マリエの死---------!!
やはりそういう展開になってしまったか・・・。
残念で仕方ないよ。
情報原子RUNEこそがヴァルヴレイヴの・・・ピノの食糧。
思い出、過去、命。
記憶という情報を食らいつくした後は、命を食らう。
ヴァルヴレイヴが殺したというピノだが、ハルトにすれば同じ事。
ジオールの科学者たちがピノをここに閉じ込めたのか?
悪いのはそいつらだと、責任転嫁をするピノ。
だが、どうやらタクミが調べた結果、マリエの赤血球が異常に少なくなっていたという。
その症状はハルトにもわずかながら見られたというのだ!!
このままヴァルヴレイヴに乗り続ければ・・・ハルトの末路もマリエと同じ。
抜け殻。
厳しい現実を告げられたハルト。
でもハルトはその分を噛みつき衝動で補っているのではないのか?
それ以上を使うとという話なのか?
当然ハルトの中に芽生えたヴァルヴレイヴに対する恐怖。
警報が鳴ったという事で、コクピットに向かうも・・・操縦桿を握る事をためらってしまうハルト。
まっすぐに歩けもしない。
心配するライゾウたち。
だが、どうやらこの警報、嘘の報告だったよう。
すぐにこれが自分を試すためのエルエルフの嘘だと気づいたハルト。
そして、エルエルフは、ドルシア軍旧王統派と手を組む事を皆に告げる。
反政府組織。
彼らが補給物資の提供を申し出てくれたというのだ。
見返りはドルシア軍の潜水艦ファントムの破壊。
それで利害一致。
だが、皆が気になるのは、サキの消息。
どうやら彼女は未だジャックしたままで、アードライと行動を共にしているよう。
怪我をしてまでサキを庇ってくれたアードライ。
その無事はドルシア側にも伝わっていたよう。
なんだかんだと軽口を叩きながらも、彼の無事にほっとするイクスアインや、ハーノインたち。
あの場所での思い出話をしている際、自分が救われたのはカインのおかげだと、相変わらずの心酔を吐露するイクスアイン。
ハーノイン的にはそれが気になって仕方ないよう。
幼馴染みのカインに対する盲目的さに危うさを感じているようで・・・。
12年前、危機的状況に陥ったハーノインとイクスアイン。
助けてくれたのは、カインだった。
その時彼はこういってくれた。
「背中を友に預けるな。
背中も友も、両方守れる強さを持て」
その言葉に心酔したイクスアイン。
だが今のカインはあの時とは違いすぎる。
人ではないのではないか?
カインにハーノインは警戒心を強めるばかり。
そんなカインに呼び出しを受けているというイクスアイン。
友に「気を付けろ」と言う言葉しかかけられないハーノインだった。
一方、作戦開始を前に、戦わなければならないとシャワーを浴びながら自分に言い聞かせるハルト。
でないとショーコが、皆がと思うのだが・・・体が、心が受け入れてくれないよう。
その頃エルエルフは、ピノにRUNEが減っている事を指摘されてしまう。
・・・そうか、やはり吸血行為は、その人のRUNEを奪う事でもあるんだ。
でも、エルエルフ的にはどうでもいいことなのだそう。
いつか彼も抜け殻になるやもしれないのに・・・。
それよりエルエルフが気になったのは、パイロットは咲森学園の生徒でなければならないのかという事。
それにはピノがほかの人ではダメだったという。
だから殺された・・・。
エルエルフもダメなのだそう。
「アナタモダメ。
ダッテ、マズソウナンダモン」
わはは!!
こりゃエルエルフのプライド傷ついたか?
そして時間と共に作戦開始。
サキの捜索はジャック後の姿を知るアキラと、戦闘能力(?)重視でライゾウが向かう事に。
ハルトはエルエルフと共にファントムの元へ。
正体不明の紋章を掲げたファントムは、グリューナウ地区の洋館へ入り込んだのだ。
潜入開始!!
だがその頃。
ハーノインもまたカインの秘密を暴くためにグリューナウ地区の洋館へ潜入開始。
イクスアインへ残した書置き。
だがその時、彼の前に現れたのは---------カイン!!
その手に握られていたのは、イクスアインへの書置き。
既にハーノインの行動は見通されていたのだ。
しかも、カインは背中を預ける友は必要だよと、真逆の事を言ったのだ。
それを指摘するハーノイン。
「そうか、この男はそんな事を言ったのか」
そう言って笑ったカインは、ハーノインへ向け発砲したのだ!!
