すでに新番組がスタートしてしまった、早めの今期。
間にオリンピックがあるからって事のようで、バラエティばっかで見るものがないという状況には陥らなくて済んだのはよかったんですが、こうなると、新番組チェックも、評価もままならない現状(><>)
なんだか見切り発車的な感じがしないでもないんですが、できる限りの事をやっていこうかと。
今期はゆとりを持ってを念頭にして、レビュー本数も減らす方向です。
ドラマも1日1本で。
やっぱ前期1日2本やってた曜日はしんどかったもんなぁ。
ま、裏を返せば、それだけ面白いものがあったって話なんですけどね。
春期はとても良作が多かった。
ずば抜けて久しぶりすごい!!と思える作品も出ましたし、充実した期だったかと。
◆「ATARU」
◆「鍵のかかった部屋」
◆「リーガル・ハイ」
◆「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」
◆「クレオパトラな女たち」
◆「パパドル!」
◆「Wの悲劇」
◆「カエルの王女さま」
◆「もう一度君に、プロポーズ」
◆「三毛猫ホームズの推理」
◆「未来日記-ANOTHER:WORLD-」
◆「コドモ刑事」
* タイトルは作品の最終回感想にリンクしております。
◆「ATARU」(平均視聴率15.61%)
サヴァン症候群という特殊な能力を持った事例を取り上げて、その能力を使って事件を解決して行くチョコザイ。
中居くんが好演されてましたねぇ。
いやぁ、
回を重ねる毎に、どんどんチョコザイが可愛くなっていくのが不思議で仕方なかった(><)
普段のバラエティがああなだけに、そのギャップがすごい。
この役は中居くんにすごい合ってたんだろうなぁ。
いつもの彼はなんとも思わないのに、チョコザイは可愛いと素直に認めたよ(^^;)
特殊能力を持つが故の苦しみ。
その症例や、事件を通して舞子や沢が知った現実。
そして、大きな流れとして舞子の母親の死の真相を初回から最後まで引っ張ってくれたことも、何があったのかと興味を持たせてくれた。
事件解明のヒントをくれるチョコザイの単語。
それから答えを導き・・・。
その捨て山拾いは決していいことばかりではなかったけれど、それをギャグとシリアスを織り交ぜてテンポよく見せてくれたと思う。
見入ってしまったことが多かったドラマでした。
後ろで「スペック」の特出だとか、色々遊びもやってましたしね(^^)
キャストも個性的で、それぞれの役もインパクトがあって面白かった。
みなさん新たな一面を垣間見れた作品で、最初から最後まで面白かったドラマでした。
これは続編が出来そうな旅立ちエンドでしたので、特番とかで是非!!
◆「鍵のかかった部屋」(16.00%)
さすがリーダーの作品にハズレなし!!って作品でしたわ。
毎回手の込んだトリックで、絶対こんなの無理だろって話もありましたが、密室にこだわった内容もバラエティに富んでいて面白かった。
ただ、犯人は捻りがないというか、ちょっとストレートすぎて、キャスティング的には勿体無い使い方をしてる回もあったりしましたが、それもフェイクとしては面白かったのかなぁとか。
感情を表に出さないで、常に無表情な榎本を、大野くんが好演♪
戸田さんの天然さんな姿もいい対比になってましたし、お調子者の芹沢・佐藤さんがまたいいスパイスになっていたかと。
まぁ、多少中盤は芹沢の扱いに困ってるんだなぁというのは見受けられましたが(^^;)
原作既読者にはそれを踏まえた上で・・・のお話だったのですが、ドラマ視聴者には、
ずっと榎本の正体が何なのか?ってのが根底にあったので、なんともミステリアスな役になってたねぇ。
それがすごく面白かったし、原作の最初のお話をラストに持って来たってのは、逆に面白い見せ方になってたと思う。
これ弁護士の仕事じゃないだろって話ではありましたが(^^;)
まぁ、最後はちょっと置いてけぼり感もありましたが、だからこそ、彼は何者~!?ってので色々妄想も膨らんだわけで。
この倒置法は面白かったなぁ。
榎本の密室以外興味ない性格も、いっそ気持ちよかった。
だから彼は事件解決より、密室の謎解きだけに注目してた事で「そっか」と思わされることも多々あったし。
だからこそ続きがあると信じたい所。
これも是非お願いしたい!!
