犯罪心理-----------!!
美術室での璃華子と槙島という男の会話。
あと少しまで追い詰めたそれ。
だが・・・璃華子は指名手配されたもののまだ見つかってはいないよう。
そこへやってきた宜野座が慎也に話があるという。
黙ったまま何も言わない宜野座にじれた慎也は、自ら文句があるなら言えというのだが・・・。
「すまなかった」
予想外の宜野座の言葉に拍子抜けの慎也。
感情的になっていたのは自分の方だと。
「奴はお前の妄想じゃなかった」
「気にするな」
基本宜野座って素直なんだよね。
これはギャップ萌え対象だよなぁ♪
獲物の尻尾が鼻先を掠めたようで、今は気分がいいと、ハンターの笑みを浮かべる慎也だった・・・。
さて、前回のラストで登場した意味深な老人・泉宮寺。
彼は自分は狩る側の人間だと言った。
表の顔は
「地下再開発を手がけている帝都ネットワーク建設の会長」なのだそう。
で、
彼は脳と神経系意外は全身サイボーグなんだとか。
インタビューを受け、老いを克服したと喜ぶ泉宮寺。
だが、今はまだそれでも脳の寿命は150年と言われているのだとか。
それさえ克服できれば・・・。
「不死の時代の到来です」
人間はもう少し神に似てもいいと言い出す泉宮寺。
・・・彼もまた槙島に利用されている一人に過ぎないんだろうけど・・・。
その頃、慎也に付き添い、車を出す朱。
この話を車内モニターで見ていた朱は、慎也にどう思うか問うも、サイボーグには興味なしとの回答。
それに、アンケート調査ではまだ5割の人は抵抗を感じているのだとか。
それを程度の問題だと言ってのける泉宮寺。
今や社会はすべて電子工学で成り立っているのだから。
さて、慎也たちが向かったのは・・・山奥の私有地に立つ家。
そこで二人を出迎えてくれたのは-----------慎也の知り合いの雑賀教授。
彼はプロファイリングの第一人者で、あっという間に朱の態度や外見、話し言葉で彼女の育った背景を言い当ててみせたのだ。
公安局に入るのに反対だった両親の事、祖母に可愛がって育ててもらったこと。
彼は臨床心理学者だったのが、いつの間にか保安局に協力するうちに、犯罪の研究がメインになってしまったという。
今日ここへ来たのは、朱に短期講義をという事。
朱はプロファイリングに興味が出てきたようで。
それともうひとつは、今までの受講者の名簿を見せて欲しいという慎也。
それは公安局からの要請か?
個人的な願いだという慎也に、それならOKだという雑賀。
シビュラシステムが出来て以降、極めて高い能力を持った知能犯。
自分の手を汚さず、他人に影響を与えるカリスマ性を持っている。
「まるで音楽を指揮するように、犯罪を重ねていく男です」
学園に残されていたデーターは改ざんされており、「槙島先生」は一応在籍していた教員のものを使ってもぐりこんでいたよう。
映像データーはクラッシュ。
音声がかろうじて残されていただけの状況。
少しだけ手がかりを残すのも、また狡猾なやり方。
雑賀の話に興味を示す朱。
公安局のアーカイブに入ってないのが不思議だという朱に、それは無理だという慎也。
どうやら昔、
雑賀が公安部のために開いた講義で受講生の色相が濁り、犯罪係数が上がってしまったというのだ!!
犯罪者の心理を知るためにそこへ飛び込む。
雑賀は何度もやっているからできること。
だが・・・中にはそれが出来ず、戻って来れなかった者がいたと・・・。
なるほど。
そして、
泉宮寺は、どうやら璃華子の骨を自分のパイプに仕立ててしまったよう。
狩猟を好む彼の残酷な趣味。
恐怖に震える獲物たちの魂が活力を与えてくれるというのだ。
肉体の老いは克服した。
後は心。
生命というのは他の命を犠牲にすることで保たれる。
肉体だけでなく、心を潤す。
死と隣り合わせのスリル。
そこで
次の獲物はその希望に添えると言い出す槙島。
それは公安局執行官----------狡噛慎也!!
公安部に戻った二人に対し、怒りの表情の宜野座。
彼は雑賀と朱を会わせたことが気に入らないよう。
色相が曇ったらどうするのか?
キャリアを棒に振るのか。
子ども扱い状態の朱は、流石に怒り、自分の色相くらい管理していると言い返してしまう。
それに先輩とは言え、今は立場は同じ。
朱の能力に疑問符をつけるような発言は謹んでもらいたいと訴える。
局長を通して講義すると、頭に血を登らせる朱に、征陸はやめておけと止める。
そこで朱は、宜野座の父が潜在犯だったと聞かされる。
シビュラシステム実用初期に判定されたそれのせいで、まだ情報が錯綜し、潜在犯の家族まで同じような目で見られたというのだ。
辛い過去だったはず。
特に監視官という職がなかった時代は、刑事の仕事にのめりこむあまり、犯罪係数を上げてしまう者が多かったというのだ。
宜野座の父もそうだったよう。
だから、宜野座は自ら犯罪係数をあげるような危険な行為を許せないのだ。
父親と相棒の慎也。
二度も裏切られたと思っているから。
うまく言えない分、叱りつけるような態度しか取れないのが宜野座なんだろう。
もし、朱がそうなってしまったら・・・家族や友人が悲しむ。
そうさせたくない。
では慎也はどう思っているのか?
今まではそうだったかもしれない。
だが
、慎也は今は槙島以外目に入らないよう。
そして槙島もまた、慎也の名前を出すときが楽しそうだという泉宮寺。
だが、泉宮寺は慎也を生け捕りにはしないと断言。
さぁて、この狩りはどんな決着を迎える?
サイボーグという肉体的衰えは克服。
脳の衰えは・・・いずれ暴走を招きそう。
そのための心の保養として、彼は猟をするわけだ。
では、彼にとって最高の死というのは逆に狩っている際に狩られる側になった時なんだろうなと。
慎也がそうしてしまう可能性もあるよな。
既にリミッターを外してしまった感じだし。
どんなに犯罪と関わっても、朱の色相は濁らない。
彼女の存在が、宜野座にはもっとも求めるスタイルなのかもしれない。
羨ましいとすら感じているのかも。
本当はどこかで怯えながらも、監視官としての職務を続ける宜野座。
朱が彼の救いになれるといいんだけどね。
さて、槙島の次の作戦はいかに?

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