責任を負う者---------!!
ついに会津が朝敵とみなされる時が来てしまいました。
ここからたくさんの関係者が亡くなっていくわけで・・・今回はその第一陣という所でしょうか。
開戦二日目。
三郎が戦場に!!
だが、現実を目の前にして怯えてしまう三郎。
佐川は会津の男なら腹を据えろと三郎に発破をかける。
その時、八重の言葉を思い出し、的をよく見て鉄砲を放った三郎。
命中!!
だが、やはりいくら数で勝っていても、兵器の差は歴然。
そしてついに戦場に錦の御旗が上がったのだ!!
これを見て、恐れをなして逃げ出す者も続出。
薩摩側に追い詰められ淀城を拠点にしようと撤退した幕府軍。
それでも「大儀は我らにある」と叫ぶ慶喜。
だがそこへ秋月たちが戦況報告へやってくる。
なんと、淀藩が寝返り、入城を拒んだのだ。
それだけ錦の御旗の力はすごい威力を持っていると言う事。
最早ここでの戦はいたずらに兵力を失うだけ。
江戸に戻って、一度戦略を立て直してはどうかと慶喜に進言する修理。
開戦4日目。
難所での戦闘に、後方へ回れと大蔵に言われたのに、三郎は兄の代わりにも働きたいと言い出したのだ。
ますます戦況は悪化。
どんどん薩摩側に寝返っていく諸藩。
味方だと思っていた藩から大砲が打ち込まれ、逃げ惑うしか出来ない。
南天を掴み、姉を思う三郎。
そして、銃を構えた三郎は、無謀にも敵陣に駆け出して行ったのだ!!
・・・これは死にに行ってるようなものだったけどなぁ。
まだ流れ弾の方がよくなかった?
誰かを庇うとか・・・。
大蔵はすぐに三郎を安全な場所へ運び出すも・・・最早目が見えていないようで、大蔵の手を覚馬だと思ったよう。
そんな三郎の手を握り返し、覚馬の代わりを演じる大蔵。
「よぐ戦ったなぁ」
その言葉に微笑む三郎。
だが・・・。
「兄様、姉上・・・」
大蔵に手を握られ、三郎は逝ってしまうのだった----------。
戦争で悲しいのは、やはり若い人が命を落として行く事。
三郎なんてまだ18歳でしょ。
しかも初陣で・・・。
悲しい時代だよ。
体勢の立て直しを勧めた修理を責める佐川。
まさに静と動の二人。
佐川の大将が出てきたら皆の士気が上がるという気持ちもわからなくはないけれど・・・。
それにしてもこの作品の慶喜は本当に最悪な奴・・・って描き方ですなぁ。
このままでは会津は戦いをやめない。
だからこそ、ここにいてはならぬと言い出す慶喜。
兵を率いて江戸へ下れば、その道中でも戦争になるというのだ。
だから、誰にも内緒で江戸に向かう船に乗るという慶喜。
そして、最後まで藩士と戦うといっていた容保を連れて、ひそかに江戸へ向かうのだった・・・。
現場放棄。
しかも大将連中がそんなことをすれば批判は免れないだろう事は容易に想像できるだろうに。
容保もなんでついていくかなぁ・・・。
「徳川家ももはやこれまでよ」
この言葉がすべてだったな。
慶喜がいくら江戸で再建を狙ったって、またいつか裏切られるかもしれないと思うと、それはもう従えないでしょ。
しかも重鎮たちに何ひとつ告げずに・・・。
後を追って、なんとか船に乗るのを阻止しようとした修理。
だが・・・時は既に遅し。
そして、この進言を修理がしたから、容保たちは江戸へ行ってしまったと見た会津藩士たち。
もちろん彼の人となりを知っている者たちは事情を察するのだが、修理は何も言い訳せず、容保の罪の責任を負うことに。
会津藩士たちは皆江戸へ。
そして、ようやく頼母が家老に復職。
だが、既に遅かった。
容保と慶喜が都を去った事で、薩摩らは新政府を名乗り、会津を朝敵に。
そして慶喜討伐を掲げたのだ!!
その知らせは会津に、山本家にも伝わる。
尚之助は朝敵になるくらいなら、会津は恭順できなかったのか・・・。
また体制を、機会を待てばというのだが・・・。
「ならぬことはならぬ」
権八は譲らない。
納得できない尚之助。
だが、八重も今回ばかりは父の味方。
それでも会津を救うための策を考え続ける尚之助。
彼の手伝いをする八重だった。
結局この志が会津を追い詰める結果になったんだろうなぁ。
なまじ皆忠義に篤いものだから、融通が利かないものが多かったんだろう。
修理の言葉ももっと違うように伝わっていれば、会津もここまで追い詰められなかったかもしれない。
ま、この描き方だと、諸悪の根源はすべて慶喜って話になってますがね(^^;)
西郷に合わせろと訴える覚馬は牢に囚われの身。
しばらく覚馬はこの状態が続きそうですね。
容保はなんとかして修理を救いたいと思うが・・・。
彼は自分がそそのかして容保を江戸へ向かわせた張本人だと思われているよう。
しかもそれを受け入れている修理。
だがそこへ容保に登城を禁じられたとの知らせが入ったのだ!!
そして江戸からの立ち退きを命じられてしまったのだ。
今度は最後まで従った容保たちを見捨てるのか。
これは慶喜の新政権への全面的降伏。
でも、本当最後まで酷すぎる扱いだわ。
慶喜の考えなしな行動のとばっちり感がハンパないんですが(><)
「大君の儀」
その犠牲となった会津。
容保、そして修理。
容保はその責任が修理に向かうのをなんとかしたかったのだが・・・。
もはやその怒りの矛先を修理以外に向ける場所もなく・・・。
そこで切腹を命じた容保。
それをありがたく受け入れる修理。
だが・・・屋敷の警護を薄くしたと囁く秋月。
それが容保の願い。
生きろと------!!
だが、すべてを判っている容保がいるからそれでいい。
修理は雪を思いながら、見事に切腹してみせるのだった-------。
「わしの代わりに、負け戦の責めを負うたか・・・」
残された刀を握り、涙に咽ぶ容保。
大事な片腕。
次々と失われていく会津の大切な人材。
そしてついに三郎の死を知った八重たちは・・・。
雪がずっと祈り続けた修理の無事。
それもむなしく散ってしまう。
男の覚悟が見えた回。
苦境が続く会津。
対岸だった戦いが、ついにそこまで近づいて来たようです。
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