歪んだ家と、開いた鍵-----------!!
純子の友人が結婚することに。
そこでセキュリティ関係を調べてもらおうと榎本を紹介した純子。
だがその時、純子にはいい人はいないのかと問われ、榎本の事を言われるのだが・・・。
彼との関係をどう表現していいか分からない純子。
クライアント?
アドバイザー?
友人?
その時、榎本にかかってきた電話。
竹本という工務店の社長が事故か事件かで亡くなっていたのが発見される。
現場は、契約が済んだ途端、震度4の地震で家が歪んで壁にはヒビが入ってしまった家の中。
手抜き工事か。
その和解策として修理を無償で行う手はずになり、社長自らが下見に来ていたよう。
その際、雨漏りで床が濡れていたところで足を滑らせ、はがしてあった床のコンクリート部分で頭をぶつけ、竹本は亡くなってしまったよう。
現場は鍵はかかっていなかったが、ドアは歪んだ家のせいで、扉が締まらない・・・つまり、鍵は開いていても、開かない状態の密室だったのだ。
その工務店を買収する方向だった会社の顧問弁護士をしていた芹沢に知らせが入ったようで。
だが、なぜか現場に榎本と純子が現れ、密室解明に一役買ってくれると大喜びの芹沢だったが・・・。
なんと、今回榎本を呼び出したのは、刑事の鴻野。
密室と聞いて、純子も現場についてきたよう。
遺体の見つかった部屋の壁に残っていた千切れたテープが気になる榎本。
完全密室だった部屋は、2箇所の男性の腕が入る大きさのダクトがふたつあるだけで、外からのコンタクトは難しい状態。
家主の杉崎は近くの高校で数学を教える教師。
当日は顧問をしている野球部の練習で、竹本の死亡推定時刻には部活に行っていたよう。
またいつもの模型で話を進めようとする芹沢だったが、明日は鴻野がここにくるというのだ。
その話を聞いて、途端に明日は情報収集に行くと言い出す芹沢。
もしや、鴻野が榎本を頼ってくることをよく思ってない?
「焼きもちじゃないからな」
って、先生、言い訳してる時点ですでに告白してるのも同じ♪
芹沢ってば榎本を独り占めしたいのか?
頼っていいのは自分だけって感じだよね(^^)
さて、翌日、学校へ聞き込みに向かった芹沢たち。
そこで杉崎の話を生徒に確認することに。
さらには婚約者が同じ学校にいて、今は結婚準備で休職中だという話を聞いた3人は、杉崎の婚約者の加奈に会いに行くことに。
だがそこで、鴻野とばったり!!
お互い嫌な奴と再会した・・・張りの態度を隠さないし(^^;)
最も、態度がみえみえで、大人気ないのは芹沢の方だけどね(わはは)
だが、加奈はどうやら結婚まで辞めると言い出しているのだ。
新居で人が死んだこと。
欠陥住宅だったこと。
それだけで結婚をやめるのか?
それはちょっと冷たすぎではないのか。
鴻野は事故だと断定。
だが、それでは一体何故竹本は、あの歪んで閉めにくい扉を閉める必要があったのか?
まるでわざわざ密室にしているような不自然なものを感じるこの状況。
謎も多いのに、捜査は終了し、何か腑に落ちないものが残る純子と芹沢。
さて、どうにも気になった純子は再び榎本と現場へ。
ダクトの穴が手がかりになるのか、念入りにそれを調べる榎本。
そこで現場検証をするのだが・・・やはり何も分からない。
千切られたテープ跡をたどれば、床の隅に対して三角形の形が出来るという榎本。
でも、それで何をするのか。
だが、そこへ芹沢がやってきたのだ!!
やっぱり彼もこの事件が気になったようで。
その時、恥ずかしさを誤魔化すため、ここの野球部員はいつも1時間走っているという話を聞いたという話を聞かせてくれたのだ。
1時間。
それに気づいた純子。
その時間があれば、杉崎が犯行を行うのは可能なのだ!!
・・・って、芹沢、お前も気づけよ!!
そして・・・榎本の指がこすりあわされ、鍵が開く音がする。
「密室は破られました」
そして、芹沢を筆頭に、純子、榎本が杉崎を呼び出し、榎本がトリックを説明。
榎本が取り出したのは、なんと、ピッチングマシン!!
「さぁ、これでドアを狙い撃ちしてみましょう」
そして、ピッチングマシンでテニスボールを使って扉の片隅を何度も狙い撃ちし、開かない扉を閉めてみせたのだ!!
