律子へキス-----------。
あれからどうにも気まずい薫と律子。
練習に来た薫とも、微妙に目をそらしてしまう。
そして、お気に入りのケーキ屋でシュークリームをぼうっと見ていたところ、そこへ百合香が。
どうやら彼女もこの店のケーキがお気に入りのよう。
でもここ、
淳一の実家なんだとか。
そうとは知らず・・・顔を赤らめて慌てる百合香。
あぁ、こりゃ完璧に百合香は淳兄に落ちたか(^^;)
そんな百合香に、今から一緒にジャズの練習を見に行かないかと声をかける律子。
一方・・・「嫌われた」とおしまいだと嘆く薫。
これではセッションにならないと呆れ顔の千太郎。
だがそこへ、律子が百合香を連れて地下室へやってきたのだ!!
焦ったのは千太郎。
こっちもまだまだウブいもんねぇ(^^)
律子はすぐに店番に戻ろうとするのだが、それを追った薫は締め出されてしまう。
あらら。
話もさせてもらえないようで(^^;)
だがその時、千太郎の妹の幸子がひとりで遊んでいるのを見つけた薫。
そこで一緒に遊んでやると、糸電話遊びに付き合うことに。
子供相談室ってあたりがなんとも(^^;)
しかも、薫は玄関外で話をさせられる形になってしまい、これじゃちょっと不審者だわ。
なんでも幸子はクラスの男子にいつも嫌がらせされるのだとか。
それは幸子が好きなのではないのか?
気持ちをうまく伝えられなくて、嫌われるようなことをしてしまうのではないのかと話す薫。
それは自分も同じ。
大好きな子を怒らせてしまった・・・。
一方、鳴ったり鳴らなかったりを繰り返すレコードプレイヤーを触っていた千太郎。
そこへ興味を持った百合香が近づいてくる。
隣に座られて、ドキドキの千太郎。
だがそこへ淳一が。
彼はおまじないをかけたらいいと、プレイヤーの針の部分を軽く弾く。
すると・・・
なんと音がちゃんと鳴り始めたのだ!!
なんという魔法!!
ますます感心する千太郎。
百合香はもう心を止められないようで。
薫はどうやって謝ればいいか。
きっと許してくれないと打ち明ける。
すると・・・。
「許さんよ。
うち始めてやったとよ」
なんと、幸子に代わって律子が電話の先に出てきたのだ!!
焦る薫。
律子はそこで薫に言わなければならないことがあるというのだ。
「うち、実は好きな人の事がおってね」
薫の気持ちは嬉しい。
でも・・・その人の事で精一杯だという律子。
そんなふたりのやりとりを見てしまった--------千太郎。
元気がないからこれでも食えと、シュークリームを渡そうとするも・・・。
糸電話の先に、もう薫の姿はない。
たわんだ糸に、彼を傷つけたことを知った律子は、もう薫はここに来てくれないのではないかと涙を流すのだった・・・。
律子の好きなのは誰なのか?
気になる千太郎。
それにやはり薫はあれから練習に来なかったようで・・・。
折角父が帰ってきたのに、今は頭が切り替えられないよう。
新学期を迎えたその日。
あまりにつれない態度の薫に痺れを切らした千太郎は、なんと薫の家に侵入!!
部屋の外にある木に登って、薫の部屋へダイブ!!
さすが千太郎、無茶しよるわ(^^;)
今から練習に来いというのだが・・・もうあそこには行かないと断言する薫。
律子が心配するからと言っても、決意は固いようで。
だがその時、物音を聞きつけ、父が薫を訪ねてきたのだ。
そこで、薫に手渡されたのは、昔家政婦をやっていたシヅからの手紙。
どうやら彼女は、
東京で偶然薫の母と再会したというのだ。
居場所を知らせに寄越したよう。
突然の話で、会う会わないは自分で決めろという父。
薫は行くつもりはないというのだが・・・。
それに怒ったのは、千太郎。
「見失ったら死ぬほど後悔するばい」
居場所が分かった今、行けと背中を押してくれる千太郎。
・・・って、
実際には背中じゃなく、薫をベッドに押し倒して・・・だったんですが(わはは)
薫の口元を隠して叫んでるあたりが、逆になんだかHっぽかったんですがっ(>▽<)
さて、母に会いに行くかどうか?
決めかねて時刻表を見ていた薫に、隣の席の列車マニアくんが声をかけてきたよう。
結局一人旅を決めた薫。
だが・・・なんと列車の中で待っていたのは--------
千太郎!!
