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カテゴリ:TVドラマ感想
希薄な信頼関係-----。
今回で少しずつ見えてきたそれぞれの役の立ち居地と、関係。 今後への伏線も多々出てきましたし、これをどう展開していくか、ですね。 視聴率は10.2% 次の火曜日、持ち物検査を行うという通達がされる。 何でも今の持ち物検査って、抜き打ちではなく、事前告知制なんだとか。 えぇぇぇ!? 考えられないわ。 そんなのやる意味ないじゃん。 一応学校には私物の持ち込みは禁止になっているようだけど、告知してやるのはどうよ。 しかもロッカーは調べないのだとか。 どうやら抜き打ち検査なんかしたら、プライバシーの侵害だという話になるようで・・・。 実際の所、悪いことはバレずにやって欲しいというのが学校側の意見。 で、生徒たちもバレなきゃいいんだって学ぶ・・・という悪循環。 今の学校は、生徒の人権最優先。 もめると即保護者がしゃしゃり出てくると。 さて、テレビで現代の学校教育について勉強するアカネ。 まず最初は、授業中先生の話を聞いていない生徒の肩に触れて名前を呼ぶ。 これが体罰行為なのだとか。 えぇ!? で、普通の指導だろうというようなスカート丈の注意も、女子に触れたらセクハラ。 生徒と二人きりで話しをしようとしたなら、監禁だというのだ!! そんなバカな(><) いや、いちいち反応するアカネの気持ちに賛同しまくりだわ。 「生徒に対して適度な距離感を保って、むやみに踏み込まないっていうのがポイントです」 神山はそれに則って教師を続けているよう。 生徒優勢? 教師の威厳も何もあったもんじゃないよなぁ。 これでは教師になろうという人も、なっても休職・退職していく人が多い現実がよくわかるってもんだわ。 絶対夢を持って教師になったら、現実とのギャップで心が折れる。 私には絶対無理だわ。 さて、今回霧澤は、生徒による無記名の職員の評価アンケートを実施するといいだしたのだ! 実態を知ろうという思惑の元の調査のようだけど・・・教師たちは一斉に生徒にこびへつらいだして、評価を少しでもあげようと躍起に。 だがそんな時、神山のクラスのりさが学校に私物を持ってきて、それを自分のロッカーに入らないからと、友人の香奈のロッカーに入れていたのを、たまたま通りがかった岩名が見てしまったのだ!! 持ち主のりさと香奈は呼び出しを受け、岩名に説教されてしまう。 おまけにその香水は没収されてしまったのだ。 怒りのりさ。 彼女の父親は政治家で、母親はPTA会長。 もめたくないと、岩名を迷惑がる千穂。 だが、やはり厄介ごとはやってくるわけで・・・。 早速母親が弁護士を連れて学校へ乗り込んできたのだ!! りさが傷ついているているから謝罪を求めるという母親。 だがその時、話を聞いていた霧澤はそれを要約し、反省していないりさが母親に頼み込めば学校が言う事をきくだろうと考えたのだろうと解釈。 つまり逆切れだと。 規則に従えないなら転校しかないですねときっぱり言ってしまう霧澤。 流石にこれにはたじろぐ母親。 そこで弁護士に話をさせようとするのだが・・・結構ですと断られてしまう。 「私はこれでも元弁護士ですから」 これで母親側の完敗決定。 だが、霧澤は別に岩名を助けたわけではないというのだ。 「私は、あなた方教師や学校を守るために、ここにいるわけではないので」 って、どういう意味なんだか。 何の意図があって霧澤はここに来たのか? 謎は深まるばかり。 この結果に怒りのりさ。 そこで香奈に香水を弁償しろと言い出したのだ!! 香奈の家は母子家庭で、小さな料理屋を経営しているよう。 バイトを雇う余裕もないから、香奈が毎日手伝っているようで、かなり生活は厳しいよう。 そんな経済的余裕がない状況の加奈は、無理しつつ、りさたちとつるんでいるよう。 でも、ここはいじめの対象になっていなかった事は救い。 友人という立場でいてはくれるのだけど・・・。 お金のない香奈には、相当付き合いが厳しいだろう。 しかも隣でバンバン金を使ってるのに、自分だけ買えないし、言い訳しなきゃならないしで、精神的にも辛いはす。 その時、相田からメールをもらった神山。 「助けてやって欲しいんです」 香奈に香水を弁償しろと迫っていたのを見てしまった相田が神山に相談してきたのだ。 そこで、香奈と話をする神山。 「惨めだよね、貧乏って本当に」 りさたちとあわせるは大変だろうということは神山にも想像できる。 だが、彼女たちにあわせないと友達続けられないのだ!! 「大人ってさ、うちらの人間関係甘くみすぎ。 誰も守ってくれないでしょ」 香奈の言い分に、何も言い返せない神山。 どうやら香奈は、小学生の時はいじめにあっていたというのだ。 片親しかいないし、金の問題もあったよう。 同じ服ばかり着ていた香奈をあざ笑った担任は最悪だった。 同級生だった相田は香奈の事を知っていたのもあったようで、お節介かけてきたよう。 すべては自分を守るための無理。 話を聞いたアカネは、無理するなって言ってあげればいい。 先生が守ってやるといってやればいいと言う。 そして、ここ数日聞いた話などから、アカネが感じた生徒と教師の関係の違和感に結論を出したよう。 