退屈な日常---------。
いつもの授業で、シャーペンの芯がなくなったので、換えていたところ・・・
隣のクラスから聞こえてきたざわめいた声と音。
その声、える。
なにやら教師ともめてる風なのだが・・・一体何をしているのか。
で、放課後は摩耶花と里志がなにやらもめてるようで(^^;)
まぁ、これは一方的に摩耶花が怒鳴りつけてるだけ・・・のようで、機関銃のように怒鳴り続ける摩耶花に、里志が口を挟めない状況だし、
これは恐らく一言反論すれば倍返し以上で返ってきそうな勢いだ。
それを里志も分かっているから怒鳴られるままなんだろうな。
それに、どうやら里志が待ち合わせに遅れたかこなかったか・・・のようで、非は里志に100%あるようだし。
流石にこれはまずいと、おろおろしながらなんとか摩耶花をなだめようとするえるですが、それこぞ無駄な努力。
そこで、なんとかしろといわんばかりに奉太郎に助けを求める視線を送りまくり。
仕方ないので、この不毛な争いを止めるべく奉太郎が発した一言は。
「疲れないか?」
それに「疲れた」と休憩だと座り込む摩耶花。
里志はよくやったとばかりにウインクしてくるも・・・お前のために助けたんじゃないっての(^^;)
だが、そういえば里志と奉太郎が怒ったところを見たことがないというえる。
どうやら里志は怒るようだけど、全然怖くないんだとか。
奉太郎は?
それには摩耶花が
「怒ることも出来ない人間として貧しい奴だから」
だって。
でも、怒らないのは、えるも同じ。
怒れない・・・ってのがえるには正しい言い方かもしれないけど、それはいい事って事で。
何せ憤怒は罪だから。
7つの大罪。
憤怒・傲慢・大食・強欲・嫉妬・色欲・怠惰
で、最後に奉太郎を見るあたりが摩耶花のいやらしいところ♪
でも、この7つの大罪に、えるは当てはまらないよねと、さっきまでの喧嘩はどこへやら。
盛り上がる摩耶花と里志。
しまいにはえるは天使じゃないかとかって、ガブリエルたちにちなんで、チタンダエルとかいそうって盛り上がってる始末。
流石にこれには怒りを爆発・・・というか、やめてくださいと、二人を叱りつけるえる。
そして、怒らないことがいいことじゃないと思わないと言い出したのだ!!
傲慢がないのは、自信がない人。
嫉妬がなければ、新しい技術は生まれない。
面白い考えだね。
つまり程度の問題。
怒れなければ、好きになれない。
では、えるが怒らないのは?
「疲れるからです」
疲れることはしたくないと断言したえるが天使に見えるっ!!
わはは!!
でも、これが省エネ主義の奉太郎の影響なのか!?
だが-----「冗談です」だって。
えるも冗談が言えるようになったんだ。
で、怒ると言えば・・・先ほどの授業の件を思い出した奉太郎は、怒っていたのはえるではないのかと問うたのだが・・・。
あら。
奉太郎自爆!!
えるの瞳が、あっという間に輝きだしてしまったのだ!!
そして、「気になります」と目を奉太郎の腕や足に無数のえるエンジェルのちびっこいのが這い上がってくる幻覚が見えたのだ!!
わはは!!
なんじゃこの映像♪
可愛いけど、全身にまとわり憑かれる姿はシュールだ。
流石にこれは怖い(^^;)
で、必死に奉太郎に聞いてみたいことがあると、帰ろうとする奉太郎のかばんを掴むえる。
数学の時間、怒ったというえる。
だが・・・何かが起こったから怒ることになったのだが、その時、何が起こったのかがわからないというのだ。
意味不明(><)
「とにかく私、気になります!!」
そこで、順を追って話を聞くと・・・。
数学の先生がチャイムと同時に入ってきた際、クラスプレートを見上げたのだが・・・。
その時、鬘が落ちてしまったよう。
今までもそんなことがあったので、驚きはしたけど、気にせず授業は始まったのだが・・・。
どうやらまだ習っていない内容の問題を出されたようで、指名された生徒はその答えが分からないと答え、先生が彼を罵倒しだしたというのだ!!
先生はどうやら他のクラスの進行と間違えて出題してしまったよう。
皆もそのことに気づいて、一瞬教室がざわめくも、それにますます怒りをあらわにしてしまった先生。
そして、竹刀を何度も黒板にぶつけていたようで・・・それが隣の奉太郎のクラスにまで響いていたというわけ。
さらに罵倒が続き、えるは突然立ち上がり、先生にこのクラスの進行をもう一度確かめて欲しいと進言。
で、
先生は教科書を確認して、ひとこと謝罪して、通常授業に戻ったというのだ。
なんという迷惑な話。
ってか、あまりに感情的すぎな先生でしょ(><)
で、話は元に戻って、何かおかしなところはあったか?
別にえるが怒るのはおかしくなはい状況だったわけで。
そして、もう一度考えたえるは、
何故先生がそんな勘違いを起こしたのかというのを奉太郎に聞きたかったようで。
分からないという奉太郎。
先生本人に聞けと突っぱねるも・・・諦めないえる。
奉太郎はやれば出来る子だって。
でも・・・授業が終わってから、どこまでそのクラスが進んだか、恐らく日付とクラスを書き込んでいた先生。
そんなしっかりした間違いの少ない先生が何故間違えたのか?
では、根本的な話、どうしてえるが怒ったのか?
状況的に見て、怒るのは分かる。
でも、それはえるにもイマイチ分からないようで(^^;)
その時、
里志のクラスはその内容まで進んでいることが判明。
彼のクラスはD。
えるはA。
奉太郎はB。
そこで、ようやく奉太郎はあることに気づいたよう。
いわゆる自分の字が読めないってやつね。
先生は数学教師。
恐らく彼は進度を、小文字でクラスと日付を書いていたのだろう。
「a」と「d」の間違い。
確かに自分の早く書いた字では、棒の長さや何かで判別しにくいところがあったのだろう。
その事実にたどり着き・・・先生のうっかりの勘違いを責めることは出来ないと、自分に反省するえる。
えるは、怒ることは悪いことではないといいながら、本当は、いつだって怒りたくなんかないのではないのか。
だが、こんなことで、彼女の心の内まで読みきれると考えては・・・これは大罪を犯している『傲慢』だろう。
でも、そんな奉太郎に感謝するえる。
「いい迷惑だ」とか言いながら、奉太郎も満更じゃないようで(^^)
俺が犯す大罪は、『怠惰』だけで十分に過ぎるというものだ--------。
そして、今日もまた無事部活動は終了。
部室の扉は閉じられるのだった・・・。
大罪ね。
うん。
程度の問題ならありえそうだ。
一瞬鬘が何かひっかけかと思ったけど、アルファベットの間違いだったとは。
いや、さすがです奉太郎。
この作品って、真相かどうかを確認しないから、(前回は別にして)推理だけで終わってしまうんだけど、それがあまりに鮮やかなんで、真相はどうでもよくなってしまうんだよね。
これが正解でいいかって。
例え間違っていたとしても。
ま、今までのはほぼ正解だったんだろうし。
そういう後味がいいお話なので、好きだわ。
今回は1話で終わってすっきりだったし。
次回はどんな推理が見られるか、奉太郎の省エネライフはどうなるか、日常の流れも含めて楽しみです(^^)

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