GPSの不具合、大規模停電、繋がらない無線------------危機的状況の羽田空港。
最終回らしい引張りでもってここまで見せてくれた今作。
最後までひとりで空は飛べるわけではないというのを見せてくれたのではないでしょうか。
一体羽田に何が起こっているのか?
アメリカへ向かっていた本上の事が気になるけど、今はこの復旧が肝心。
どうやら環八近くでやっていた工事で誤って送電線を切ってしまったよう。
復旧には半日かかるそう。
だが、羽田には非常用発電機があるので、送電されずとも大丈夫なはずなのに・・・なんとそれも作動しなかったのだ!!
今は予備バッテリーでなんとか復旧はしているものの・・・これでは3時間しか持たないというのだ。
一方、アメリカでのGPSハッキングの犯人は、愉快犯の仕業で、犯人は既に捕まったよう。
これは鈴木真紀からの情報なので確か。
・・・前作を知ってる方にはお久しぶりキャラだったのでは?
空港封鎖も解除され、GPSも3時間後に正常再開するというのだ。
だが、非常用発電機が作動しなければ、羽田も3時間でパニックになる。
今は近畿の空港閉鎖で、大雪のダイバードが発生している。
それにアメリカからの羽田への引き返し便が多数出ている状態。
ひとまず待機場所確保のために、今離陸できる飛行機を飛ばせるだけ飛ばしてしまい、受け入れる方向で考えることに。
その整理のために結城が矢野に頼んだのは・・・なんと将棋の駒!!
それを飛行機に見立てて、どこで離陸機を出してどこで受け入れるかという作戦を近藤たちと計算。
矢野の駒を丁寧に扱えって慌てる姿が面白かったわ。
ってか、この駒の見立ての発想がよかったね(^^)
なんとか受け入れ開始をはじめたものの・・・状況は更に悪化。
なんと、バッテリー残量が少なくなり、滑走路の照明が落ちてきてしまったのだ!!
そこで結城は、使える滑走路をひとつだけにして、そこに全電力をそこへ供給することに。
日没まで30分。
時間との勝負になる。
最後のアメリカからの引き返し便は、なんと本上の乗っている53便。
だが、その機体が今度はレーダー上からコンタクトロストしてしまったのだ!!
先ほどまでいた機体が何故?
雲の影響だけならいいのだが・・・照明が落ちてしまえば着陸も出来ない状況。
すると、突然レーダーにその便がまた復活したのだ。
どうやら厚い雲を抜けていたよう。
トラブルでなかったのは幸い。
だが、もう時間は残されていない。
電力も乏しくなり、香織は考える。
空港ターミナルの電力を抑えれば、滑走路の電力の回すことが出来るか?
そこで香織はまず空港長に、ターミナルの照明を消して欲しいと願い出る。
当然そんな事をすれば空港内はパニックになるだろう。
だが、それを踏まえた上で香織は告げる。
「空港スタッフはそんなことでパニックになったりはしません。
どんな状況でも乗客のことを考え、冷静に対応してくれるはずです」
香織の言葉に空港長は許可を出す。
そして、ターミナルに全放送で香織が滑走路への電力供給に協力を願うことに。
「皆さんが今、とても大変な状況であることは理解しています。
私は管制官になって分かったことがあります。
それは、立場は違っても空港で働くスタッフは、誰もが航空機を安全に守りぬくという強い気持ちを持っているということです。
どうか皆さん、力を貸してください。
皆さんの力で、航空機を降ろしてください。
お願いします」
その放送に、全スタッフが協力して、消せる電気はすべて落とす作業に。
だが、まだ滑走路の照明は明るくならない。
いよいよ目視できる所まで飛んできた53便。
滑走路の照明がつくことを皆が願う。
待ったその瞬間。
その時、ついに滑走路の照明が明るくなったのだ!!
このまま消えるな!!
