◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆
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なぎさ美緒
アニメ感想メインで、声優話・BL話・ドラマ感想・舞台の感想レポ(四季・宝塚etc)なんかをまったりと日記で書いてます。TB・リンクフリーですのでお好きにどうぞ~(^^)
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明けない夜がまた始まろうとしていた----------。 今回はまず一言。 大阪の人、気ぃ悪うするんちゃうか(><) ・・・そっちのが心配になったお話でしたわ。 突然の電話で起こされた田村厚子。 それは・・・夫がナイフで刺されて死亡したとの知らせ----------。 厚子の夫は、今度新しくブランド経営を立ち上げると、やる気満々。 兄の下でずっとやってきた夫は、今度こぞ独立をと狙っているよう。 だが、大阪には行きたくないと、厚子は夫をひとりで行かせる事にしたのだ。 ずっと別居状態だった夫婦。 それが突然何者かに刺されて亡くなったと・・・。 急ぎ大阪に向かった厚子。 だが、彼女は大阪が嫌いだとかなり偏見を持っているようで、一昨日の夜も最後に夫から電話をもらったときに、大阪を案内するといわれたのを断っていたよう。 それでも夫が働いていた店、家を見たいと、刑事の番場とともに現場へ向かう厚子。 家に入った厚子は、そこで自分で料理本を見ながら料理を作っていた夫の姿を察し、ようやく夫が亡くなったことを実感して涙を流すのだった・・・。 調べを進めると、どうやら夫の店の経営はあまりうまくいっていなかったようで、彼は多額の借金をしていたよう。 金銭トラブルと、怨恨。 両者で捜査を続ける事になったよう。 そして、店で働いていた森岡という従業員の居場所が分からないというのだ。 彼女は夫と何か関係があったのかもしれないと考える番場。 だがその夜・・・。 夫の家で眠れずにいた厚子。 その時物音が聞こえ、玄関の方へ恐る恐る向かった厚子は、そこで突然肩を叩かれる。 振り返ったそこには、なんとスキンヘッドの男がナイフを持って立っていたのだ!! 必死に逃げ惑う厚子。 これで誰かが合鍵を持っていたことになる。 やはり従業員の森岡が関係しているのか? だが、どうやら彼女は白。 実家に戻っていただけで、襲ってきた男など知らないというのだ。 だが、襲ってきた男の似顔絵から、江田という男が浮かび上がる。 彼はヤミ金の取立て屋として雇われていたよう。 前科もあるような奴。 至急捜査を進める方向に。 やっぱり大阪は全部嫌い。 特にお金の執着が強いところが嫌いだと声を荒げる厚子。 だが、夫には借金があった。 ヤミ金からも金を借りていたよう。 そんな話を知らなかった厚子。 そこで、今日は夫にゆかりの場所を、捜査を兼ねている番場と一緒に回ることに。 奥さん想いの番場は妻が好きだったというお菓子を買う。 だが・・・どうやら奥さんは自殺してしまったよう。 逆恨みされた犯罪者の執拗な嫌がらせを受け、ノイローゼになったようで・・・。 もっと早く妻の異変に気づいてやれれば・・・今でも自分を責めている番場。 一方、江田の居場所を組構成員から聞き出そうとした捜査員。 だが、なんと、江田は1ヶ月前に病気で亡くなっていたのだ!! 誰も怪しい男を見ていないというマンションの住人。 死んでいた江田。 本当に厚子は襲われたのか? 捜査員の間にも不審な空気が流れる。 そして、番場は厚子を訪ねて話があると、通天閣が見渡せる屋上へ案内したのだ。 ここから見える景色が一番好きだという番場。 そして彼は厚子に問う。 いつまでここに住んでいたのかと・・・。 厚子は小学生の頃、ここに住んでいた。 元は和歌山におり、建築資材の会社を経営していた父と母と3人で、大阪で一旗あげたいという父に連れられて大阪へ越してきたよう。 だが、経営は悪化。 しまいにはヤミ金に店を担保にして金を借りようとしたよう。 母は必死にとめて、自分にナイフを突きつけ、言うことをきいてくれなければ死ぬとまでいうのだが・・・。 バカな事はするなと捨てられ、父はそのまま借金地獄へ突き進んでしまったのだった・・・。 かさむ利子に激しくなる取立て。 そして-----最後に首を吊って死んでしまった父。 目の前にぶら下がった父の脚。 その光景が忘れられない厚子。 母は言った。 「大阪は怖い町や。 父は、大阪に殺されたんだって」 その話を聞いて、ようやく話が繋がったという番場。 いるはずのない江田の存在。 そう、厚子は幻覚を見ていたのだ。 