兵士とは------------!?
ついにレドが選択を迫られる時が来たよう。
自分は何者であるか。
そしてガルガンティア船団にとっても、変革が・・・!!
くじらイカをヒディアーズと間違えたレド。
それを敵と判断してしまったレドには、いくらベローズがやめろと叫んでも声が届かない。
海中と言う事で、ビームの性能が低下することを悟ったレドは実力行使で、くじらイカを絞め殺してしまうのだった・・・。
昔から地球ではくじらイカは神聖視される生き物で、無駄な殺生は禁じられていた生物。
それを殺すなど、船乗りには最大の禁忌と言う事で、ガルガンティアにも動揺が走る。
皆はたたりを恐れ、レドとチェインバーを遠巻きに見守るだけ。
頭を抱えるリジット。
レドは早速チェインバーの身体に張り付いたくじらイカの肉片を解析してもらおうとするのだが・・・。
もしや自分が地球へヒディアーズをつれてきてしまったのではないかという考えに思い至ってしまうのだった・・・。
一方、最近は調子はいいようだけど、船団長のフェアロックに休養をすすめるオルダム。
だが、フェアロックにとって、何よりの休養はガルガンティアに住む人たちの笑顔と声。
それが生きる使命だという船団長。
新しい体験をし続けることは生きている特権だというフェアロック。
レドを呼び出し、きつく言い含めようとするリジット。
ベローズは、事前にくじらイカの話をしなかった自分の落ち度を認める。
だが、レドの中ではくじらイカ=ヒディアーズという図式が成り立ってしまったのか、殲滅しかないと言い出し、またもリジットたちの頭を痛くさせるばかり。
船団長が話を聞きたいということで、その報告はリジットがする事になるのだが・・・。
それを告げに来たフランジに、なにやら耳打ちをするピニオン。
当然何を言っているのか気になるリジットとベローズはこっそり話を聞くことに。
レドはエイミーと共にベベルを訪ね、くじらイカの数やら生態を尋ねる。
だが、くじらイカはこちらが手を出さなければ襲ってくることはないというのだ。
ありえない、あれは敵だというレドに、さすがのエイミーも怒ってかわいそうだという。
「なんで地球に来てまで戦争の続きをしようとするの?
関係ない争いを持ち込まないで!!」
だが、今は地球の文明が追いついていないから、ヒディアーズが相手にしていないだけ。
敵意を向けられては遅いというレド。
「俺は、奴らを殺すために生きている」
そんな風に言うレドに、ベベルは悲しそうに呟く。
「そんな事しなくたって、レドはレドなのに」
さて、どうやらピニオンはレドとチェインバーを使って、今まで誰も手を出さなかったくじらイカの縄張りの奥へ行こうと考えているよう。
ピニオンは一緒に前人未到の事をやろうとベローズを誘うのだが・・・。
ベローズは容赦なくそれを子供の探検隊だと切り捨てる。
「あんたが拾いたいのは、何かでかい事をやったっていう、ちんけなプライドさ」
自分が潜れないから、人を使って。
それで満足するくらいのと、ピニオンの額を小突くベローズ。
あら、図星~♪
怒りに反撃しようとするも、女は殴れないよなぁ。
「兄貴の、仇取るんだつってもかよ」
「それも、ただの夢だ」
って、
ピニオンの兄はくじらイカに殺されたのか?
縄張りの奥にお宝があると教えてくれたというのが兄だったとか。
一方、くじらイカの解析が終了。
やはりチェインバーの見解は、ヒディアーズと同一種という結論。
殲滅の方針は間違っていない。
地球人類にも必要なことなのに、何故それが彼らにはわからないのか?
チェインバーの推測によれば、それは生存戦略が同盟とは違うからだと言う結論に至るよう。
自分達は両者で戦い、殲滅しかなかった。
だが、地球では違う。
『共存・共栄』
それはまだレドには理解できない。
だがその時、監視役が海銀河が活性化していると報告してくる。
海から立ち上る無数の光。
それはくじらイカの群れ!!
ヒディアーズが接近しているとチェインバーの報告を受けたレドは動揺し、笛を作っていた手元を狂って穴を貫通させてしまう。
それを放り出し、すぐにチェインバーを呼び寄せたレド。
だが、エイミーは出撃しようとしたレドを身体を張って止めたのだ。
くじらイカの群れ。
こんな浅い海に!?
どう対処するか、決断を迫られるリジット。
警告のサイレンを聞いたガルガンティアの住民たちは一斉に市を閉め、自分達の家に引きこもる。
あんな宇宙人を置いておくからだとレドをののしる者も続出。
すぐに船団長がリジットの代わりに指揮を執ると上に上がってくる。
フェアロックの声が船団の中に響き渡る。
くじらイカを刺激しなければ大丈夫だと告げ、ガルガンティアのすべての動力停止を命じたのだ。
不要な物音はさせない。
住民は待機を命じられ、息を殺して時間が過ぎるのを待つ事に。
主力エンジンに至るまですべての船の動力を停止させたガルガンティア船団。
真っ暗闇の中、海銀河の明かりだけが浮かぶ海。
レドはエイミーを振り切ってチェインバーに乗り込もうとするのだが・・・エイミーも必死にそれを押さえつけ、行かせないと言う。
ひとりで戦うというレド。
そこへやってきたリジットは、方針に従えと、レドに銃口を向け、くじらイカが襲ってきたら好きにすればいいと、それまでは動くなといいつけたのだ!!
揺れる船。
真下をくじらイカの群れが進む。
その光景に驚きを隠せないレド。
無事を祈る人々。
そして・・・くじらイカの群れは、船団を攻撃することなく去ってしまうのだった・・・。
戻った静寂に息をついたエイミー。
肩に触れようとしたその手を「触るな」の一言でとめてしまったレド。
「ここにいる限り、俺は使命を果たせない。
俺は、兵士だ-----!!」
レドの中で、ガルガンティアに残るという選択肢は既に消えてしまったよう。
敵を見つけた以上、彼は戦って殲滅させるという使命を全うすることが生きる事になるのだろう。
だが、なんと
ピニオンがレドとチェインバーを貰い受けたいと船団長に申し入れをしてきたのだ!!
ガルガンティアを離れ、賛同した者たちと一緒にくじらイカの縄張りの奥にあるというお宝を探すというピニオン。
すると、なんと
フランジまで船団を離れると言い出したのだ!!
大船主のフランジにガルガンティアを去られては、船団の防衛システムがゆらいでしまう。
海底に眠っているのは、かつての遺産。
それを見たいというフランジ。
だが、当然私利私欲のためにガルガンティアを危険にさらすなど出来ないと、許可をしない船団長。
その時、フェアロックが突然の発作に襲われてしまうのだった----------------。
兵士としてのレドの気持ちもわからなくもないんだよな。
彼の中の正義でもあるんだし、戦う事が生きる事だと教えられてきたわけだから・・・。
平和とか、戦う事を強要されないこの世界では、レドは生き難いんだろうなぁ。
ようやく少しずつそれを体験してきた矢先だったのに・・・。
そもそもヒディアーズは本当にくじらイカなのかって話。
となると、くじらイカの巣の奥にあるというお宝ってのが何なのかが気になる所。
そこが宇宙と繋がっているとか?
ピニオンはわからなくもないけど、フランジまで遺産にこだわっているとは思わなかったねぇ。
次回ガルガンティア船団はどうなるのか、船団長は助かるのか。
彼がいなくなれば、ますます船団がバラバラになりそうだよなぁ。
不安だ。

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