正義は 金で買える。金を持ってこい!
出演が堺雅人さん、新垣結衣ちゃん。
こう聞いただけで、もう見る気満々だった期待作品♪
いやぁ。
もうただ一言、リーガルハイ~テンション♪
って事で、めちゃめちゃ面白かったってば(>▽<)
テンポよし、キャラよし。
追い詰められ、追い詰めのドンデン返しもよかったし、最後のオチでも「まさか・・・」と思わされ、ちょっと震撼させられたり(^^)
いやぁ、1話の出来では今まで見てきたどのドラマよりよかったといえるなぁ。
これはこれからの展開がめちゃめちゃ楽しみだ♪
仕事が出来ないとののしられ、クビを宣告された坪倉。
「ぶっ殺してやる」
確かに憎かったけれど・・・翌日、その上司が遺体で発見されたのだ。
自分はやってない。
そう主張する坪倉。
だが、ベテラン刑事の白井は、彼が犯人だと断定し、取調べもかなり強引に自供させたよう。
その裁判を担当したのは、駆け出しの弁護士・黛真知子。
当然彼の自供もあるということで、凶器となった包丁に指紋があったことが決め手となり、坪倉には実刑が。
半ば諦めている彼を説得し、必ず無実を証明してあげると息巻く黛。
すると、彼女の所属している三木法律事務所では、もうこの案件からは手を引けといわれてしまう。
だが、正義感に溢れ、曲がったことが嫌いな黛としては、このまま坪倉を放ってはおけない。
食い下がろうとする彼女にアドバイスをくれたのは、三木の秘書の沢地。
彼女は三木に処分される覚悟があるなら、古美門という弁護士に会いに行けといわれる。
だが、個人事務所にしては、悠々自適な生活をしているようで。
どうやら彼は顧問弁護士をしている社長からかなりの雇用金をもらっているよう。
ようはスポンサーって事か。
だがその弁護士は・・・。
先日電車の中でお年寄りに席を譲らなかった男だったのだ!!
そのお年寄りが、スポーツをしていて、次の駅前にあるスポーツクラブに行くだろうから、席を譲らなかったという見解をまくし立てられ、何も言い返せなかった黛。
まさかのあの最悪な男との再会。
って、堺さんのいちいち大げさな振りと笑顔で笑う~♪
なんじゃこりゃ!!(>▽<)
彼は本当に有能弁護士なのだろうか。
だが古美門の持論はこうだ。
「金さえ払えば私が無罪にしてあげよう。
正義は 金で買える。金を持ってこい!」
なんという男。
しかも、法外な金を要求され、頭にきた黛は最後に捨て台詞を遺して去って行くのだった。
「誰があなたなんかに頼むもんですか!」
三木事務所に戻って沢地に話を聞くと・・・彼は法曹界では嫌われ者。
人を食ったような態度が目に留まり、三木が雇ったようなのだが・・・。
金になりそうな案件を引き受け、やり方はかなり強引で違法スレスレ。
やがて三木の手に余るようになった3年前、決定的な決裂が起こり、三木の事務所を飛び出した古美門。
だが、彼は三木の力で仕事を干されても、顧問料でのうのうと生活しているよう。
それも三木は気に入らないようで。
そして、彼の無配記録は、まだ破られないままなのだと-----------。
だが、その話を聞いた黛は、なんと実家の畑を担保にして3000万を用意して、再び小美門の家を訪ねてきたのだ!!
どうしても坪倉の無実を証明してやりたい。
彼女のその根性に負けた古美門は、坪倉に接見することに。
そして、まずは彼の美談を集め、取調べをした男の悪評を集める。
その話をマスコミに流し、世間の注目を集める。
・・・って、これもどうやら古美門のやらせっぽい策でしたけど、それも彼は金で解決してるようなので、フィフティフィフティって所なのかしらね。
で、最後のとどめは、事件のあった日の、坪倉のアリバイを証明するためのコーヒーショップの店員の証言をとることに。
その時間、公園でぼうっとしていたという坪倉を見かけた覚えはないか?
彼は覚えていないと言ったけれど、もし、出て行った妻と子供が裁判で証言するその姿を傍聴したら、どう思うか・・・?
その言葉に背中を押され、証言台に立つと言うショップ店員の斉藤。
裁判は順調に進み、坪倉の無罪は確定したように見えた。
だが・・・古美門が「カモ」と称していた、相手の弁護士・杉浦はもうひとつ、証言者の存在を隠していたのだ!!
現れた女子大学生は・・・なんと事件のあった日、同じようにコーヒーを買い、その公園でぼうっとしていたというのだ!!
しかも、彼女はそれを毎日書いているブログにUPしていたのだ!!
改ざんされたのは認められない。
では、あの日、斉藤が目撃したのは彼女なのか、坪倉なのか!?
一気に雲行きが怪しくなってきてしまった裁判。
「僕、負けたぁ!?
何で僕が杉浦なんかに負けなきゃ いけないんだー!?
