2014/03/25(火)22:13
ドラマ「失恋ショコラティエ」 第11話(最終回)あらすじ感想「ついに今夜、全員の片想いが完結!」
沙絵子さんは俺といてくれるんだろうか------?
終わってみると、タイトル通りだったなぁと言う事で。
まぁ、納得するにはこれしかないかなぁという流れではあったかなと。
でも、思ったよりすんなり受け入れられた気がする。
流れはよかったんじゃないかと。
沙絵子のリクエストに答え、チョコバーの試作をしていた爽太。
そこへえれなが話したい事があると店にやってきたのだ!!
沙絵子と3人、気まずい雰囲気に。
って、馬鹿にしないでって、爽太刺される!?な妄想。
だが現実は・・・。
「好きです。
私、爽太くんが好き」
そしてショーのチケットを渡しに来たえれな。
「やっぱりこのまま諦めたくない。
そう思ったから会いに来たの」
もう一度、ちゃんと自分との事を考えて欲しいと告げるえれな。
答えは・・・爽太が同じ気持ちならショーを見に来てほしいと言い残し去っていくのだった----。
で、ようやく六道が己の間違いに気づいたようで。
えれなの相手の事。
関谷の相手の事。
一人パニックに陥って、バカにしないでってさ。
ようやくだねぇ。
だが・・・ショコラのインスピレーションが全く沸いてこない爽太は重症なよう。
どうやったらあの頃の自分に戻れるのか?
激しく悩む。
そこへ薫子と出かけていた沙絵子が帰ってくる。
だが・・・突然沙絵子が倒れてしまったのだ!!
どうやら貧血のよう。
大丈夫だと言われてほっとしたのだが・・・。
「妊娠してるの。
お腹に赤ちゃんがいるの。
爽太くんの子じゃないよ----」
あらら。
宣言されちゃった(><)
だが爽太はすぐに家を探すから一緒に暮らそうと言う。
「できないよ。
そんなことできないよ。
私は帰らなきゃいけないから」
どうして?
爽太と暮らす時間はやさしくて甘くて楽しかった。
こんな毎日が続けばよかったと・・・
だがそれは妊娠が分かるまで。
「私ね、全然動揺しなかったの。
子供ができちゃってどうしようとか、爽太君と一緒にいられなくなるのが怖いとか悲しいとかそういう感情まったくなくて。
不思議なぐらい落ち着いてた。
そのとき思ったの。
これが自分にとっての現実で、爽太君とのことは逃避にすぎなかったんだって。
「ああ。帰らなきゃ」って。
彼と暮らすあの場所が私のいるべき場所なんだって。
ごめんなさい。
でも…。
爽太君だっておんなじでしょ?
爽太君が好きだったのはホントの私じゃなくて、ただの幻想だったんだよね?」
そう、それは爽太にもわかっていたのだ。
だからこそけじめをつけようとしたのに・・・。
「あの時俺はは沙絵子さんを手に入れたんじゃない。
失ったんだ。
ショコラが作れなくなったのは、あの時からなんだ-----」
そして、お互い家に戻る事に。
爽太はやる気も失せ、ショコラ・ヴィを暫く店を閉じると言い出してしまう。
薫子は関谷と2回目の食事に。
沙絵子のアドバイスで女を磨いた薫子。
関谷からもなかなかいい感じの手応えを貰い、家にまで誘われたのだが・・・。
家の前まで来た時、やっぱり思い出したのは爽太の事。
用事を思い出したと言って帰る事に・・・って、べちゃってこける辺りがもうギャグだわ薫子。
本当いいキャラ~♪
そして薫子は沙絵子と約束した舞台を一緒に見に行く事に。
そこで休憩の合間に尋ねてみる。
「沙絵子さん、幸せですか?
吉岡さんといてしあわせですか?」
「いやな事もありますよ。
けど、楽しい瞬間もあります。
もしかしたらダメになるかもしれないし、やり直せるかもしれない。
でも、少なくとも、もう逃げるのはやめます」
そう言って笑顔を見せる沙絵子。
その頃爽太は、最近できたショコラ店の特集をTVで見かける。
そのインタビューを見て、自分も日本の皆さんにボネールに負けない位のチョコをお届けしたいとインタビューを受けた事を思い出した爽太。
翌日、ふらりとその店に行く事に。
すると、そこには六道が!!
どうやらこの店、彼の後輩がオープンさせた店らしい。
このままやめないわよねと六道に問われ、爽太は辞めてしまおうと思っていると言う。
インスピレーションが沸いてこないと力なく答える爽太。
すると・・・。
「だから?
それがどうしたの」
店は今まで一人でやってきたとでも思ってるのか?
どこまでもイラつく男ねと。
「チョコレートが作りたいなら、自分の店に行きなさい」
六道もまた同じショコラティエとして爽太に辞めてほしくはなかった。
そして爽太がショコラ・ヴィを訪ねると・・・なんと店が開いていたのだ!!
どうやらオリヴィエと薫子、そしてまつりが爽太がいない間にも店を開けてくれていたよう。
これからも一緒にやろうという薫子。
「どうしても駄目なの?
何で?紗絵子さんがいないから?
