リアルを超える--------!!
父の墓参りに行く六花と母。
あれから連絡のない六花が心配で仕方ない勇太。
だがそれでも日々は過ぎてゆく。
部室に行った勇太は、そこで見慣れない美少女を発見。
誰?
なんと髪を下ろした凸守!!
わお!!
「普通」にしてたら本当美少女!!
どうやら凸守も六花を習い、普通に戻ろうとしたか、話し方も勇太に対して「先輩」だって(><)
思わず
「気持ち悪っ!!」って、部屋の片隅に逃げる勇太。
違和感があるとやめろというのだが・・・やることがあまりに急すぎる。
そこへ駆け込んで来たのは、誠。
なんと、
今度はくみん先輩が中二病に!!?
眼帯に腕には包帯。
なんでも六花から伝承したというのだ!!
ダークフレイムマスターがいる限り、受け継がれなければならないというくみん。
複雑な思いでそれを見守る勇太たち。
片付いた部室。
森夏は演劇部に顔を出したものの・・・何か熱い部長についていけなかったよう。
自分たちにしか出来ないものを作ろうという姿勢は悪くないのだが・・・それを一種の中二病だと感じてしまった森夏。
自分たちも高校で普通に過ごそうと思った。
でも、
それも「普通な高校生」という勝手なイメージに囚われているだけではないのか?
そんな風に言う森夏。
「深いな」
「浅いのよ、富樫君が」
そして、気づかないうちに、六花がいないことに結構なダメージを受けていた勇太。
それは割れた皿の数が教えてくれたようで・・・。
六花がいなくなって寂しいのは分かるけどと、フォローされてしまうのだが、いなくなったとは?
なんと、夕方引越しやが来て、荷物を運び出してしまったというのだ!!
ふざけるな!!
何も言わずに引っ越すなど。
戻ってくると言ったのに!!
走り出す勇太。
だが、今からでは電車はない。
そこへ六花からメールが。
こうするのがいい。
ママも祖父母も喜んでいるから・・・と。
そう、眼帯取れと言ったのも、中二病をとれと言ったのも勇太なのだ。
分かったとしか返せない勇太。
だがその時、数年前に自分宛に送っていた未来手紙が届いているのを発見した勇太。
そこには---------中二病真っ盛りのダーク・フレイムマスターからの手紙が!!
「勇気ある勇太へ。
ダークフレイムマスターに騙されるな!!
邪王に選ばれし存在。
お前は選ばれた人間なのだ」
近所のゲーセンで取ったコインが入った手紙。
何の力もないそれを放り投げ、出た目は裏側。
だが、それが勇太の背を押す。
「六花を迎えに行ってくる」
そう言って、誠に自転車を借りて飛び出す勇太。
言ってあげたかったこと、してあげたかったことはそんな事ではない。
だから・・・!!
だがその時。
勇太の前に立ちはだかった人影が!!
2代目邪王神眼を受け継いだ者からメッセージがあると、くみん先輩が!!
父が亡くなった日。
心がそれに追いつかず悲しみもわかなかった。
引越しが決まったその頃、六花は勇太にであっていたというのだ。
中二病真っ盛りの勇太は、ダークフレイムマスターとして自分を表現していた。
その姿を見て、六花は勇太に憧れたのだ!!
「自分の気持ちを押し殺して何でも素直に聴いているより、よっぽどかっこいいって。
六花ちゃんは中二病に救われた女の子。
だから富樫くんだったんだよ。
富樫君じゃなきゃ駄目だったんだよ!!
六花ちゃんはずっと、ずっと、ずっと----------!!」
勇太の想いの強さに憧れた。
そして・・・六花への想いを再確認した勇太は、六花の家に。
石を投げて合図する勇太。
それに気づいた六花は、窓を開ける。
「俺と契約を結べ-------!!」
邪王神眼と六花を呼ぶ勇太。
だがその時、騒ぎを聞いた祖父が屋根に上っている勇太に気づいてしまったのだ。
泥棒と勘違いされてしまった勇太。
来いと呼ぶも、躊躇する六花。
「つまらないリアルへ戻るのか!?
それとも俺と一緒に、リアルを変えたいと思わないのか!!」
「勇太!!」
勇太に抱きついた六花。
そこへなんと誠や夏森、くみん、凸守が!!
みんな二人の逃走の手伝いをしに来てくれたよう。
自転車に乗って逃走する勇太たち。
そして、海沿いを走っていたその時、船の光を見る。
だが、海に反射して美しいそれはもう、ただの光だと分かっている六花。
すると勇太は自転車を降りて海辺へ向かうことに。
「これが闇の力だ」
そう言って勇太が放った一撃。
そして、不可視境界線だと光を大きくさせたのだ!!
ずっと言えなかった言葉を、今こそ告げるとき。
「さよなら、パパ!!」
ずっと言いたくても言えなかった想い。
別れの言葉。
実感がなかったのは、六花の中で別れを告げられなかったからなんだ。
前に進むための勇気をもらった六花。
人は一生中二病なのだ----------。
そして・・・今日も上の階からロープを伝って降りてきた六花。
「私の目、見る?」
笑顔でそう言った六花の目には眼帯が。
「でもやっぱり中二病は、恥ずかしい-----------」
中二病に救われた女の子ね。
なるほど。
そういう方向で来ると思わなかったわ。
恋話がメインになってからの後半は毎回にやにや展開で面白かった。
でも、それにちゃんとシリアスとリアルを混ぜて見せてくれるのが流石の演出だったなぁ。
役者さんたちの熱演も光ったし、完成度が高い作品だったと思う。
中二を続けることにしたか、出来る範囲でリアルを受け入れるか。
ま、まずは自分を受け入れて、どうすれば自分を偽らないで生きていけるかって事なんだろうな。
中二・・・うん。
誰だってそういうのは持ち続けてるんだと思う。
それを持ってどうリアルで生きていくかなんだな。
実に楽しい作品でございました。
キャラもよかったし。
安定した1本でした。

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