なんで!?
どうにも気になって、東京へ行きたいと言い出したようで。
傷心の一人旅を決め込んでいた薫としては大誤算(><)
でも、律子が心配して作ってくれたというお弁当を食べて、思わず涙を浮かべてしまう薫でした。
さて、東京へ着いたものの、あまりの人の多さに、「祭りか!?」と驚きを隠せない千太郎。
ひとまず書いてあった店に行くと・・・。
「青い蝶々」
って、そういう店だったか(><)
やっぱ女ひとりで生きていく・・・ってのは大変だよなぁ。
ひとまずそこへやってきた女性に、母の出勤は昼以降だと話を聞いたので、先に淳一のアパートを訪ねることに。
だが・・・なんと淳一はこっちに戻ってきてからずっと行方不明なんだとか。
でも、淳一を訪ねて来たふたりを歓迎すると、同じアパートの大学生が部屋へ招きいれて、焼酎と水で乾杯してくれたのだ。
だが・・・どうやら間違って薫たちに焼酎を出してしまったよう。
すぐに酔っ払ってしまうふたり。
薫は、酔った勢いでこいつといると自分もバカになると、千太郎の首に手を回し笑うのだが、大学生はよかったなというのだ。
「大事にしろよ、恋愛と違って、友情は一生ものだからな」
そう大学生にアドバイスされるふたりは、思わず神妙な顔になるのだった・・・。
さて、降り出した雨の中、母親を待っていた薫たち。
そこへやってきた女性は--------写真の中でしか見たことがない母と違っていたけれど、母は一目で薫の事を見抜いたよう。
驚きつつも、ぬれねずみのふたりをすぐに隣の喫茶店へ引っ張り込み、タオルとカツカレーをご馳走してくれたのだ。
戸惑いつつの再会に、カレーを口に含んだ薫は、熱さに思わず「熱っ」と口にするのだが、同じタイミングで母も「熱っ」と言ったので、千太郎は大うけ。
親子ユニゾンだと大声で笑いだす。
学校の友達か?
問われて一緒に音楽をやってるというと、ピアノを弾いているという話を聞いて、お父さんのピアノが好きだった。
一緒に歌を歌うと、すぐに泣き止んだというのだ。
「しあわせだった思い出よ」
母の想い出。
それを思い出し、思わず涙を流してしまう母。
話を切り返し、学校はどうか、好きな子はいるのか?
矢継ぎ早に聞かれ、まさか失恋したとか。
今はその直球の言葉が胸に痛い。
でも、母は突然笑い出したのだ。
自分が覚えているのは、まだ赤ん坊だった頃の息子の姿だけ。
そんな子が今は青春真っ只中なのだ。
失恋結構。
「そうだよ、俺失恋しちゃったんだよ」
そして、ふたりで大笑いする親子。
帰りの列車ギリギリ時間、薫は母に「バードランドの子守唄」のレコードをプレゼントする。
きっとまた会いに来るから。
その時聞かせてくれとリクエスト。
扉が閉まる前、母は万感の想いで息子に気持ちを伝える。
「会いに来てくれて、ありがとう」
必死に涙をこらえながら感謝する母。
閉まった扉の向こうで、ごめんねと形を成した母の唇。
それだけで、もう何故自分を捨てたのかとか、どうでもよくなった薫。
そして・・・東京から戻ったふたりは、迷わず地下室へ。
薫が来ていることを知り、すぐに地下へ行く律子。
「おかえり、律ちゃん」
笑顔の薫を見て、律子もまた笑顔になるのだった・・・。
うう。
母とのシーンは泣けたなぁ。
母だって、薫を捨てたくはなかっただろう。
だからこうして会いに来てくれたことを感謝して、涙して・・・。
長い時間を取り戻すことは出来ないけれど、これから親子の時間を築いていくことはできる。
きっとまた会いに行く。
その時は一緒にセッションできるといいね。
今回はまた音楽と離れて、薫の内面や色々を見せてくれた形になって、これもまたこの時代ならではの風景と、色々がすごく優しい話になってたなぁと思いました。
でも、心配なのは淳一の事。
あれだけ九州ではかっこいい一面を見せた後だっただけに、行方不明とはどういうことなのか?
咄嗟に薫が隠した家に届いていた百合香の手紙も気になるところ。
次回はどうなるのか。
またセッション再び!?になれるのか。
続きが気になる!!

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