それは妻を同じ症状で亡くした番場だから気づけた歪み。 子供の頃、取立てに来たのは、江田ではないのか? その顔を封じ込めていたけれど・・・それが夫の死で形となって現れてしまったのではないかと。 なるほど、そういう繋がりでしたか。 何故江田がっていうのもそれで納得。 でも、ここで気になったのは、では誰が夫を殺したのかという話。 もう話は見えてましたけどね(^^) 番場は厚子に理解を示しながらも、諭すように告げる。 「そら大阪、嫌いにもなりますわな。 けどね奥さん。それでも僕は大阪が好きなんです。 確かに奥さんが言うように、大阪の人間は、金にがめつうて、せかせかしてて、ずうずうしくて、暑苦しい。 けどね、それって、必死に生きてるっちゅうことやないですか。 暑苦しいほど助け合うて、がめつい自分さらけ出して、カッコも付けんと、せかせかしながら必死に生きてる。 ご主人もそうやったんと違いますか?」 その言葉に、涙を流して厚子は告白する。 「刑事さん、私があの人を殺しました-----------」 あの日、本当は大阪に来ていた厚子。 夫にマンションの権利書をもってこいと言われていたようで、それを担保にお金を借りようとしているのは明白だった。 そこで、権利書を奪い合いもみあいになってしまう(←じゃぁ最初から持ってくるなって話でしょ) その時調度目に留まったくだものナイフ。 それを母と同じように自分の喉元に突きつけ、言うことを聞かなければ死ぬという厚子。 当然それをとめる夫。 だがその時・・・運悪くそのナイフが倒れた拍子に夫の胸に刺さってしまったのだ!! 最初は外に助けを求めに出たのだけれど・・・。 通天閣を見たとき、厚子はまた大阪の町に自分の人生をめちゃめちゃにされると思ったのだ!! そこで、部屋に戻って指紋をふき取り証拠隠滅を図った厚子。 だが、何故番場は厚子が犯人だと分かったのか? 遺体の検分をした際、かすかに彼の頭部から女ものの香水の匂いがしたというのだ。 その香水と同じ匂いを纏っていたのが・・・厚子。 「それで思たんです。 犯人はご主人を愛してる女性やないかと」 何故頭部だけに香水が残っていたのか? 犯人は、最後に被害者を抱きしめたのではないのか。 「そこまでご主人を愛していたのは、奥さん、あなた以外には考えられませんでした」 だが、その言葉に、厚子は自分の気持ちを吐露する。 「私は。 ホントに主人のことを愛していたんでしょうか。 私は逃げてたんです。 父が死んだのも、私が主人を殺したのも、全部大阪が悪いんだって。 ただ逃げてただけなんです。 自分のことばかり考えて、つらいことと向き合おうともせずに。 何でも大阪のせいにして。 あの人が、この町でどんなに必死に生きようとしてたか、分かろうともしなかった。 私が、あの人を助けようとしてれば・・・」 「大阪の夜は、これからですな」 「また私にも、朝は来るんでしょうか?」 「明けない夜は、ないですから」 何度も繰り返された終わらない夜。 だが、それでも番場は救いの言葉を用意してくれたよう。 「・・・ほな、行きましょか」 ずっと使っていなかった大阪弁を出して、そう答えた厚子。 最後はキレイに終わらせた形ではありましたが、これって正当防衛になるのかしら? まぁ、殺意があったわけではないから多少軽減はされるだろうけど、その前に厚子の場合は精神的なものも考慮されるだろうしね。 今回の松下さんの芝居は嫌いじゃなかったな。 やっぱ役があうかどうかで彼女の作品は私は好き嫌いが分かれちゃう(^^;) 大杉さんが味がある大阪の刑事さんを演じてくれたなぁと。 田中さんは、ほぼ遺体役、お疲れ様でした(^^;) で、今回の中井さんの事件の方は、ついに刑事が捜査に入ったよう。 でも、やってきたのは嗅覚の鈍った刑事だそうで、見ている中井さんはイライラ。 しかも、書いた覚えがない遺書が発見されたようで。 さぁて、こちらはどうなるか。 続きを待て!! アニメ・ドラマ感想ブログ ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 光文社文庫犯人のいない殺人の夜/東野圭吾 7434 HIT/1/22 第1話 第2話 楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします。 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/683087920ff8b3f4969d950231fae6ce/ac
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