千百合VS黒雪姫!!
春雪を巡っての女の対立!!
千百合はこの学校で春雪と一番長い付き合いの友達だから、心配して当然と言う。
それを聞いた黒雪姫は、では現在自分は春雪に告白して返事待ち、そして今からデートなのだと、優先度の高さを主張。
・・・というより、
なんだか千百合を挑発してるようにしか見えないんですがっ(><)
「ではごきげんよう、友達くん」
世の中には加速で解決できないものがあると、またも注目を浴びる形になった春雪は愕然。
でも、やはり黒雪姫は理由があって千百合を挑発していたよう。
改めて初勝利を祝う黒雪姫。
この分ではすぐにレベル2になれるだろうというのだが・・・。
どうやらこの加速世界は、6つの巨大レギオンに支配されているという。
それらを支配するのは、レベル9の6人のバーストリンカー。
ここにはまだレベル10のバーストリンカーは存在しないという。
なぜなら、レベル10になるためには、5人のレベル9のバーストリンカーとの戦いに勝利しなくてはならないから。
そして、
1度でも負けると、全ポイント消失・・・そして、強制アンインストールされてしまうというのだ。
だが、このゲームが支持されているのは何故か?
「条件が過酷だからさ」
バーストリンカーになるには、そもそも生まれてきてからすぐにニューロリンカーを装着していないとダメなよう。
その時点で参加資格が絞られるってわけか。
しかもこのニューロリンカーが市販されたのはまだ15年前。
つまり、一番長く利用していたとしても、年齢は15歳未満でしかないと。
子供しか入れない世界・・・。
それは確かに魅力的だろう。
うまくいけば、そこで王様になれるのだから。
そしてレベル9の王たちは、レベル10になるためのルールを知り、まずは停滞の選択をしたようで。
加速世界の分割統治をし、不可侵条約を結んだというのだ。
「茶番さ」
自分達がそこに至るまでに、たくさんの人を狩ったのに。
そこで異を唱えたのは-------黒の王。
それが、黒雪姫。
彼女は2年前、皆を狩ろうとして裏切ったというのだ!!
そして、赤の王を狩った黒雪姫。
赤の王は強制アンインストールされ消滅。
恋仲だった紫の王は泣き叫び、青の王は激怒。
だが、結局それ以上狩ることは出来ずリンクアウトしたまま2年。
それ以来、
黒雪姫はブレインバースト最大の裏切り者であり、賞金首なのだそう。
逃げ続ける彼女は最低の臆病者・・・。
そうまでしても加速世界にこだわるのは、レベル10になることが最大の優先事項だから。
そして、レベル10になれば、開発者と邂逅し、ブレインバーストの存在する意味を知らされるというのだ。
黒雪姫は知りたいのだ。
「もっと先があるのではないのか。
人間という殻の先に-----」
春雪は、少しだけ見えた黒雪姫のことに納得。
いつか自分もレベル10になりたいといって、これからも彼女の手助けをしたいと主張。
そんな春雪を選んで間違いはなかったと笑顔を見せる黒雪姫。
では千百合の事は?
この2年間、黒雪姫はニューロリンカーに接続はしていないという。
だが、副生徒会長という立場上、学内ローカルネットには接続しなければならない。
そして、それを通じて、
2ヶ月前誰かに戦いを挑まれたというのだ。
迂闊なことに、その時通常アバターでログインしていたため、
彼女がブラック・ロータスだとバレてしまったのだ。
リアル割れした今、あれから何度も戦いを挑まれているという黒雪姫。
だが、その存在を追っても、対戦カードにも遺されておらず、全校生徒の前で戦いを挑んでも、そこに本来なら発生すべきバーストリンカーがいなかったのだ!!
この生徒は、対戦をブロックできるという機能をがあるのか。
製作者と接点があるからそういうことが出来るのか。
相手はシアン・パイル。レベル4のバーストリンカーだということは判明している。
だが、奴も加速世界からの排出に追い詰められているというのだ。
春雪にはこの相手のリアル割れの手伝いをして欲しいと言うことで、戦闘時に発生するガイドカーソルを覚えておいて欲しいという。
そして、黒雪姫とふたりのカーソルが交わる場所に立っていた者がシアン・パイルだということ。
そして、
黒雪姫があたりをつけた人物が・・・千百合だったというのだ!!
まさか。
にわかには信じられない事態。
千百合がバーストリンカー!?
では、それを確かめるには、直結して、プログラムがあればいいかどうか確認すればいい。
それをしてくると黒雪姫に宣言。
自分の言ったことに呆然とする春雪。
その帰り道、たくむと再会。
剣道を頑張ってる彼だけど・・・勝てるかどうか、やはり不安な一面もあるようで・・・。
そんな彼に千百合がもし、己の欲望のために他人を陥れてるようなことをしていたらどうするかと問う春雪。
すると、タクムは逆に春雪に問い返す。
千百合がそんなことをすると思うか?
それに首を振る春雪。
ありえない。
そう結論を出しているのではないのか。
その夜、千百合の元を訪ねる春雪。
先日のサンドイッチの謝罪がしたいからと言うことで・・・直接言えないので、直結したいというのだが・・・。
千百合が持っていたのは50cmくらいの長さしかないケーブル。
これではかなり近づかなければ直結できない。
ベッドに寝転んで、拗ねた千百合は好きにすればいいと投げやり。
・・・こりゃ傍から見たら、春雪が押し倒してるようにしか見えないし(^^;)
そして、千百合と直結した春雪は、早速会話をしながらブレインバーストプログラムを探しにかかる。
差し入れの件をタクムが知っていたのはその前に剣道の試合で差し入れを持っていったのでたまたま。
自分は変わらないといいながら、最近は何も打ち明けてくれない春雪。
しかも黒雪姫に相談なんて・・・。
泣き出してしまった千百合に焦る春雪。
でも、もう3人一緒にいられない。
変わったのは自分。
親友でいたかったけれど、ふたりと一緒にいると、自分が埋もれている気がしたという春雪。
自分がキライだから。
でも、いつでも変わらないでいて欲しかったと、春雪を抱きしめる千百合。
そんな幼馴染みの優しさを疑ってしまったことを悔やむ春雪。
そして、彼女のプログラムの中に、変なものはない事を探るのだが・・・。
処理が遅いことを察する。
そこにあったのは・・・。
「これ・・・バックドアだ--------!!」
どうやら千百合にはまだ秘密が隠されているようで。
でも、彼女の春雪への想いは、本当に面倒を見てあげるだけの、仲良しお友達的感情だけなのかしら?
恋心てのはないのかなぁ?
突然現れ、春雪が黒雪姫にどんどん引っ張られていってしまうのが寂しいだけ?
またタクムと3人で・・・というのは、中学になった今は難しいだろう。
ましてやタクムと付き合ってるのなら、尚更春雪は身を引こうとするだろうし。
さぁて。
まずは千百合に隠された秘密だよね。
今回は何故黒雪姫が春雪をこの世界へ導いたのかが判明。
彼女は戦い続けてるんだ。
色々制約もある世界で、すごく奥が深い。
これは確かに色々考えると面白い世界だよなぁ。
誰の裏で、誰のリアルなのか。
想像するのも面白そう。
次回はどんな遭遇があるか、楽しみ♪

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