これは 夢だー! 悪夢だー!お前のせいだー!!」
って、叫ぶ古美門。
・・・子供かっ(><)
どうやら今回の事は、古美門の無敗記録を破るための大きな計画だったようで。
つまり黛も使い捨てに利用されたよう。
沢地はうまく黛をけしかけ、最初からこの女子大生という隠し球の存在を知っていて裁判に持ち込んだようで。
怖っ。
だが、このままでは終われない。
必死に無罪を訴える坪倉のせいで、法廷は休廷されることに。
その間、黛が必死に調べたブログに突破口が!!
そして、小美門もまた、酔ってその電話を受けた時、庁舎前に立てられていたビルの定礎の文字を見て気づいたというのだ。
そして、再開された法廷で、再び証言台に立った女子大生。
だが、黛はそのブログのまめな更新を褒め、5年間全ての日記を読ませてもらったというのだ。
その内のひとつに夜中にラーメンを食べたとの記載が。
だが、その店に問い合わせたところ・・・その日記がかかれた木曜日は定休日だったのだ!!
同じように、他の記載された日にちや曜日も若干の食い違いが判明。
これが彼女の妄想や嘘とは思わない。
ただ、毎日特別なことが起こるわけがない日常。
それを特別なものに変えるため、別の日のネタを何もなかった日にあてていたのではないのかと。
だから、書かれた内容は本物であっても、彼女の日記の日にちに信憑性はないと指摘してみせたのだ!!
そして、古美門もまた、あの尋問を受けた日は、庁舎の前にあるビルの立替のための解体工事が行われていた事を突き止めたよう。
だから、刑事たちが証言するような「取調べ中には、物音ひとつしなかった」という証言はありえないと指摘してみせたのだ!!
それを白井は強要はしなかったけれど・・・彼の過去の検挙率は素晴らしいものがあった。
だが、ここ最近その検挙率が下がっているのは明白で、彼の恫喝めいたやり方ではもう通用しなくなったこと。
そして、老い・・・。
あの人もただの人・・・そういわれるのが怖かったから、少しでも検挙率をあげておかねばと、坪倉を利用したのではないのかと。
すると・・・怒りにわれを忘れた白井は「あんたに何が分かる!!」
そして「俺には長年の経験がある!最初から ピンときた。
目、見りゃ分かるんだよ!」
あぁ。
これぞまさに古美門の思う壺。
完全に自白だよな、これ(^^)
そして-----------かっこよく「無罪」の紙をマスコミたちに見せるつもりだった黛でしたが・・・。
お約束のようにけ躓き、さらには無罪の紙が上下逆・・・。
コントだったわ。
でも、ナイスだよ。可愛いから許すわ、がっき~♪
満面の笑みを浮かべ、またもや連勝記録を伸ばした古美門は、杉浦にまたゲームしようと感謝しまくり。
面白くないのは当然三木。
いやぁ、怖い怖い。
そして、晴れて自由の身になった坪倉は黛に感謝するも・・・。
そんな彼を睨むように見つめる白井の姿が。
「次はお前をぶっ殺すぞ」
・・・って、まさか本当に坪倉が犯人!?
こりゃ驚いたわ。
冗談か否か・・・不安になる黛。
だが、古美門は、坪倉が犯人かどうかなんてどうでもいいというのだ。
「やっていようがやっていまいが、そんなのは私に関係ないし、何の興味もない。
検察の証拠は不十分だった。
だから、彼は無罪になった。
それが法だ」
「だとすると真実は?」
「うぬぼれるな、われわれは 神ではない。
ただの弁護士だ。
真実が何かなんて分かるはずがない」
「だったら、私たちは何を信じればいいんですか?」
「自分で探せ!!」
そして、黛は三木事務所を退職。
古美門にお世話になった挨拶をしにきた黛。
だがその時、そこには腑抜けになった古美門の姿が!!
自称事務員の服部曰く、たった今スポンサーがいなくなってしまったとの事。
つまりもう今までのような優雅な暮らしは出来ないということ。
これからは地道な営業と、裁判を勝ち抜いていかなければならないということ。
そこで、自らここで働いてやる宣言する黛。
あの3000万の借金の返済をそれで給料の何パーセントかで返していくということで話がつき、明日から出社決定!!
早っ!!
そして、最後に黛は、先日の席を譲る話を蒸し返す。
あの時、たとえ結果はどうであれ、あの老人に席を譲りましょうかと問うべきだったのではないかと言い出す黛。
「それで断られたとしても、暗黙のルールとされている手順を踏むことそのものがマナーなんです。反論 ありますか?」
「いや、合格だ。
----------あの場で言えていたらなぁ」って、子供かよぉぉぉ(>▽<)
この、お前の母ちゃんデベソ~的なノリの言い方。
堺さんナイスすぎるぅぅぅぅ♪
当然ふたりの印象は、
「最悪」
いやぁ、実に面白い会話劇だったなぁ。
テンポがいい。
で、思わず笑ってしまうノリがいい。
これは脚本がいいなぁ。
そして役者さんの演技力。
期待以上の出来に、今後がめちゃめちゃ気になる♪
こりゃ俄然1番オシ!!
次回が楽しみです~♪
で、真犯人は誰だったんだろ?
それに、気になる里見さんの役割。
←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪
7727 HIT/2/19
送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております
<トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/9693377f66114c64abebd02e8cd847e9/ac