祈り続ける皆。
そして・・・着陸と同時に照明も落ちていったのだ。
皆53便の無事着陸を見て大喜び。
指示を出していた竹内も、思わず「ナイスランディング」と言ってしまうほど。
思わず笑顔で頷いてみせる香織。
無事戻って来た53便の機長は、いいフライトだったと笑う。
本上も言う。
「空は俺たちだけで飛んでんじゃないって、一番実感できるフライトだった」
そして、無事送電装置も無事起動したよう。
「後はよろしく」
そう言って竹内から託された交信。
どうやら本上が乗っているという事で、気をきかせてくれたよう。
そして飯田もまた本上が香織とコンタクトできる時間を作ってくれたようで(^^)
無事終わった仕事。
「お疲れ様」
万感の想いでそういった竹内。
皆もそのまま労い帰ってしまおうとしたのだが・・・。
なんと、竹内のロッカーに「グッデイ」と、皆からメッセージが張られていたのだ。
みんなちゃんと送りたい。
その気持ちでいっぱいなのだ。
竹内が振り向いたそこには、仲間が皆残っていたのだ。
「みんな、ありがとう」
流石の竹内も涙を流し、感謝する。
鬼に目にも涙ってからかう近藤だけど、でも、最後はみんな笑顔で♪
どうやら今回のサプライズのおせっかいの発案は香織からだったよう。
でも、なぜ竹内はカナダへ希望を出していたのか?
それは、最先端の管制システムを学び、ゆくゆくは日本に持って帰るため。
それに、空の父親の事もあるというのだ。
夫は勤務の帰り道に交通事故を起して亡くなったという。
「人の運命なんて、いつどうなるか分からない。
だから今日という日を。
大事な人を大切にしなきゃって。
命の重さを、あんなに感じたことはなかったわ。
だから私は、管制官として多くの人の命を守っていきたい。
命を預かるこの仕事を全うしたいの。
あの人のためにも」
誰にもいえなかったことを香織には言えた竹内。
そんな風に言う竹内に、自分もまた竹内に追いつけるように頑張ると宣言する香織。
そして、また一緒に仕事が出来るのを待ってると・・・。
「その日まで、私たちが一生懸命羽田空港を守りぬきます」
「あなたなら出来るわ。
頑張って」
そして・・・無事、奥さんと子供と再会した近藤。
どうやら山下と酒井は付き合いそうな感じ。
岡本のゆるきゃらが賞を取り、キセキ発生!!
そして、無事、グランドスタッフによるハンドベル演奏会も無事開催されることに。
それを聞きに行った香織。
そこに本上の姿が。
お帰りとただいまを交わすふたりの手が繋がる。
「メリークリスマス」
そして-------今日も羽田は皆の協力で無事飛行機の離発着を繰り返す。
皆が空の安全を願って----------グッドデイ!!
実に最終回らしい終わり方だったんではないでしょうか?
ま、こんな同時にアクシデントが発生したらマジでパニックでしょうけど(^^;)
若干香織が主役特権的な扱いになってるのは否めませんでしたが、皆の協力という姿をきちんと見せてくれたし、そのきっかけが彼女・・・という設定になってただけなので、気にならない程度ではあったかな。
ただ、序盤でもう少し「管制官」の仕事に対するフォローが欲しかったのは事実。
折角の緊張感ある事態も、何をしてるのか、どういう状況なのかが視聴者には分かりにくかったので、折角の設定も半減しちゃってた所が勿体無かったなぁと。
中盤は管制官の仕事に関係ない部分で話が進んでたのも、イマイチ方向性が違ってた気がしないでもなかったかなぁとか。
ここら辺は好き嫌い別れそうな感じだろうけど。
でも、ラストはちゃんと盛り上げてくれたし、個人的には爽やかな深きょんの笑顔が癒しになってたと思う。
時任さんの安定感はさすがだったし。
これは特番でもまた出来そうな作品だったんじゃないかなぁとか。
終わってみれば、今期はこっちは完走したけど、「MONSTER」は脱落しちゃったので、こっちのが自分には合ってたって事で(^^)
◆キャスト
篠田香織: 深田恭子
酒井真奈: 佐々木希
近藤幸宏: 要潤
山下佑司: 瀬戸康史
桐島悠: 佐藤江梨子
城之内玲子: 山口紗弥加
中島ハル: 野波麻帆
飯田博之: 浅香航大
本上圭介: 平岡祐太
竹内裕美: 瀬戸朝香(特別出演)
氷室一生: 別所哲也
矢野元治: 梶原善
結城昇: 時任三郎
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