◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

2013/05/29(水)23:29

ドラマ「幽かな彼女」 第8話 あらすじ感想「いじめスパイラル」

TVドラマ感想(1730)

アカネの正体と、過去--------!! 視聴率11.5% ついに判明したアカネの生前の記憶。 やはり予想通り霧澤が関わってましたね。 で、前回最後に絡んで来た最初の入居者の話で読めた流れだったかと。 20数年前に住んでいたというこのアパートの住人は渡辺という中学生男子だった。 神山はすぐにそれが霧澤と同級生だったのではないかと思いついたよう。 そしてアカネの教え子だったのではないのか。 だが、何故アカネは学校で刺されたのに、この部屋の自縛霊になっているのか? それを調べようとしている神山なのに、アカネはあまりにも真剣味に欠けるし、非協力的。 思わず怒りの神山。 「記憶、取り戻したくないのか?」 「そしたら、成仏しちゃうかもしれませんよ?」 さっさと消えろというのか? だからこれからも、誤魔化し誤魔化しでやっていこうと言い出したのだ。 一方、千穂は辞表を出したことで、吹っ切れたよう。 次も決まっていないのに、バイトでもしながら探すというお手軽さ。 ・・・いや、教師になる方が今は難しい時代なのにさぁ。 甘いよね、やっぱ。 神山は学校にある卒業生の資料を調べたいと校長に相談。 すると、やはり霧澤はここの生徒だったよう。 でも、3年で引っ越したので、卒業生ではないというのだ。 その霧澤は今日は教育委員会の会議へ出席。 そこで最近の小原南中学は問題だらけだと、霧澤と神山が着任してからのクレームの多さを指摘されてしまう。 個人的感情で、弁護士の職を捨ててまでこの中学に来たのではないのかと言い出す教育委員会の役員。 27年前の事件の第一発見者。 その真実を明かそうとしているのではないかと・・・。 だが、それは今更な出来事でしかない。 今は弁護士だったからこそ、教育の現場で取り組むべきものがあると感じたたからだという霧澤。 一方、今度文化祭のクラス委員に指名されてしまう小夜。 クラスの中の雰囲気がなんだか微妙になっていく。 やたら小夜に構いだすりさたちのグループ。 クラスメイトたちもそれを感じ、皆が遠巻きに心配したりしているのだが・・・。 最初に動いたのは根津。 神山の家まで訪ねてきて小夜がいじめられていると話し出す。 迷惑そうにしている小夜。 別に話をしているだけなのだが、急につるみ出すとか不自然。 「もしかしたら、あんたのせいかもしんねぇし」 そういわれてしまえば神山も放っておくわけにもいかない。 りさは小夜にあの写真をばら撒くと金を請求していたよう。 神山のマンションから出てくる写真など、何の証拠にもならないという小夜だったが、世の中には根拠がなくても勝手に騒ぐバカな奴が多いと脅しめいたことを言うりさ。 決定打は、それでは神山に迷惑がかかるだろうと・・・。 ではどうすればいいか? 文化祭の準備金を取って来いと命じるりさ。 金持ちなのに何故? ただの嫌がらせだと笑うりさだった・・・。 ゆがんでるなぁ、この子も。 まぁ、確かに世間体だけしか考えていない親や、妹を軽視する兄姉。 うんざりな環境で育って、りさの中で行き場のない感情が小夜へのいやがらせに発展しているよう。 この状況を見て、千穂は対策などないと神山に進言。 下手に動けばもっと悲惨なことになる。 だが、何もしないのは無責任だという神山。 だが、千穂はどうやら昔いじめっ子だったようで、自分の経験談から言わせてもらえば、ターゲットになったら終わりだというのだ。 耐えるか逃げるか・・・。 周りは自分の安全のために見て見ぬふり。 いじめられてるという相談も出来ない。 放っておくのがいいという千穂。 だが、その話を聞いていた窪内は、先ほどの話は正論だと思うと千穂に賛同しだす。 でも・・・「いじめっ子って弱虫が多いから」 その一言にキレた千穂は、窪内に何故教師に向いてないのに先生を続けているのかと迫る。 そこへ林がやってきたことで話は終わるのだが・・・その時窪内が落としたプリントの中に、生徒たちの名前と彼らのアカウントやブログ名が書かれた一覧を発見した千穂。 慌ててそれを奪って理科準備室へと駆け込む窪内。 ここに来て窪内が怪しい動きをしだしたなぁ。 どんどん悪くなる空気に、ついに相田が香奈に問う。 もし自分がターゲットになったら、自分をハブくか? 自分はそうしないという相田。 他のみんなは? どうやら神山に関わった生徒たちは皆自分たちの中で答えを見つけたよう。 一方、神山が昔の生徒の事を調べているという話を聞き、声をかけてきた霧澤。 そこで神山は逆に聞きたいことがあると切り出す。 「滝沢茜先生の事です」 そして教室で話を聞かせてくれる霧澤。 当時の写真を見せてくれるのだが、その中央には長い髪をみつあみにしていたアカネの姿が。 あ~懐かしいね、この肩パットの入ったジャケットとか、立てた巻き髪とか。 彼女は中3の時の担任で、英語担当、合唱部の顧問だったよう。 どういう先生だったか? 「熱血教師。 その一言に尽きます。 でも、とっても優しい人でした」 クラスの不良たちにいじめられて不登校になりそうになった時も親身になってくれた。 その時に言ってたのが時間は一瞬、出会いは一生という言葉ね。 