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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:サイコパス・四月は君の嘘/ノイタミナ枠
正義の連鎖は終わらない--------!!
今期一番最終回が楽しみでもあり、終わってしまうのが残念だった作品。 ついに最終決戦。 槙島とナイフで対決する事になった慎也。 最後はオーソドックスな武器なんだね、二人とも。 槙島は強い。 押さえつけられ、今にもとどめをさされようとした慎也。 だが、それをナイフで受け止め、弾き飛ばしてみせたのだ!! 槙島は胸を斬られ、出血。 形勢逆転。 慎也は殺意を隠そうとせず、槙島に向かって突進する。 あと少しでナイフが槙島に突き刺さる------その時、突然放り投げられた威嚇の電撃弾のようなもの。 一瞬でふたりは飛びのき、槙島はそれを上に蹴り上げる。 天井の鉄骨にぶつかったそれは光を放ち破壊されるのだが・・・一瞬目くらましのようになってしまう慎也。 「そこまでです」 動かないでとドミネーターを向けていたのは・・・朱。 槙島は・・・血を流しながらも姿をくらませてしまったよう。 慎也はひとつ大きなため息をついてナイフを落とす。 俺を拘束し、後は一人で追うのかと問う慎也に、朱は落ちていた慎也の銃を拾いそこまで無謀じゃないと笑ってみせる。 そして慎也に、セーフティは解除され、パラライザーで固定されていると告げ、自分のドミネーターを渡した朱。 「今のあなたにも仕えるはずです。 手伝ってください」 槙島はパラライザーで麻痺させるだけ。 それ以上の事をしようとすれば、朱は慎也の足を撃つと宣告。 さすがにここまで自分に言ってのける朱のタフな成長に驚きを隠せない慎也。 「まだもう少し可愛げがあってもよかったと思うぜ」 笑顔を浮かべる二人。 だがその時、物音がし、二人はすぐに槙島を追う事に。 あくまで朱は槙島を殺さない手段を取る。 「違法だからです。 犯罪を見過ごせないからです」 だが、悪人を裁けず、人を守れない法律をなぜ守ろうとするのか? 「法が人を守るんじゃない。 人が法を守るんです。 これまで悪を憎んで、正しい生き方を捜し求めてきた人々の想いが・・・その積み重ねが法なんです。 それは、条文でもシステムでもない、誰もが心の中に抱えている、もろくてかけがえのない思いです。 怒りや憎しみの力に比べたら、どうしようもなく簡単に壊れてしまうものなんです。 だから、よりよい世界を作ろうとした、過去すべてのひとたちの祈りを、無意味にしてしまわないために。 それは最後まで頑張って、守り通さなきゃいけないんです。 諦めちゃいけないんです」 「いつか、誰もがそう思うような時代が来れば、その時はシビュラシステムなんて消えちまうだろう。 潜在犯も、執行官もいなくなるだろう。 だが-----」 ・・・それでも犯罪は消えないだろうな。 背中合わせで銃を構えた二人。 だがその時、突然とまっていたトラックの1台が暴走し、二人に向かって突っ込んできたのだ!! あわててよけたそれ。 運転席に向かってドミネーターを構えた慎也だが、そこからは死角になって届かない。 だがその時、トラックの背後にしがみつく朱の姿が! 「朱!!」 思わず叫んでしまった慎也。 朱は必死に手すりを握り、なんとか銃口をタイヤに向け発砲。 パンクしたタイヤでバランスを失ったトラックは、段差に乗り上げ、麦畑に横転してしまうのだった・・・。 おおお。 ここはすごい迫力の映像だったなぁ。 麦畑をスライドするトラック、すごかった。 一瞬気を失ってしまう朱。 だが次の瞬間、頭を踏みつけられ目を覚ます。 槙島は朱から銃を奪い、銃口をこちらに向けていたのだ!! 「いい加減、僕たちを侮辱するのはやめてほしい」 だが、引き金を引いたそれは空回り。 朱はやっぱり最初から撃つつもりはなかったんだな。 最後は慎也を信じて、ドミネーターと共に彼にすべてを託そうとしたのか・・・。 そして二人を追ってきた慎也は、朱を助け起し、お姫様抱っこで道路わきへと運ぶ。 意識を取り戻した朱は、弾の入れ替えをしている慎也を見てしまう。 手元に置かれていたドミネーター。 だが、朱はもう動く事が出来ない。 「狡噛さん!!」 大声で叫んで引きとめようとするのだが・・・慎也は銃を構える。 「これは俺とあいつだけの問題なんだ」と告げて、麦畑に走って行ってしまうのだった・・・。 傷ついた身体を押して逃げる槙島。 流れる血と汗。 孤独だった自分。 それでも今はなんだか満ち足りた気持ちの槙島。 自分を殺すのは--------慎也以外考えられない。 沈む夕日。 暗くなる世界。 そして・・・腕を広げて膝を突いた槙島は、微笑んで呟く。 「なぁ、どうなんだ狡噛。 君はこの後、僕の代わりを見つけられるのか?」 「いいや、もう二度とごめんだね」 そして慎也は背後から、満足そうな笑みを浮かべ、泣きそうな槙島の頭に銃口を向け、無表情でその引き金を引くのだった・・・。 倒れる槙島。 追ってきた朱は間に合わなかったよう。 銃声を聞き、麦畑の途中で呆然と膝をついてしまう。 「二人は初めて出会うより以前から、ああなる運命だったんだろう。 すれ違っていたわけでもない。 分かり合えなかったわけでもない。 