◆「リーガル・ハイ」(12.47%)
今期ドラマブロガーさんは間違いなくこの作品をNO,1にするであろう!!
そう断言できる作品。
いやぁ、皆さん熱かった!!
役者さんもそうだけど、久しぶりにブロガーさんたちが絶賛したドラマになりましたね~♪
視聴率なんて関係ないと思わされた見事な出来でございました。
脚本、台詞、内容、何より役者の凄さを改めて感じさせられた作品でした。
もう堺雅人さん最高~~~!!(>▽<)
拍手喝采の出来でございました。
最初はあの8:2分けの奇抜な頭で、敏腕弁護士って、どんなんだと思いましたが、何せあの早口言葉をよどみなく、そして軽快に面白く見せてくれた手腕はさすが。
受けて立つがっきーの黛がまたお人よし全開で、騙されやすいんだけど、でも憎めなくて人情に厚い弁護士って対比も面白かったもんなぁ。
基本コメディなんだけど、たまにぐっとさせられ、熱い芝居を見せられ・・・。
なんせ飽きさせない演出と展開、オチまで素晴らしいもので、思わず「お見事!!」とうなされるドラマでした。
ベタ褒めっすよ。
久しぶりに続きが気になるとかじゃなくて、ずっと見続けていたいドラマになったなぁ。
次はどんな裁判で、どんな対決が見られるか。
ワクワクしながら迎えられた毎週でした。
これは是非2期を!!
このスタッフと役者で!!
お願いします~♪
◆「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」(12.96%)
こんな医者がいたら・・・確かに病院側には迷惑だろうなぁとは思いました(^^;)
患者さんのためならなんでもやっていいのかって話ですけど、結果オーライな話は多々あったかなぁ。
それでもやっぱりこういう信念を持った医者がいれば、患者側は助かるだろう。
このドラマは、リアルな一面も多くて助かったと喜んだと思ったら落とされるというパターンが多くて、油断できなかったわ。
泣かされた回も多かったし。
最後まで『奇跡』らしいものがなかったのもリアルだったと思う。
でも、紺野の行動が、大学病院を変えた。
その課程が凄く自然で、周りの変わり方も共感できた。
最後に森下が急に悪になったのは急展開だったけど、それもまぁ、人の闇と欲ってことで。
初心忘れるべからず。
何故その道を目指そうと思ったのか?
それをもう一度教えてくれたドラマだった。
何歳でもやり直せる。
口で言うのは簡単。
それを実戦するのは大変だろう。
でも、その可能性を見せてくれたお話だった。
草なぎくんがやっぱいい人だったねぇ。
他のキャストさんも安定した方ばかりで、一貫して安心して見れたドラマでした。
◆「クレオパトラな女たち」(7.77%)
視聴率が振るわず、打ち切りになったドラマ。
でも、個人的には大好きだったよ(^^)
整形外科という特殊な世界を舞台に、借金、恋、不倫・・・。
毎回色んな患者に接する事で、へぇという受け答えが人それぞれだったのも面白かった。
何せ同居人の裕との関係がどうなるのか?
それが一番気になったよね(^^;)
峯太郎の事をなんでも分かる。
だからこそ苦しい恋になってしまった裕。
でも、自分の想いを押し付けるわけでなく、ずっと見守り続けた裕の姿に、多くの視聴者が共感したんではないかしら。
峯太郎と市井の恋は、まぁそういう流れになるか・・・という感じでしたけど、結局子供を選んで欲しいという峯太郎の願いで別れる形に。
一体何だったのかって感じですけど、こんな恋もあり?
でも、やっぱり本当のラストが見たかった・・・という想いも隠せない、キレイに纏めすぎたラストだったかなぁと。
裕にもしあわせを~!!
って、感想が裕ばっかだな(わはは)
いや、でも整形外科の一面を垣間見れてそれも興味深かったよ♪
その2へ続く
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