なんとかそれを逃れ、逃げ出すハーノイン。
そうか。
カインもまたジャックされた状態だったのか!!
それなら意味が分かるわ。
そして追い詰められたハーノインがたどり着いた先にいたのは・・・アマデウスと101人評議会の者たちが座る会議室。
だが、アマデウスもすでにジャックされた身。
何の余興だというアマデウス。
そして、会議室の中央に置かれていた緑色の結晶の中にいたのは-----プルー!!
だが、間もなく始まる儀式の対象は彼ではないというカイン。
そう、ここにいるマギウスの一人が次の器として欲しているのは------イクスアイン!!
「貴様あぁぁぁぁ!!」
ハーノインの銃の引き金が引かれるのだった・・・。
その頃、洋館内部へ入り込んでいたエルエルフとハルトは、無数のドルシア人たちがポッドの中で眠らされているのを発見。
繋がれた脳。
どうやらここで彼らは大量のRUNEを採取しているのだ!!
何故?
儀式に必要な大量のRUNE。
そう、
ファントムはそのための生贄を運ぶ艦だったのだ!!
怒りのハルトは銃を発砲し、装置を破壊するのだが・・・たとえここでファントムを破壊したとしても、第二第三のファントムが生まれるだけ。
その時、サトミたちが控えていた場所が攻撃を受ける。
戻らなくてはと焦るハルトに、その必要はないというエルエルフ。
そして、通信機でサトミを呼び、1号機に乗れと命令したのだ!!
咲森学園の生徒はヴァルヴレイヴに乗る適正を持っている。
そう言い出すエルエルフ。
だが、あの機体の危険性を誰より知るハルトがそれを了承するはずがない。
なのにエルエルフは、生徒間でローテーションを組んで搭乗し、RUNEの枯渇問題を解決し、不死身の最強軍隊を作ればいいと言い出したのだ!!
このためにハルトとライゾウを機体から遠ざけたのか!?
だが、勘違いするなというエルエルフ。
そう、戦えないハルトは最早戦力ですらないのだ。
口惜しさに唇を噛みしめるハルト。
「お前には分からないんだ。
記憶も命も失うかもしれない僕の気持ちなんて!」
「ならお前にはわかるのか!?
力を持つこともできない俺の気持ちが!!
俺に・・・ヴァルヴレイヴさえあれば--------!!」
リーゼロッテの笑顔を思い出すエルエルフ。
互いにないものを羨む気持ち。
失うものを怖がるもの。
失ってでも守りたいもの。
「君の言った通りだ。
目を背けて逃げても、世界は変わらない。
だったら僕は----------!!」
そして再び戦う覚悟を決めたハルト。
前回のハラキリブレードの影響を受けた地上の状況を把握していたエルエルフの適切な攻撃方法。
狙ったのは火山の噴火の誘発!!
爆発に巻き込まれるドルシア軍。
「誰にも譲らない!!
分け合いもしない!!
この呪いは僕だけのものだ!!」
「ならば覚悟しろ。
俺はお前を擦り切れるまで使い潰してやる!!」
「擦り切れたって構わない。
この体が朽ちるその前に、僕は-------この戦いを、終わらせる!!」
あっという間に決着のついた戦い。
そして・・・ようやくイクスアインが洋館へ到着。
会議室へ駆け付けた彼が見たのは・・・おびただしい血が続く廊下。
そして散乱し、倒れた椅子の広がる室内にたたずむカインの姿。
ここで何があったのか?
その時、カインの手に握られていた銃がハーノインのものだと気づいたイクスアイン。
「彼は残念だったよ」
そう言って振り返ったカインの顔には、返り血がべったりとついていたのだった---------。
って、今度はハーノイン退場!?
生死不明ってどういう事だぁぁl(><)
儀式の仕切り直しって事はRUNEを集めたあの装置が壊されたって話?
ならハーノインが代わりにジャックされてる可能性もあるわけで・・・。
ま、ハーノインがこうなるのは、PVである程度予想はついてたもんね。
次回、ついにハルトの父の話が出てくるのか?
開発側の真相が判明するのか、話がいいテンポで進んでるので、このままの勢い保ってほしいね。
しっかしマギウスがここまで多いとなんだか希少価値もなくなるねぇ。
101人評議会の秘密とは?
カインにジャックしているのは何者?
そいつが元2号機のテストパイロットだったとか?
サキはアードライを認めそうな気もする。
特務機関の彼らがジャックされて変わらない事を祈りたい。

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