「どこにも信頼がないんです。 子供たちは先生のことを信じていないし、先生も子供たちのことを信じていない。 だから、子供たちはほんの少しのことで傷つくし、先生も子供たちに踏み込むことができないんです。 何があっても先生が守ってくれるって、そんなふうに思ってもらうのが教師としての務めじゃないんですか?」 「守ってくれるって言ったくせに!!」 前の学校での苦い思い出が蘇る。 先に教師を軽視したのは生徒や保護者たちの方ではないのかと反論する神山にアカネはいう。 「鶏が先か、卵が先かなんて考えるだけ無駄です! そんなの、親子丼にして食べちゃえば一緒でしょ」 意味がわからない。 そこで思わず神山は、生きている人間はそんな簡単にはいかないと、そっちは死んでるんだからと言ってしまったのだ!! 実際死んでますからと笑うアカネ。 でも・・・。 「生きているから、信頼を作ることが出来るんでしょ」 そう言い残し、アカネは消えてしまうのだった・・・。 翌日、学校を休んだ香奈。 心配してくれる友人もいるけれど、りさは明日、取られた香水と同じものを持って来いと送ってきたのだ。 母が置いていった家賃代。 それを使おうと持ち出してしまった香奈。 だが、いざ香水の支払いをしようと思った時、母が苦労して店で働いている姿を思い出した香奈は逃げ出してしまう。 その時、調度神山から電話をもらい、公園で待っていた香奈。 「私、最低だ」 そういって、涙を流す香奈。 部屋に戻った神山は、昨日の事で話があると姿を見せないアカネに語りかける。 生徒を守ってやるといえない。 信頼される自信もないし、信頼しようとも思えないけれど・・・。 そして翌日。 なんと神山は、抜き打ちの荷物検査をすると言い出したのだ!! 一人ひとりかばんの中の荷物をチェックし、私物を回収する神山。 そして香奈の番。 開いたかばんの中を見ている風を装い、ポケットから取り出してきたのは・・・。 没収されていたあの香水!! そして、あたかも香奈のかばんの中から出てきたという体で、その香水を違反品だから没収すると言い出したのだ!! あっけにとられる香奈。 抜き打ち検査は今後も定期的に行うので、私物を持ってくるなとクギを刺す神山。 生徒たちはもちろんやりすぎだと反発しまくり。 「学校が決めたルールの中で皆さんは、全員が平等なんです。 そして、そのルールは、皆さんを縛るためのものじゃなくて、皆さんを守るためのものなんです。 苦情は受け付けます。 言いたいことがある人はいつでも言いにきてください」 そう言って教室を出て行く神山。 何故あんなことをしたのか。 千穂は神山のやったとばっちりが自分に来ないか、それが心配。 今日はちょっと信じてみようかなと思ってと、わからないことを言い出す神山の背中を見送り、千穂は思わず舌打ちする。 「ちっ。 何だ…めんどくせぇじゃん、あいつ」 わお。 千穂ってばまた黒出てるし。 今後千穂を、どうあっちゃんが演じられるかで、この役を面白く、重要なキャラに出来るか・・・だね。 いい役だし、チャンスだと思うから、生かしてもらいたいものだ。 当然校長は困ると神山に説教。 他の教師も何故神山がこんな暴挙を起こしたのかが不思議で仕方ない。 憎まれ役を買って出ただけ。 それをわかっていた岩名。 結果的に香奈が香水を買ってきたように見せかけられ、りさに面目が立った形になったこの一件。 加奈はそこでりさに誘われたお茶を断り、きっちりと母親の店を手伝わなければならなくて、金欠だと笑顔で言ってのけるのだった。 一方、アンケート結果を回収した霧澤は芳しくない結果に眉をひそめる。 神山の事も最低と書かれたものが多い。 だが、その中で2枚だけ、「いい先生だと思う」「頼れる先生」と書かれたアンケートがあったのだ。 今の生徒と教師には信頼関係がないという霧澤。 校長は鶏が先か卵が先かの話ですからと笑う。 すると霧澤は、 「そんなの…親子丼にして食べてしまえば一緒です。 昔、ある人が言ってました」 ・・・って、これアカネの事じゃん(><) では霧澤とアカネは知り合いなんだ。 というか、もしかしたら霧澤はアカネの生徒だったとか? 友人? ここは気になる関係だね。 家に戻ってきた神山を拍手でお出迎えのアカネ。 神山は何もしてないというのだが、アカネは生徒のためにした事ならちゃんと伝わっていると言ってくれる。 するとそこへ、クラスの女子の森野小夜が訪ねてきたのだ!! 話があるというのだが、生徒を自宅に上げるのはちょっとと断る神山。 「もう一人いるでしょ?そこに」 なんと、小夜にはアカネが見えているようで・・・驚きを隠せない二人だった。 ◆感想はコメント欄にて ![]() 第1話 11167 HIT/1/12 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております ↓ <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/a332c5629d8846d9a7b4cf9f7397dd57/ac
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