だったら紗絵子さんを奪いにいけばいいじゃん。
私、爽太君が紗絵子さんに恋することに価値があるってオリヴィエに言われたとき分かんないって思った。
そんなの分かんない。
分かりたくないって。
何でだと思う?
好きだからだよ。
爽太君のことが好きだったからだよ。
だから認めたくなかったんだよ。
紗絵子さんなんかいてもいなくても関係ない。
爽太君にはもともとそれだけの才能があるって思いたかったから。
でもホントは分かってた。
紗絵子さんのために作ったチョコレートを初めて食べたあのときから。
紗絵子さんがいるからこそ、爽太君は素晴らしいチョコレートが生みだせるんだって。
私、爽太君にはショコラティエでいてほしい。
あなたが作るチョコレートが好きだから。
だから 紗絵子さんのことも諦めないでほしい。
悔しいけど。
爽太君には紗絵子さんが必要なんだから」
告白と、そして、沙絵子を認め、爽太の背中を押した薫子は、ようやく笑顔を見せる。
オリヴィエに笑顔で告げる。
「始めて自分をちょっとだけ好きになれた気がする」
薫子のいい笑顔♪
そして爽太は・・・またチョコと向き合う事に。
一心不乱に作り上げた沙絵子のためのチョコバー。
それを持って沙絵子を呼び出した爽太。
そして、今ここで沙絵子に食べて欲しいと願い出る。
「おいしいよ」
「でも普通だよね。
沙絵子さんなら分かるよね。
このチョコバーがダメな事」
沙絵子を失った今の自分にはこれが精一杯だと告白する爽太。
爽太は沙絵子のためにショコラティエになった。
彼女がいないならもう辞めようと思った。
「でも・・・違ったんだ。
俺、ずっとあなたのためにショコラを作ってるつもりだったんだけど、いつの間にかあなたが与えてくれるインスピレーションがなしではショコラを作れなくなっていたんだ。
だから、心のどっかで幻想だってことに気付いていながらショコラを作り続けるために、俺自身のために、必死で幻想にしがみついていたんだと思う。
結局紗絵子さんを幸せにしたいとか言いながら、実は紗絵子さんにずっと助けてもらってたんだよね。
でも、いつまでもそれじゃ駄目だよね?
あなたがいなくても自分の力だけでショコラを 生みだせるショコラティエにならないと。
だから沙絵子さんとは・・・二度と会わない。
俺はあなたがいなくちゃショコラが作れない俺とは、訣別しなきゃならないんだ
沙絵子さんが俺にくれたものは、かけがえのないものだよ。
たとえ幻想だとしても、沙絵子さんは俺にとって特別な人だったんだよ。
だから・・・今までホントに・・・ありがとう」
「私の方こそありがとう。
私頑張るから、爽太くんも頑張ってね。
爽太くん。元気でね」
「沙絵子さんも、元気でね」
お互い笑顔で涙をこらえて頷き合い、別れた二人。
「沙絵子さん、俺やっと失恋することができたよ。
これで、本当にお別れだね。
さよなら、沙絵子さん---------」
そして爽太はえれなに会いに行く。
でも・・・沙絵子の事はすべて終わったけれど、えれなに・・・とはいけない。
チケットを返して謝罪しようとした爽太を止めたえれな。
爽太に告白した時に全部もういいかと思ってしまったというのだ。
「だから謝らないでね。
あたしが爽太くんを振ったんだから」
それを受け入れる爽太。
今度の恋のための勉強はできた。
練習はもう十分だと笑顔になる二人。
えれな、最後までいい女だったな♪
そして爽太は--------パリへ行く事に。
誰も見送りには来ない。
「じゃぁ私と付き合う?」
薫子の言葉に固まる爽太。
でもそれは冗談だって大笑いで吹き飛ばしてくれる薫子。
こちらもいい女♪
ショコラヴィはオリヴィエが中心になって守る事に。
えれなはステージに立ち、新しい自分を見つける。
沙絵子は吉岡とまたやり直す事に。
そして爽太は・・・。
「紗絵子さん。あなたがいない世界はがらんとしていて、俺はまだ方向感覚をつかめずにいる。
どこに行けば新しい景色に出合えるのか、まったく見当もつかないけど、それでも振り返らずに前だけを見て歩いていくよ。
俺は、ショコラティエだから--------」
最後はきれいにまとまった感はあるかな。
特別な事はしなくていいと思うし、「失恋」がメインな話なわけだし。
沙絵子とくっついた時は本当世間的にはえ~!?って状態でしたけど、所詮逃避って話で。
誰得ってオリヴィエとまつりだけって話ですかね。
でも、関谷と薫子もうまくいけば・・・とか思っちゃうけど。
爽太の妄想逞しいくせにいじいじした態度に何度もイライラさせられたけど、何か歪んでないと、彼は彼でなかったんだろうなとか、ある種自己陶酔の世界だなぁと。
ま、今作は何せ沙絵子に振り回されたなと。
石原さとみちゃんが小悪魔可愛すぎた(>▽<)
これはますます彼女の評価は上がりそうだね。
私的には薫子が一番似てる所もあるし共感できたかな。
皆いつかは幸せになってもらいたいところだね。
今後は原作がどうまとまるか?が気になるわ。
次回の月9はなんか色々新企画的な印象ですが、芝居として楽しめそうな気がする!!
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第10話
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