
それは夏目の中でずっと疑問に思っていた事。
でも、もう夏目は過去に傷つけられることはない。
今はもう大切な人がいるから-------。
そして、自分の中の少ない荷物の中から発見した1枚の写真。
それは折れてよろよろになっていたけれど、どうやら夏目の両親が映った写真のよう。
たった1枚だけ残されたその写真。
するとそこへ田沼たちが夏目を訪ねてやってきたよう。
どうやらラムネ水が自然に沸く場所を北本が知っているという話を持ってきたのだ。
そこで明日みんなで行こうと言う話になる。
だがその時、立花という、夏目の両親が住んでいた家の管理を任されている親戚から電話が入ったのだ。
田沼たちの話を中断し、電話に出る夏目。
どうやら両親の住んでた家に買い手がつくことになったよう。
でも、2週間ならまだ入れるというので、気になるなら行ってみてはどうかというのだ。
心配そうな塔子は、電話を切った夏目に何だったのかと尋ねる。
事情を説明し、「大丈夫ですよ」と笑う夏目。
でも、その作り笑いに気づいた塔子はなんだか悲しそうだ。
夏目の大丈夫は大丈夫じゃないんだ。
それをちゃんと分かってるんだよね、この人は。
ずっと我慢して「大丈夫」といい続けてきた夏目の事をちゃんと分かっているから・・・。
そこへようやく西村も合流し、皆でわいわい楽しんで明日の計画を立てることにしたのだが・・・。
夏目ってば、押入れにみんなで一緒に写った写真貼ってるのか~!?
見られたら恥ずかしいからって、でもなんか可愛いなぁ。
そして、なんか切ない。
初めて出来た大切な友人達。
思い出をもっともっと満喫したらいいのに!!
そして、明日は1時に待ち合わせして、ラムネが沸く場所へ一緒に行こうという話になるのだが・・・。
ニャンコ先生もやはり実家の事はいいのかと心配してくれたよう。
だが、夏目にとって今一番大事なのはこの場所。
それに、よく覚えていないというのだ。
自分を産んですぐに亡くなった母の事。
父との事はまだ少し覚えているけれど・・・。
頭をなでてくれたり、膝に乗せて縁側で日向ぼっこをしてくれたこと。
でも、小さい頃の事を思い出すとやはり辛いから、忘れてしまえばいいと思っていたら、本当に忘れてしまったというのだ。
「いいんだよ、もう」
だから忘れてしまえばいい。
「どんなに思っても手が届かないことがある。
だったら忘れてしまえばいいんだよ。
先生-------」
そして翌日。
みんなでラムネ水を探して山へ。
でも、西村の子供の頃に書いた地図というヤツはどうにも頼りなく、どっちが北なのかってのも分からないよう。
たどり着けるのか?
不安を隠せない皆ですが、こうして迷うのも冒険らしくて楽しいものだと思う夏目。
でも・・・やはり実家が気になるのも事実。
今朝見た夢では、実家を忘れてしまおうとしたから・・・子供の頃の夏目は家に戻れず迷っていた。
そして、ふと見上げた空。
聞こえた風鈴の音。
父の大きな膝。
太陽の差し込む庭。
父は庭に母が花の苗を植えていたと話を聞かせてくれた。
「今年も咲くといいな、貴志」
「駄目だ、思い出してはいけない。
あそこはもう帰れない、空っぽの場所だ。
大丈夫だ、痛くない。
忘れるんだ------」
だがその時、足を踏み外した夏目は斜面を滑り落ちてしまう。
その時、現れたあやかしに食われそうになってしまう夏目。
それはニャンコ先生が光で追い払ってくれたけれど・・・。
何をぼんやりしていたのかと責められてしまう。
両親の事を考えていたと、ポケットに入れていた写真を取り出そうとしたその時。
「写真がない!!」
焦る夏目。
だがここは森の中。
ここで探すのは不可能の近い。
そこへようやく消えた夏目を探してやってきた田沼たち。
どうやら道が分かったそうで、行こうと言うのだが・・・一瞬躊躇するものの、そうだなと斜面を上がる夏目。
だが、田沼は夏目の異変に気づいたよう。
そこでニャンコ先生に話を聞くと、両親の写真を落としてしまったという話を聞き、慌てて夏目の肩を掴んだのだ。
夏目が落し物をしたらしいと西村たちを止める田沼。
それを大丈夫だと笑う夏目だが・・・。
田沼にはそれが嘘だというのは、顔を見れば分かるのだ。
「しっかりしろ夏目!!
つかなくていい嘘はつくな」
わぁ。
田沼いい奴だよ。
いいこと言ってくれるじゃん♪
そして、夏目は「ごめん」と謝罪して、みんなに探して欲しいと願い出る。
本当は大切な写真だから----------!!
そして、4人と1匹でみんなで探してくれた写真。
果たして見つかった写真。
「ありがとう、みんな」
心からの感謝を述べる夏目。
この写真は産まれる前に撮られた写真。
ここに自分も入るはずだった。
それが悲しくて、その写真を見るたびに悲しくなってしまったから、忘れることにしたのだ。
でも、やはりそれは両親の大切な想い出。
たった一つ残された写真なのだ。
結局時間切れで、ラムネ水は次回の冒険へ。
帰り道、多軌と笹田と遭遇。
どうやら彼女たちは偶然同じCDを求めて店で遭遇したよう。
でも、多軌は、ニャンコ先生を見つけた途端、もふもふって抱きしめる気満々♪
思わず危険を察知して逃げ出すニャンコ先生。
それを見て笑うみんなでした(^^)
その夜、家に戻った夏目は、田沼のつかなくていい嘘はつくなという言葉に背中を押され、塔子たちに自分の想いを告げる。
実家がなくなる前に、もう一度だけ見ておきたい。
「行って来てもいいですか」
思い切ってそう言う夏目に、塔子たちは笑って答える。
「えぇ、もちろん。いってらっしゃい、貴志くん」
さぁ。
夏目の実家への旅の始まり。
でも、それは必ずしも温かい話だけではなく・・・。
それでもやはり夏目にとっては大切な場所。
過去と区切りを付け、ちゃんと大切な思い出に変えてしまえるように。
次回どんな旅になるのか、夏目の心の動きに注目ですね。
みんなの存在があったかいだけに、すごくほわっとした気持ちにさせてくれる。
今回はニャンコ先生と一緒に歯磨きしてるシーンに爆笑したけど。
ってか猫も歯磨きするんかい(><)
そして、夏目の父はコニタン!!
ナイスキャスティングだ~♪
次回もまた楽しみだぜ(^▽^)
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