花と幽霊と三角関係--------。
今期期待の1作。
ノイタミナのチョイスは本当うまいよなぁと思わされる。
キャスト
葉月亮介 中村悠一
島尾六花 大原さやか
島尾篤 福山潤
島尾ミホ 冬馬由美
これは演じ手の中村さんたち3人にも、プレスコという特殊な方法でのアフレコで新鮮だったという作品。
アニメというよりは、ドラマCDに絵がついてるって感覚の方が近かったかもしれませんね。
でも、キャストがこのメンツなので安心してみることが出来るのも事実。
作品的にも期待してます♪
目つきは悪いが純情一途な花屋のバイト青年・葉月(はづき)亮介。
彼がひそかに想いをよせるのは、店長の島尾六花(ろっか)。
ベリーショートの髪がチャーミングで、今日は額に絆創膏を貼っているようなドジっ子でもある六花に一目惚れし、花屋に通い詰めていた葉月。
週二の頻度で通っては花を買い、部屋の中は鉢植えだらけに!!
だがその努力が運を呼んだか。
調度欠員が出たようで、葉月はバイト募集を機に花屋で働くことに。
念願叶ったものの、8つ年上の彼女は恋愛を諦めている様子。
目の前にいるのに何もできない自分に歯がゆさが募るばかり。
ある日葉月は、店の子が今度結婚して海外へ行くことになり、そのプレゼントの買出しに付き合って欲しいと頼まれ、花屋の2階の彼女の自宅に呼ばれて行くと、そこにはなんと上半身裸の男が!!
予期せぬ事態に半ば憤り、半ば呆れる葉月。
同棲までしているような男がいるのに、気軽に自分を部屋に呼んであげたりして・・・これは非常識ではないかと、がっくりな葉月。
最早くじけてバイトもやめたいと思うのだが・・・。
もうひとりのバイトさんが寿退社する以上、それもままならない。
傷心の葉月は、送迎会の席を立ち、ベランダで煙草の煙をくゆらせるも・・・。
そこにあの男が!!
いつからそこにいたのか?
「3年前から」だというその男。
何の冗談か?
電波系の人なのか。
「やっぱり君、僕が見えるんだ」
何を言っているのか、この男は。
しかも男はずばり葉月に
「六花の何か」と尋ねてきたのだ。
だが、そちらこそ何?
「彼女は僕の妻です」
浮いた話もないのに、ちゃんと相手がいたのかと凹む葉月だったが・・・。
それを
「生前の話だ」という男。
彼は島尾篤。
だが・・・
すでに死んでいるよう。
今まで誰にも認識されなかったから、葉月に見えているということが驚きだという篤。
これは新手の嫌がらせか、罠か。
だが・・・どうやら彼は本当に六花の旦那で、病気で亡くなったよう。
六花にとって、その別れが次の恋愛への枷になっているのだろう。
「うっかり死んじゃったんだろうね」
そう自分の事を語る篤には幽霊の自覚があるのかないのか・・・。
では何故篤はここにいるのか?
「僕は六花ちゃんをしあわせにしたい」
でも、あまりに自分の事を怖がらない葉月に、現実を知らしめようと、篤は葉月の胸に手を伸ばす。
すると・・・
その手が身体をすり抜け、背後まで突き抜けたのだ!!
流石にこの状況に驚きを隠せない葉月。
幽霊、本当だったのか!?
身体をのっとるかもしれないと忠告する篤に、初めて恐怖を感じる葉月。
そこへ調度、六花が葉月を呼びに来た為、篤は姿を消してしまうのだったが・・・。
翌日から店の中を浮遊する篤の姿が気になって仕方ない葉月。
一応無視を決めてはみるものの・・・鬱陶しいほど視界に入ってくる彼を意識しないわけにはいかないようで(^^;)
まるで宇宙遊泳のような姿だよね。
だがそこへ土日だけ手伝いにやってくるという、六花の義姉の島尾ミホがやってくる。
つまり彼女は篤の姉。
どうやら明日は六花の誕生日らしく、明日は好きなことをさせてあげたいと、早めに店に来てくれたよう。
切花は好きじゃないというミホ。
昔、散々飾って、捨てる機会があったという話をするミホに、弟の見舞いなのかと聞けなかった葉月。
いつもは饒舌なのに、黙り込む篤の姿に、何か気まずいものを感じる葉月。
そこへ、突然の雨に打たれて、ずぶぬれになった六花が帰ってくる。
一緒にご飯に行くことになる葉月ですが・・・。
ふたりで傘を差して歩きながら、明日は唯一の記念日だと話してくれる六花。
どうやら明日は誕生日だってだけじゃなく、結婚記念日なんだとか。
篤は執着がない男だったと語る六花。
自分が死んだら離婚しろ、遺品は捨てろといっていたというのだ。
だが、幽霊になってまで傍にいるなんて、執着がないなどあるわけない。
「思い切りよくいきましょうよ」
今も六花の心を支配している篤の存在に嫉妬する葉月は、故人の想いも大切にすべきだと諭す。
「例えば俺と浮気するとか・・・」
思わずそう言ってしまう葉月。
誤魔化そうとする六花に、今は大事な局面だと、想いを口にする葉月。
そして、中華屋でラーメンを食べるふたり。
だがそこで、突然六花は泣き出してしまったのだ!!
「葉月くんって、私の事好きなの?」
「そりゃそうですよ」
「え?そうなの?」
じゃなきゃ何なのか?
でも、六花に恋話はまだまだ難しいようで、この壁を越えるのは難しそう。
だが、葉月はついに篤に宣言する。
「俺ねぇ、篤さん。
奥さん、そのうち寝取りますから」
故人に宣戦布告!!
どうやら篤はこの店からは出られないようで、外までは着いてくることは出来ないよう。
さぁ、幽霊と8歳年下男の三角関係の始まり。
ちょっと切ない恋物語。
この行方はどこに?
執着がないなんて嘘。
篤は本当は六花をしあわせにしてくれる誰かが現れるのを待っていたのではないのかしら。
葉月だけにしか見えないって事で、会話が妙になるのは面白いだろうし、誤解も生みそうな展開(^^)
でも、ちょっぴり切ない印象の今作。
これから彼らがどんな風に変わっていくのか、楽しみな所。
OPの松下くんも、EDのAimerさん(NO.6の歌もすっごいよかったけど、これもいい)もどっちも雰囲気ばっちりでいいなぁ♪
これは本当楽しみな作品キタね♪
アニメ・ドラマ感想ブログ ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪
【送料無料】夏雪ランデブー 1-4巻セット
夏雪ランデブー 扇子[キャビネット]《07月予約※暫定》
【送料無料】夏雪ランデブー アニメ・原作公式ガイドブック
楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします。
送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております
<トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/0c39ec966cd87c9a000eabcde67d8c92/ac