十花の旅立ち-------------。
荷物の整理を手伝った勇太。
その報酬は・・・あの決め台詞を吹き込んでいたボイスレコーダー。
さらにはちゃんと言ってなかったと、勇太の頭を抱きしめ感謝する十花。
「こうして心置きなく旅立てるのはお前のおかげだ。
ありがとう」
そこへ買い物から戻って来た六花。
その目には・・・もう眼帯はない。
母が戻る前に、時間だからと旅立つ十花。
六花が眼帯を外して3週間。
六花は必死にそれを受け入れようとしているのだった--------。
会話を普通にしようと、必死になる六花。
中二病を長く患ってると、普通の会話すらままならないようで(^^;)
会話の流れも読めずに、苦労してるよう。
違和感を感じるも、一生懸命な六花を受け入れる勇太。
だが・・・今日も一緒に登校するも、そこへ凸守が!!
「目を覚ますです!!」
そう言って魔具を召喚するも・・・。
「私は・・・卒業したの」
凸守の攻撃を流してしまう六花。
「凸守は諦めないです!!」
泣きながら走って行ってしまう凸守。
まぁ、こっちの気持ちも分からなくもないけどね・・・。
思わず勇太は口に出しそうになってしまう。
「「それでいいのか?」
それを俺が言うのは、無責任な気がした・・・」
六花が決めたことだから。
さて、文化祭からこっち、どうやらパフォーマンスが受けたようで、演劇部にスカウトされた森夏。
六花はクラスメイトに突然の告白!!
「お友達になってください」
「喜んで」
笑ってくれたクラスメイト。
いい方向へ進んでいる。
表面上は-------。
でも、森夏は言う。
「富樫くん、後悔してない?」
悪いことなど何もない。
でも・・・何か無理してるように見える。
それを勇太も分かっているけど、それを否定することは、六花の頑張りを否定すること。
それに普通なのはやっぱり悪くないわけで・・・。
友人たちと普通の会話をして楽しんで・・・。
ま、誠はまだくみん先輩に告白する気満々♪
だが・・・その日、凸守は六花のためにきれいな石を見つけてきたよう。
それに一瞬感動する六花だったが・・・。
やはりすぐに目を伏せ、沈んだ表情になってしまう六花。
そして、凸守に話があるという。
「この部は、今日を限りに解散する」
それぞれ自由に好きなことをしようと言い出す六花。
凸守は激しく抵抗。
それを聞いていた森夏も、なんだか痛々しそうに二人を見る。
泣き喚く凸守を連れて外へ出る森夏。
そこへやってきた勇太に、思わず言ってしまう。
「なんかさ、意地になってない?
富樫くんも、小鳥遊さんも」
抵抗し続ける凸守を抱きしめ「よしよし」と頭をなでてやる森夏。
「余計な事をするな、です」
そういいながら泣き止むまであやしてくれる森夏、いい奴だ♪
こういうときは頼れる存在だよね~(^^)
さて、今日は六花は部屋の片付けをするよう。
母が心配するからと、中二なものをひとまず目につかない所へ・・・という事らしい。
勇太もそれを手伝うのだが・・・こんなの持ってたのかとはしゃぐも、反応が戻ってこない六花に寂しさを感じてしまう。
「片付けていいものと、そうでないものが分からない」
そんな風に言う六花のため、その想いを大切にして、見た目は普通な部屋に。
ダンポールに纏められた荷物に寂しさを感じたのは、勇太。
そして、外で食事をしようと、コンビニのおにぎりを食べたいという六花。
あのバリ~って破るのがかっこいいとお気に入りのようで(^^)
だがそこで、ママが一緒にパパのお墓参りに行きたいと言っているというのだ。
「どう思う?」
そう聞かれて、即答できない勇太。
そして、問いを問いで返してしまったのだ。
六花はどうしたいのか?
一緒に行けばママは喜ぶ。
六花がそうしたいならそうすればいい。
そう言ってしまった勇太。
六花はそれに「ありがとう」と言って、子指をぶつけ合う約束のポーズを取る。
何か釈然としないものが残った勇太。
だが、翌日も六花は勇太の傍にいる。
「お前さ、お墓参りが終わったら戻ってくるよな」
その言葉にはっとなる六花。
だが、学校もあるし・・・と答える六花。
まさかこのまま・・・?
不安になる勇太。
そこへ凸守がやってくる。
「諦めない!!」
だが、その攻撃はもう六花には通じない。
そして、何かを言いたいのに言えないまま、電車は出発してしまう。
どうして行くなと言ってくれないのか?
「俺が不可視境界線を見つけてやるって!!言ってやらないのです!!」
勇太を責める凸守。
「言ってどうするんだよ」
どんなに願っても、もう父はいないのだ。
不可視境界線などないのだ!!
どうしようもないのだ。
「ないものはないんだよ!!」
一度でも自分の攻撃がきいたことがあるのか?
現実と中二設定を突きつける勇太。
だが・・・凸守もちゃんとわかっているのだ。
存在しないもの。
二次元世界の事も。
「分かってるですよ!!」
泣きながら走り去ってしまう凸守。
酷い言葉を投げつけ、自己嫌悪の勇太。
こんなことが言いたいのではないのに。
涙を流して六花を一人で行かせてしまったことを悔やむ勇太。
ちゃんとみんな分かってて、それでもその世界が居心地いいから浸ってしまう。
受け入れられる環境があるならそうしたいのも・・・分からなくもない。
浸るって大切な心の栄養だと思うし。
でも、それが日常だっただけに、それをやめてしまうのはかなりの覚悟と苦痛を伴っただろう。
どれが普通なのか、個性は?
六花にとっての救いはどこにあるのか。
その答えを勇太はもう分かってるだろう。
彼女を救えるのは、やっぱり勇太しかいないわけで。
これでどうなるのか。
次回最終回が楽しみだ!!

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