未来は-------------!?
「せめて今日1日はユッキーとしあわせでいたかったのに・・・」
さっきまで由乃とふたり、世界の終わりを迎えるまで、温かい時間を過ごしたはずだった。
それが何故こんなことに・・・。
ムルムルによって知らされた3人目の遺体の謎。
由乃の最大の秘密。
「これでいい・・・あたしはふたりもいらない----」
ムルムルにそそのかされ、由乃の選んだ新しい世界。
新しいゲームの開始。
何故自分を殺した?
何故僕を殺そうとした!!
1周目の世界とは違う展開。
それは、あのふすまを開けてしまった事で、雪輝が両親殺しを知ってしまったことから始まった。
だが、どうやっても、雪輝には由乃は殺せない。
それなら、自分が神になり、また3周目の世界でゆっきーと一緒にいられる道を選ぶという由乃。
どうせこの世界は崩壊する。
ブラックホールは町中に広がり、どんどん建物が消滅していっている。
だが、3周目の世界に行けば、また由乃はたくさんの人を殺すのではないのか?
それは雪輝だって同じ事。
神になるために今までたくさんの人を殺したではないか。
だから・・・。
「もう死んでいいよ、ユッキー」
「お前、狂ってるぞ!!」
「狂ってるのは、私とユッキーが結ばれないこの世界の方だよ!!」
怒りの由乃。
すると、突然雪輝の足場が崩れ、由乃の目の前から落ちてしまったのだ!!
おちていく中、雪輝はようやく己の間違いに気づく。
同じだったのだ。
自分もまた自分のためにみんなを殺した。
だが、それでは由乃と変わらないではないか。
責任を取れと言って亡くなったみねね。
今からでは責任を取るなど出来ないかもしれない。
けど-----!!
これで雪輝は脱落。
由乃が勝者に。
だが、由乃の携帯には雪輝を捜さなきゃ、助けなきゃと書かれていた。
それを振り払うようにする由乃。
そして、ムルムルがこのゲームの勝者を由乃だと宣言しようとしたその時!!
なんとノイズが!!
「ユッキーが由乃に会いに来てくれたよ」
携帯に書かれた文字。
なんと、雪輝が崖を登ってきたのだ!!
「愛してる」
自分は駒かもしれない。
でも、それでも自分にとって由乃は大切な人だから!!
「僕が君を助ける!!」
だがその瞬間、再び足場が崩れ、雪輝は落下。
すると
----「世話がやける」
なんと、
雪輝を助けてくれたのは・・・みねね!!
何故みねねが生きているのか!?
ムルムルはそう問いながらも一気にふたりに攻撃を仕掛けてくる。
それを雪輝を引っ張りながらかわすみねね。
これがデウスの切り札か!!
あの爆発の時、デウスがみねねを救い、自分だけの領域に匿っていたよう。
そして、みねねの身体をその手で貫いてみせたのだ!!
一体何を!?
神を嫌うみねねだからこそ逆に信用できると、
デウスが己の知識と力の半分を伝承させるために選んだのがみねねだったよう。
不正にゲームを操作するムルムルを止めろと命じるデウス。
ムルムルは、2周した世界の使い魔なのだと。
恐らく由乃が作り出した僕。
再びタイムループをしようとするムルムルと由乃。
「由乃は僕が止める!!今度こそ!!」
みねねに手伝ってもらい、後を追う雪輝。
・・・そこは
2年前の7月28日
過去に戻ったということは、
ここは3周目の世界。
その時聞こえたノイズ。
そこではこの世界に由乃が現れるのは、もう少し先だということが判明。
この世界にいる由乃を殺させない。
永遠ループを繰り返してはならない。
だが・・・ここにはまだ皆生きている世界。
両親も、ゲームの参加者も。
でも・・・ここは今の雪輝が本来いるべき世界ではないのだ---------。
みねねと共にまずは由乃の家に向かう雪輝。
この世界の由乃とは関わらない方がいいというのだが・・・何か異変を察した雪輝は放ってはおけない。
どうやら何も食べるものがなく、由乃は畳を食べようとして、それが喉に引っかかってしまったよう。
すぐさま救急車を呼ぶ雪輝。
みねねは関わるなというけれど、こんな状態の由乃を放ってはおけない。
「いいんだ。これでいいんだ。
世界が違ったって由乃は由乃だ、見捨てられない。
3周目の未来を変えてでも、助けてみせる!!」
だがその時、ついにムルムルと由乃が!!
絶対にこの世界の由乃は殺させないと宣言する雪輝に、由乃もまたその対策をしてきていたよう。
彼女はこの世界の雪輝の両親を人質に連れてきていたのだ!!
「さぁ、始めましょう、殺し合いを」
動揺する雪輝。
みねねは今は状況が不利だということで、一度退くことに。
背中に意識を失っている3周目の世界の由乃を背負い、雪輝の手を取って、宙を飛ぶみねね。
だが、両親を放っておけないと雪輝は必死に戻ろうと暴れだしたのだ!!
怒りを燃やすみねね。
桜タワーに入り込み、教会の通路に雪輝を放り投げる。
「お前は誰を救いたいんだ!!
2ndか、背中のこいつか、両親か!!
はっきりしろ、雪輝!!」
誰も失わずに、誰も救うことなど出来ない。
雪輝は選ばなければならないのだ。
誰を救うのか。
さぁ、次回はいよいよ最終回。
この決着がどうつくのか。
そして、今回は最後のムルムルの部屋になるのか。
電話相談室。
相談相手はすべて由乃の母。
夫の帰りが遅く、娘は言うことを聞かないという相談。
でも、寝て待てとか、全然答えになってないし(^^;)
で、最後は。
「わしに出来るのは、相談を聞くことだけじゃ」
って、そんなオチか(^^;)
さぁ、こうなるとラストが俄然気になるところ。
誰を守り、何と戦うか。
ここまでやってきた、ヘタレ雪輝の成長を、最後まで見届けたいと想います!!
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