そして、三角に張られたシートを使って、部屋の一点に集められたボール。
この部屋は歪んでおり、ボールは放っておいても隅に集まる状況だったのだ。
それを下のダクトから掃除機を使って吸い上げる。
最後にシートを引っ張って壁からはがして回収。
だから壁にテープ跡が残っていたというわけか。
後はこのダクト穴の蓋を塞げは、これで密室の完成。
だが、これはあくまで推測にすぎず、証拠はない。
それを言われ、榎本は、ランニングに参加せず、いつも部室でタバコを隠れて吸っている部員たちがいる事を知っており、彼らに犯行のあった日にピッチングマシンが無くなっていたことを確認していたのだ。
だが、杉崎には竹本を殺す理由がない。
それは・・・純子が答えをくれたのだ。
どうやら純子は、どうにも結婚を取りやめたという加奈の事が気になり、もう一度話を聞きに行ったよう。
すると、彼女は竹本が亡くなる前日に式場の予約を取り消していたというのだ。
つまり、彼女は事件前から杉崎とは結婚する意志がなかったよう。
どうやら彼女は、元々杉崎の友人とつきあっていたよう。
だが、彼に振られて落ち込んでいたところを、杉崎に好きだと言われ、付き合うことになったよう。
流されるままにあっという間に杉崎に新居だ結婚だと話が進められ、これでいいのかと戸惑いが大きくなっていたようで。
追い詰めてしまったのは自分かもしれない。
そう思ったという加奈。
あの歪んだ家。
これは自分たちの未来だという神の警告・・・。
そして、結婚をやめたいと謝罪した加奈。
それでも、杉崎は、家が元通りになれば、加奈との関係が戻ると思っていたようで、竹本に難癖をつけ、無償で家の修理をさせるように仕組んだよう。
だが、こうなってしまった以上、もうあの家はいらない。
契約もナシでいいと言い出す杉崎。
家がこんなことにならなければ自分達はこんなことにならなかった、責任を取れという杉崎。
だが、竹本は婚約破棄まで自分達のせいにされてはたまらないと怒る。
そもそも、本当に加奈が杉崎を好きなら、家なんて関係ないのではないのか?
「最初から その程度にしか思われてなかったってことだろ?」
竹本の言葉に、一瞬で浮かんだ殺意。
「こいつ殺そう、殺してやる」
何故あんなことが出来たか。
まぁ、今となってはもうどうでもいいという杉崎。
一瞬の殺意。
怒りの暴走。
歪んでいたのは、彼の心・・・。
自業自得な部分を誰かにぶつけて言い訳を探していた行動の結果。
そして・・・事件解決して、なんだか大はしゃぎな芹沢。
得意げに鴻野に困ったときには手を貸しますからと上機嫌♪
で、ついでにしっかり警告。
「ただし、今後、えのもっちゃんに連絡を取る際は必ず私を通すようお願いします」
って、勝手に『チーム榎本』を結成してしまった芹沢。
チーム芹沢じゃないところが可愛いじゃないかっ(^^)
迷惑そう・・・というより、戸惑いの方が大きそうな榎本。
自分達はチームメイトだという芹沢。
その名前の響きにようやく納得できる関係を見出した純子でした(^^)
だが・・・どうやら鴻野は、個人的に榎本の事を調べていたようで・・・。
一体彼が何者なのか?
何か疑問を持っているようで。
これは今後の警察の動きが気になるところ。
まさか本当に犯罪組織!?
今回はどうみても怪しい犯人って話でしたが、ボールを使ってのトリックはお見事でしたね。
でも、それを計画もなしに突発的な行動であそこまで考えられるってのは凄すぎでしょ。
しかも1時間でこれをやってのけるって、どんだけこの杉崎って凄い男なんだって話。
加奈も自分が追い詰めたから警察にも怖くて言えなかったって言うけど、あながち間違いじゃないからたちが悪いよなぁ。
これはどちらにもキズを残した別れになっちゃったわけで。
人の殺意なんて、本当はこういう些細なことで発生しているのかもしれない。
ただ、それを行動に移すかどうかってだけの違いだけなんだろう。
今回はなんだか芹沢がすっかりギャグ要員になっちゃって、でも最後はいい味になってたんで面白かった。
今後は気になる榎本の正体ってことで。
次回は坂本くん登場~♪
めちゃ楽しみっす!!
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