彼らは誰よりもお互いを理解し、相手の事だけを見つめていた------」 「狡噛さん・・・」 慎也をとめられなかった自分を悔やみ、涙を流す朱。 そして-----。 シビュラシステムは朱の能力は下方修正しなくてはならないといいつつ、彼女の存在価値は変わらないと判断したよう。 来るべき新しい時代の、人類の理想形だというのだ!! そして、今もシビュラシステムに対し、嫌悪しつつ排除できない葛藤に苦しんでいる朱の存在は、そういう者たちを今後懐柔していくための貴重なサンプルになるというのだ!! シビュラは、今は自分たちの真相は一般市民には隠しているが、いずれその全貌を明かす時が来るという。 人々がシビュラシステムを認識し、了解した上で、彼らの統制を享受する社会を作る事が次の課題。 そうすればより磐石な社会を作る事が出来るというシビュラ。 そのための貴重な手がかりになるのが朱の存在だというのだ。 そううまくいくのか。 朱はやはりシビュラを認めることは出来ないけれど・・・やはり今の社会にシビュラが欠けては成り立たないこともわかっているのだ。 浮かんだ1課の仲間たちの顔。 悔しさに奥歯をかみ締める朱。 「尊くあるべきはずの法を、何よりも貶めることは何だかわかってる? それはね。 守るに値しない法律を作り、運用することよ。 人間を甘く見ないことね!! 私たちはいつだって、よりよい社会を目指してる。 いつか誰かがこの部屋の電源を落としにやってくるわ。 きっと新しい道を見つけてみせる!! シビュラシステム!! あなたたちに未来なんてないのよ!!」 それに笑って答えるシビュラ。 抗え。 苦悩せよ。 「我々に進化をもたらす糧として----」 そして2ヵ月後。 犯罪係数140まで上昇した宜野座は、回復の見込みがないようで・・・。 結局隔離施設で腐るより、古巣に戻ることにしたよう。 最後の願いに答えることはできないけれど、後悔はしていないと、墓に向かって呟く宜野座。 「刑事なんてろくなもんじゃない。 それでも、誰かが引き受けなくちゃならない仕事だ。 そうだろ、親父」 その顔にはもうめがねはない。 執行官となった宜野座。 監視官は・・・朱。 やっぱり同じ道を進むんだ。 宜野座も立派な刑事だよ(^^) 父と同僚の後を追う。 あれから秀星の捜査は打ち切られたよう。 上層部は彼がもうこの世にいないことを判っていて、それを公にせずにうやむやにしてしまおうとしていると、宜野座もわかっているよう。 朱はそれについては何も言わない。 それより気になるのは慎也の行方。 首輪がなくなった今、彼は野生に戻った分のびのびとやってると笑って話す宜野座。 「執行官だった頃のあいつが、気楽にやってたわけでもないだろう。 しぶとくて、狡猾で、諦めの悪い男だった。 どんなに過酷な状況だろうと、あいつはきっと切り抜ける。 むしろ心配なのは、常守監視官・・・あなたの方だ」 相変わらず心配性な宜野座。 過去より未来に目を向けようという。 次に来る新任の監視官は、なんと未成年なのだとか。 そうしてしまった責任は自分たちにもある。 だが・・・朱が気になるのは、宜野座のめがねの事!! あれ、やっぱ伊達だったのね。 自分の顔が嫌いだった。 特に目元が。 「だが、どうでもよくなったんだ、今は」 今までは目元が親父とそっくりだったから、それが嫌でかけていたのか。 もう、宜野座ってば可愛い奴~♪ 本当は嫌っていた=好きだったって話なんだよね。 尊敬していた親父の事。 よかったね、最後にちゃんとそういう関係に戻れて。 で、驚いたのは、志恩と弥生っ!! あんたらそういう関係だったんかいっ(><) なんか志恩とかそっち方面の話が男とないなぁと思えば、ターゲットは女性の方だったのかい。 いやぁ、ちょっとどんでん返しだったわ。 そして今日も犯罪者を追って現場へ向かう朱。 そこへやってきた新任の監視官。 学生と言える年のその少女は、璃華子の事件で出てきた霜月美佳。 ここで再登場ですか。 すごい伏線だったわけだ、あの事件は。 ま、彼女も親友を救えなかった一人だから、朱と似た境遇だもんね。 朱は先輩監視官として警告する。 フォローはするけど、新米扱いは出来ない。 人手不足だからという朱。 それを「望むところです」という美佳。 いい返事♪ そして現れたのは------執行官たち。 彼らは信頼できるが、用心しろと忠告。 「舐めてかかると大怪我をする。 それが執行官。 君が預かる部下たちよ」 美佳が初めて手にしたドミネーターの重み。 そして振り返ったそこには、朱と宜野座、弥生の姿が-------。 ◆感想の続きはコメント欄にて ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 第21話 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております ↓ <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/3ee62779679f2b59ea75bed58d37cc30/ac お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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