両親の離婚の話も、どっちが悪いとか悩むなと、親子丼にして一緒に食べてしまえばいいと言ってくれたことで軽くなった。 いい先生。 では、それは渡辺という生徒に対しても? そう問う神山に、驚いた顔を見せる霧澤。 「私のせいなんです。 私のせいで、茜先生は-------命を落としました」 その時、アカネは家の中で酷い頭痛に襲われていた。 そして、ついに思い出した霧澤の事。 神山はさすがにこの話を聞いてまっすぐ家に帰れなかったよう。 一人で屋台で飲んでいた所、吉岡が現れ、色々知った事をアカネに話したくないと愚痴ってしまう。 そうすれば成仏してしまうから? どうやら吉岡にも過去の記憶はないよう。 浮遊霊になって既に50年。 生きてた人間の残りかすみたいなものだから、優しくしてくれないという吉岡に、うるさいよといいながらも酒をついでやる神山。 ま、屋台の親父には大丈夫かと心配されてしまったようですが(^^;) いい人だよね♪ だが、神山の抱える問題はそれだけではない。 小夜の事。 また同じ失敗を繰り返したらどうしようか。 自分のせいでいじめが酷くなったらと思うと、突き進めない、 アカネならどうするか? 「信じます。 生徒を。 自分が生徒たちのためにやってきたことを。 子供の問題を、大人のてだけでどうにかしようとするのが間違いなんです。 大事なのは、大人が見守ってることで、子供の心の中に、勇気を生むことじゃないですか」 それでも不安なら、自分が小夜についているというアカネ。 それなら何かあってもすぐに伝えられるから。 「勇気。 お前が俺にくれた」 「それはお互い様です。 いつか全部取り戻すまで、私は傍にいますから、ねっ」 その言葉に励まされ、神山は翌日、すっきりした顔をして皆の前に立つのだった・・・。 生徒達に今このクラスでいじめがあるようだと宣言する神山。 それは無視など目に見えにくいものかもしれない。 だが、人が嫌がるのをやることは間違いだと告げる神山。 反論したのはりさ。 嫌がってるという証拠があるのか。 じゃなければいじめかどうかわからないのでは? 「それは・・・この教室にいるみんなが一番よくわかっているはずです。 次は自分がターゲットになるかもしれない。 自分の安全を確保したくて、他の誰かが嫌な目に遭ってんのを、それをただ傍観している。 それも僕はいじめだと思います。 そのことを皆さんにも、ちゃんと理解してほしいんです。 このクラスで今起きている問題は、僕には解決できる力がないかもしれません。 それでも僕は・・・皆さんの事を担任として、ちゃんと見ていようと思ってますから」 その言葉に千穂は容赦なく「神山先生はバカなんですね」と言う。 だが、神山は「それでいいんです」と返したのだ。 そして・・・生徒たちも変わる。 「先生、俺達のこと見てくれてるしさ」 小夜に声をかけてきたりさたちに、根津も嫌がってるだろいうと庇う。 クラスでギスギスしたくない。 香奈もさすがにりさ側にはつけない。 それでもりさは悪い子じゃないとアカネは思う。 その時アカネに聞こえてきた合唱部の練習の声。 思わず近くに行こうとしたその時、突然アカネはタイムスリップしてしまったのだ!! しかもそこには・・・27年前の自分が!! 教室へ入った茜は・・・そこで渡辺に刺されていたのだ!! 倒れる寸前、「行かないと、迎えに行かないと」と強く思っていた茜。 今度はあの部屋に。 そこで血まみれの手を見て「ごめんなさい」と震えている渡辺。 そんな渡辺の頭をなでて抱きしめながら、茜は「私は大丈夫」と、既に幽霊になっている姿が。 繋がった出来事。 戻った記憶。 千穂は、やはり窪内の事が気になるようで、昨年生徒の個人情報を流出させて逮捕された教員が要ることを林に確認する。 そして、理科準備室で窪内のパソコンの中で何かを発見してしまう。 小夜はようやく元の平穏を手にしたと思えたが・・・。 今度は学校の外でりさたちに待ち伏せされてしまったのだ!! 連れて行かれた公衆便所。 りさは自分が過去いじめられたことを思い出し、服を脱げと言い出す。 イヤなら手伝ってやると、彼女が出してきたのは・・・ハサミ。 さすがにこの事態に、取り巻きたちも慌てだす。 そこまでは付き合えないと引いていく子。 「なら、あんたも私の敵だね」 そういってハサミを振り上げた拍子に、彼女を傷つけてしまったりさ。 威嚇するようにハサミを他の子にも突きつけ、「お前らも敵か!」と叫ぶりさ。 そして・・・アカネの姿が見えなくなったので心配になる神山。 そこへやってきた吉岡は慌てたように憑代にアカネがいないと言い出す。 存在が感じられない。 アカネが繋がっていないというのだ!! 「うそだろ・・・」 呆然となる神山。 ◆続きはコメント欄にて  ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 第7話 8629 HIT/1/13 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております       ↓ <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/e32f4ababe721adeda3549b3727ff79c/ac

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