2013/03/25(月)11:43
大河ドラマ「八重の桜」 第12話 あらすじ感想「蛤御門の戦い」
会津藩士、出陣----------!!
ついに長州との激突。
今回はものすごく見ごたえあるお話だったなぁ。
戦の凄惨さをしっかり描いてくれたと思う。
そして、この蛤御門の戦以降の会津の微妙な立場の始まりも・・・。
兵力は圧倒している会津。
だが、覚馬は伏見の軍勢は本当に長州の主力か気になって仕方がない。
果たして、長州の精鋭が向かったのは・・・覚馬の警護する蛤御門だったのだ!!
覚馬の号令で一斉に発射される鉄砲。
威力はすさまじい。
って、でも、覚馬なんで鉄砲玉をよけられるんだ!?
どんだけ動体視力ええねん(><)
そして、指示を出していた来島を狙い撃ちした覚馬。
命中!!
さすが覚馬♪
かっこよすぎだよ!!
だがそこへ、中立売御門と下売立御門が破られたとの伝令が飛んでくる。
このままでは容保が、そして主上が危険に!!
容保は病をおして戦いに参加していたよう。
御所にまで爆発音と爆発による振動が伝わり、公家たちは大慌て。
和睦を申し出ろという公家たち。
「そもそも長州を怒らせたんわ、会津やないか!?」
でたよ、責任の所在の押し付け。
だが皆を一喝し孝明天皇は和睦はないと断言。
そして容保たちに命じる。
「御所を守護せよ」
蛤御門での戦いはかなり凄惨なものになっていく。
除々に押されていく会津。
そこへ、なんと薩摩藩が到着したのだ!!
加勢すると言ったのは・・・西郷吉之助!!
再会に、運命的なものを感じる覚馬。
これで情勢は逆転!!
だがその時、覚馬に向かって銃弾が!!
えぇ!?
覚馬!?
焦ったよ(><)
かすり傷って、額から血を流してる姿、痛々しいよぉ。
「いずれまた」
そう約束し、西郷と別れる覚馬。
その頃、天王山から攻め寄せた久坂玄瑞、真木和泉らは堺町御門横の鷹司邸に立て籠もっていた。
だが、もはや残っているのはここだけ。
桂は久坂に撤退を申し出るも、ここで引けば長州は朝敵とみなされるだけだと譲らない。
真木も戦を長引かせ、公家たちの和睦を狙っているよう。
だがそこへ覚馬たちが大砲を持って駆けつけたのだ。
塀に囲まれて攻めきれないという慶喜たちに、覚馬は大砲で塀を打ち崩すことに。
片目に布を巻いて戦場に立つ覚馬。
そして、崩れた塀からなだれ込む藩士たち。
久坂は最後まで一人で勇敢に戦い・・・散った。
そして真木は・・・発見された際、見事切腹してみせる。
桂は・・・二人とは違うやり方で道を開くと、騒ぎに乗じて逃走したよう。
だが、悔しさは隠せず、涙を流すしか出来ない。
一方会津では・・・。
なにやら文が届いてから独り言をぶつぶつ言い出す権八。
もしや覚馬に何かあったのか!?
それを心配し、八重とうらは思わず権八の元へ駆け出し、話を聞くことに。
悪い話ではない。
覚馬に何かあったわけでもなく無事。
これは八重の縁談の話だという。
「にし、尚之助殿と夫婦になれ」
どうやら手紙の主は覚馬。
その覚馬の提案なのだそう。
権八も尚之助が旦那となるなら、藩士となり、新式銃の話も進められると言い出し、そうなれば話は別だと言って、縁談を進めると言い出したのだ。
だが、八重はきっぱり。
「私は・・・嫌でごぜえやす」
いい話だとうらも言うのだが・・・。
尚之助はずっと一緒に暮らしてきた人。
今まで兄様としか思っていなかった方。
そんな方を旦那様と思うことは出来ないと・・・。
八重は鉄砲を持ったままぼうっとしていたよう。
そこへやってきた尚之助はすぐさま鉄砲を取り上げ、話を聞いた八重の事を労わる。
そして、自分も断るつもりだったという尚之助。
覚馬らしくない、鉄砲隊の結成のための画策だというのだが・・・。
そういわれると、逆に意識してしまう八重だった。
なんかでもこの二人の関係はやっぱ微笑ましいんだよなぁ。
兄妹の関係から始まる夫婦もいいんでねぇか?
そして、ようやく会津にも戦いの一報が届けられ、にわかに緊張感が増す。
誰もが無事を祈り不安だらけ。
初の会津の戦い。
これで鉄砲隊の真価も問われる所。
そこへさらに長州が敗走したとの知らせが入る。
大砲が、攻めあぐねていた屋敷の塀に穴を開け、藩士たちが突進したというのだ。
こんな策、覚馬が考えそうだから、大丈夫だと、皆を励ます尚之助。
そういってくれた尚之助の言葉に安堵させられた皆。
「大丈夫。
きっとご無事ですよ」
それに、こうなれば、銃器は一新されるはず。
今、八重が出来ることは泣くことではない。
新しい銃を作ることなのだ。
兄の無事を祈って・・・。
戦いは終わった。
会津のおかげで長州を都から追い出すことに成功。
だが・・・この戦いの代償は-----一面の焼け野原。
都は大火に見舞われ、3日燃え続けた火のおかげで消滅してしまったのだ。
焼け跡に、お救い小屋という、いわゆる炊き出しが出来ており、助かった人々が列を成していた。
そこには親兄弟を、そして家を失った子供たちも大勢いたのだ。
覚馬はそれに心を痛め、すぐに会津も米を調達せねばと考えたのだが・・・。
その時、突然町の者たちから向けられた敵意のまなざし。
「鬼や。
会津は鬼や!!
早う都からいね!都を焼いた鬼や!人殺し!」
「鬼?俺たちが?」
自分たちはただ主上を、御所を守るために戦っただけ。
長州から都を守ろうとして起こった不幸な事故。
むしろ恨むなら、御所に向けて発砲した長州を恨むべきではないのか?
敗走した長州にぶつけられない怒りの矛先を、そこにいた会津にぶつけただけ・・・という図にみえなくもない描き方だったなぁ。
実際の所、町の人たちは自分たちの生活が脅かされなければ、御所を警護するのが長州だろうが会津だろうが、関係なかったんだろうと思う。
次々と覚馬と広沢に向け、石や砂を投げつけ罵倒する子供たち。
そこへ会津藩御用総元締めの大垣屋がやってくる。
彼がこのお救い小屋を行っているよう。
彼は覚馬に問う。
「山本様。
西洋の学問しても、家焼かずに済む戦のやりようは分からんもんでっしゃろか?」
こりゃ覚馬には痛烈な所を突かれた問い。
嫌味すれすれか・・・。
確かに朝敵は排除した。
だが、無関係の人々をこれだけ巻き込んだのは、会津にも責任の半分はあるだろうし・・・。
覚馬が前半かなりいい感じで指示を出していたし、結果的にあの鷹司邸の火が大火の原因だったわけで・・・。
こりゃ都での会津の立場は一転しそう。
かなり辛い方向へ向かうことになったことになりましたねぇ。
次回はついに八重と尚之助が!?
こちらはこちらで楽しみな所なんですけど、やっぱ都の話が緊張感続いてるだけに、続きが気になる~(><)
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